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良い職務経歴書とは?:②英語版

前回は日本語版職務経歴書の書き方の記事に各媒体にて沢山のリアクションをいただき、ありがとうございました!

前回の記事はこちら👇

https://www.wantedly.com/companies/envision-jpn/post_articles/483535

特に「カジュアル面談は気軽に受けるけれども、職務経歴書等の書類作成に取り掛かるのは少し億劫だ」と感じる点に共感するといったご感想を多くいただいています。今回は転職活動スタートに当たり、さらに億劫に感じる方が多いであろう、英語での職務経歴書(以下CV)の作成についてお話しします。


CVと日本語の職務経歴書の1番の違いは、経歴を記載する順番です。日本語では過去の経歴を上に、最新の経歴を下に書いていきますが、英語の場合最新の経歴をトップに、前職をその下に、2つ前の仕事をその下に、という順で記載します。つまり、過去に何をしていたかよりも、今何をしているのかが、最初に目に入るような形になります。2番目の違いは、日本語のように「履歴書」「職務経歴書」のように分かれていないところです。日本語の場合は履歴書には学歴と職歴のタイトルのみと資格、住所等を記載、職務経歴書にはその名の通り職歴の詳細を記載していきます。英語の場合はCVとして名前や連絡先、そして職歴も併せて記載をしていきます。私がCVを作成した際は色々削りながら結局2ページをちょうど使い切るくらいの長さでした。あまり長すぎても読み手は読んでくれないので、日本語同様数枚程度が良いかもしれません。


日本語版の記事でお話しした「情報の取捨選択」に関してですが、英語版でもとても大事です。特に英語はひとつひとつの単語が長く、スペースを使います。詳細にわたって事細かに書いていくとCVではなく英語小説のような長さになってしまうので、載せるべき情報を適切な長さで記載していくことが大切です。また、文章が長くなりすぎること以外に避けたいのは、単語のリピートです。もちろん同じ単語を使ってはいけない、というルールは無いのですが、何度も何度も同じ単語が乱立していると読み手に響く文章にはなりません。例えば、下記の英文を読んでみてください:

As a recruiter, I was recruiting 5-60 people per a year. The recruiting team has 4 recruiters
including myself, and I was a lead recruiter from April 2022.

たった2文ですが、recruit-の単語が5回登場します。決してダメということはないのですが、少し言い回しを変えたり、箇条書きにしたり、類義語を取り入れて読みやすくしたほうがいいですね。次に気を付けたいのが時制です。過去形がよいとか現在形のほうがよいという決まりは無いのですが、過去形で文章を始めた場合、その続きも過去形で、現在形も然り、というように統一性を持たせる必要があります。


例えば前職の経歴の説明で

・hired 30 people per year

・have candidate interviews everyday

・attending offer meetings with hiring managers

上記だと、1行目は過去形なのに2行目は現在形、3行目は進行形になっているので、見やすくするためには

・hired 30 people per a year

・had candidate interviews every day

・attended offer meetings with hiring managers

となります。


絶対的なルールがあるわけではないので、「読み手が読みやすい」CVを意識して作成してみてください!

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