就活生のお悩みに現役採用責任者が応える本シリーズですが、本日のテーマはこちらになります!
【「自己分析」って何から始めればいいの?】
就活と言われて必ずやるべきことに挙がってくるのがこの「自己分析」ですよね。
株式会社マンダムが2020年3月に就活OBに対して実施したアンケートによると下記のような結果となったようです。
- 就職活動で「もっとやっておけばよかった…」と後悔していることは、「企業分析」と「自己分析」!
- 「やっておいてよかった!」就職活動に大事なのは「自己分析」!
参照:『就活中やっておいてよかった!は、「自己分析」が1位!さらに、自分を表現する「身だしなみ」で気を付けたのは服装とヘアスタイリング!』
そんな全就活生が実施すると言っても過言ではない「自己分析」ですが、みなさんはどのように行っていますか?
「自己分析×やり方」で調べてみると多く出てくるのが『「Will」「Want」「Can」』を用いた自己分析です。自分は「将来どうなりたいか」「何をしたいか」「何ができるか」の3軸から考えていく方法ですね。
ただ、私はこの自己分析方法の前に必ずやることがあると考えています。
それは「これまでの自分の深掘り」です。
将来どうなりたいかと聞かれても、それがそもそも決まっていない、不透明という方が多いのではないでしょうか。そして未来は変わりますが、過去は変わりません。だからこそこれまでの自分を深掘って欲しいんです。
その上で絶対行って欲しいことが二つあります。
◆横堀りではなく縦掘りをする
◆その時どう感じたのか?の気持ちを考える
<横堀りではなく縦掘りをする>
これまでの自己分析をする上で必要なのが「横堀り」するのではなく「縦掘り」するということ。
→「横堀り」とは、それとは直接関係のない別のテーマについて掘っていくことです。
→「縦堀り」とは、それについてより詳しく掘っていくことです。
(例)「中学生の時、所属していた部活動で1位をとった」
- 横堀り→部活だけではなく勉強も頑張った、プライベートな時間が少なく恋人ができなかった
- 縦掘り→所属していたのは陸上部、1位を取るために毎日筋トレをした
<その時どう感じたのか?の気持ちを考える>
縦堀りをしていくとさまざまな事柄が出てきますよね。それらについてどんな気持ちだったのか?も必ず考えてみてください。
基本的に記憶は感情と表裏一体です。
「どんな気持ちだったか?」とことある毎に自問自答してみることをお勧めします!
長くなりましたが、とにかく自己分析は「こうなりたい」を考える前に「これまでの自分」から始めてみることをおすすめします!
現在、そんな自己分析をゲーム感覚で実施するワークショップを開催中です!ご興味ございましたら、ぜひエントリーくださいね!