1
/
5

人材紹介からRPOへ

人材紹介会社のリクルーターとして勤務し、その後RPOへ転職。そのメリットデメリットや、それぞれの特徴をお話していきます。今現在人材紹介会社でリクルーターとしてご活躍されている皆様にも、事業会社でインハウスリクルーターとしてお勤めの皆様にも、これからキャリアを考える学生様にも読んでいただけるような内容になっています。

まず人材紹介会社に入社した経緯についてお話します。もともと人が好きで、人と話すのが好きで、自分がメインで活躍するよりも、誰かの成功をサポートしたいと思っていました。そう考えた時に色々な業界職種の面接を受けましたが、「転職」という人生で数回のビッグイベント、人生をガラッと変えられるくらいインパクトのある「転職」をサポートできるこの仕事にとても魅力を感じました。実際に入ってみてどうだったか。あくまでも筆者の個人的感想ですが、良くも悪くも数字と時間に追われる日々でした。「数字を出さなくてはいけない」「月末までに何名の人材紹介をクローズしなければいけない」このプレッシャーが常にありました。プレッシャーがあった方が頑張れる!というタイプの方もいらっしゃりますので、人それぞれです。筆者の場合は、自身のボーナスや会社のターゲットのために候補者へ転職をプッシュするよりも、一つ一つの転職を丁寧にケアして、本当にマッチ度の高い転職になるようサポートしていきたいという気持ちが強くなりました。ここで次のキャリアにRPOを選択した経緯をお話します。

人材紹介会社のリクルーターから次のキャリアを考えるにあたって、2つ検討していました。1つは事業会社の人事部採用担当、そしてもう1つはRPOでした。正直、転職活動開始当時は事業会社の人事の方に気持ちが傾いていました。自分がやりたかった『一つ一つの転職を丁寧にケアして、本当にマッチ度の高い転職になるようサポートしていきたい』ということを確実に経験できる職種だと思います。それなのに何故今RPOとして働いているのか。決め手は下記です。


・RPOでも会社によっては「量より質」の採用を経験できる

・転職回数を増やさずに、外資系大手企業の採用手法を複数学ぶことができる

・複数プロジェクトをこなしていくことで知識/経験が高まる

・常に知見がアップデートされ、次のプロジェクト配属時にまたその知見を活かせる

・配属先が違うRPOとも連携をし、採用の最先端のTipsを集められる


このようなことを考慮し、RPOのメンバーとしてエンビジョンに入社しました。この「量より質の採用」については、配属先のクライアントがそのような採用手法をとっているだけでなく、エンビジョン社内でも、プレイスメント毎のボーナス制にしないことで、「ボーナスのためにとりあえず数を採用する」という気持ちが芽生えなくなります。あくまでもモチベーションは、配属先のクライアントのために「質の高い採用」をして、クライアントの人事だけでなく会社全体に貢献することです。


ではここで、筆者の独断に基づく人材紹介業とRPOの比較を見てみましょう。


【人材紹介業】

量の採用が求められる、数字/ターゲットに追われる、土日でも社用携帯に連絡が来ることがある、何十何百のクライアントを担当する、プレイスした分だけボーナスが入る

【エンビジョンRPO】

量より質の採用が求められる、目標に向かって自発的に動く、土日に連絡はほぼ来ない、配属先のクライアントに入り込む 、プレイスメント毎のボーナスは無い


もっともっと比較できる部分はあるのですが、そろそろ皆様も長い文章を読むのに疲れてきたことでしょう。最後にまとめを少しだけ。


【Envision RPOに向いている人】

・量より質の採用スキルを磨きたい方

・大手外資系企業を中心に、採用クオリティの高いクライアントで勤務したい方

・RPOメンバー同士で情報交換をし、常に採用の最先端に居たい方

・英語力を活かしてグローバルな企業で働きたい方


今回は、人材紹介業からRPOへの転職の経緯についてお話しました。ご質問はもちろん、ご応募もいつでもお待ちしております!

Envision Co., Ltd.では一緒に働く仲間を募集しています

同じタグの記事

今週のランキング