【社員インタビュー】 神奈川県職員からフリーランス、そしてPJT責任者代理へ。キャリアチェンジの成功とエンミッシュで迎えた“最高の今”とは?
小島 健 Ken Kojima
1995年生まれ(29歳) 神奈川県 横浜市出身
教育学部を卒業後、神奈川県職員として5年間従事。大学在学中、自身の出身大学で初めて神奈川県職員採用試験に合格し、難関を突破して快挙を成し遂げる。本庁の消防課に配属され、コロナ禍の3年間、消防本部との調整業務に従事。その後、県立高校へ異動し、2年間にわたり学校運営を支える総務業務を担当。その後、民間スタートアップ企業であるDORIRU株式会社にて、フリーランスの営業職に挑戦。営業未経験にもかかわらず、入社からわずか3ヶ月で200人中トップの成績を達成。現在はエンミッシュにて、BtoBセールス事業部の新規開拓プロジェクト責任者代理として活動中。営業のゼネラリストとして、さらなる成長を目指し、日々研鑽を重ねている。
教職への夢から行政の現場へ—難関を突破し、新たな道を切り開いた軌跡
教育学部から、ファーストキャリアの選択神奈川県庁への志望動機を教えてください。
教育学部を志望した理由は、ハンドボール部の顧問の先生との出会いが、私の人生に大きな影響を与えたからです。技術指導だけでなく、私たち一人ひとりの個性や成長を尊重し、厳しさと温かさを兼ね備えた先生の指導が、私の心に深く刻まれました。仲間と共に汗を流し、勝利や敗北を分かち合う中で得た経験は、私にとってかけがえのない成長の糧となりました。
先生から教わった「自分で限界を設けず、決めたことは最後までやり抜く」という教訓は、私の人生を大きく変える転機となりました。その教えに感銘を受け、私も子どもたちにとって「心の支え」や「道しるべ」となれる存在になりたいと強く感じ、教育の道を志しました。
教育学部に入学後、学びの日々は充実していましたが、ハンドボール選手としても活動を続けたいという思いが強まりました。しかし、部活動の顧問としての責任と、自分自身がプレーヤーとして活動することの両立に難しさを感じるようになりました。そんな中、神奈川県の職員、公務員としてのキャリアに出会い、地域の未来を形作る重要な役割に強い関心を抱くようになったのです。
地元である神奈川県で働き、人々の生活に直接貢献できる行政の仕事に強く惹かれました。また、当時予定されていたオリンピックやラグビーワールドカップといった国際的なイベントに関わることで、地域の活性化に寄与したいという思いが高まり、最終的に神奈川県庁で働く道を選びました。
大学時代は、学業、ハンドボール、そして仲間との交流を楽しみながら、非常に充実した時間を過ごしました。その中で、「自分で可能性に限界を設けず、やると決めたら最後までやり抜く」という教訓が、私にとって大きな転機となり、今の自分を形成する大切な指針となりました。
神奈川県職員として、地域の安全と教育現場で築いた信頼と調整力
神奈川県職員での具体的な業務内容、その後の業務について教えてください
神奈川県職員としてのキャリアは、県庁の消防課からスタートしました。新卒として、地域の安全を守るために、市町村間の調整や災害対応など、重要な業務に従事しました。特に、消防署の設備強化や防災意識の普及活動、消防計画のアドバイスに携わり、地域防災の基盤を支える役割を果たしました。
その中でも特に印象深かったのは、新型コロナウイルスのパンデミック対応です。パチンコ店や飲食店への休業要請など、心理的にも非常に厳しい状況での業務にあたり、この経験を通じて精神力が鍛えられました。困難な局面では、単に要請を伝えるだけでなく、その背景や理由を丁寧に説明し、相手の立場に寄り添うことの大切さを学びました。このような真摯な取り組みが評価され、周囲からの信頼を得ることで、業務はよりスムーズに進むようになりました。
こうした経験を通じて、仕事に対する姿勢だけでなく、人や地域との関わり方においても丁寧さが重要であることを深く理解しました。地域の人々と協力しながら、安心できる街づくりに貢献する意義を実感しました。
その後、県立高校の運営支援を担当し、学校施設の整備や教育環境の充実を目指した計画の立案・実施に携わりました。現場での調整力を磨きながら、予算の編成・管理を通じて限られた資源を効果的に配分しました。また、教職員の福利厚生や研修の企画・運営、学校と地域との連携強化にも取り組み、学校活動が円滑に進むようサポートしました。
新卒で神奈川県職員として働く中で、大きな心理的プレッシャーを感じる場面も多々ありましたが、経験を通じて精神力を鍛えることができました。相手の立場や感情に寄り添うことの重要性を学びました。
仕事への取り組み方だけでなく、人や地域との関わり方についても深く学びました。地域の人々と協力し、安心できる街づくりに努めることの意義を理解し、積極的なコミュニケーションの重要性を痛感する貴重な経験となりました。
安定を手放し、未知の挑戦へ—神奈川県庁からベンチャーのトップセールスへ。
神奈川県の職員(公務員)から、フリーランスの営業職を選択した理由を教えてください
神奈川県職員としてのキャリアは、安定した職場環境と明確なキャリアパスを提供してくれました。しかし、次第に心の奥底で「このままで本当に自分が望む豊かさを手に入れられるのだろうか?」という疑念が芽生え始めたのです。確かに、県職員としての仕事には大きなやりがいがありましたが、その努力が給与や評価に直結する機会は限られていました。そのため、「自分の頑張りが直接報酬や成果に結びつく仕事がしたい」という思いが徐々に強まっていきました。
そんな折、幼なじみの岡田さんが勤めるDORIRU株式会社の話を耳にし、営業職への興味がさらに膨らみました。岡田さんは成長著しいベンチャー企業で働いており、その努力が明確な成果として評価されていたのです。彼の話に触発され、「安定した職を手放してでも、新たな挑戦と、それに伴う達成感を得たい」という強い欲求が芽生えました。安定を捨てることで、より大きな成長を手にできると確信したのです。
この決断には、これまでの経験が大きく影響しています。公務員試験においては傾向を徹底的に分析し、計画的に勉強を進めた結果、神奈川県職員に合格しました。また、県庁の消防課や県立高校での職務経験を通じて、「未知の分野でも、やると決めたことは必ずやり遂げる」という自信を養ってきました。これらの経験が、未経験の営業職でも成功できるという確信へと繋がったのです。
まずはカジュアルな面談を重ね、気になる点を徹底的に確認した結果、フリーランスとしての道を選ぶ決意が固まりました。神奈川県職員からフリーランスの営業職へと転身するという大きな決断に際しては、家族から「県職員として残ったほうが良いのでは」という助言もありましたが、それでも私は「この道を選んだからには、家族に心配をかけないよう、さらに一層努力しよう」と心に誓いました。
民間の事業会社でのフリーランス営業職の具体的な業務内容を教えてください
ベンチャー企業のスピード感に適応することは、想像以上に困難でした。行政で培った文化や慣習とのギャップに直面し、毎日が新たな挑戦の連続で、自分の限界に挑む日々が続きました。事前の情報では予測できなかった課題も多く、戸惑いながらも新しいツールに慣れるまでに時間を要しました。
そこで、当時トップセールスだった岡田さんに積極的に相談し、彼の成功ノウハウを学ぶことにしました。また、誰よりも早く出社し、1日150件以上の電話をかける目標を設定し、それを実行することで自分を磨き続けました。先輩方のコール内容を分析し、スキルを盗みつつ、翌日には新たなアプローチを試み、成果を上げることで勝ちパターンを見出しました。
公務員時代に培った経験や知識も大いに役立ちました。ハローワークの情報を活用し、人事や採用担当者の名前が記載されたデータを基にターゲットリストを作成し、的確なアプローチで着電率を大幅に向上させました。具体的には、企業ごとにパーソナライズされたメッセージを作成し、効果的な電話営業を展開しました。事前に準備された内容により、担当者の興味を引き、適切な提案ができるようになった結果、営業プロセスが効率化され、成約率の向上にもつながりました。この戦略的なアプローチにより、他の営業担当者との差別化を図ることができました。
その結果、入社からわずか3ヶ月で社内トップセールスとなり、最短でスーパーバイザーに昇進しました。昇進後は、得たノウハウを他のプロジェクトチームと共有し、会社全体の成果向上に貢献しました。行政で培った経験と新たな挑戦が見事に結びつき、会社全体に大きなインパクトを与えることができたと確信しています。
刺激と成長が詰まった、エンプロイーサクセスを体現するメンバーが揃う場所
エンミッシュへ転職した理由、河原さん(社長)への印象を教えてください。
エンミッシュへの入社を決意した背景には、役員の健太郎さんや元同僚の岡田さんからの勧めも大きな要因となりましたが、私の心を動かされたのは、初めて河原さんとお会いしたときのことでした。河原さんは、社長としての高い視座と現場のリアルな感覚を見事に融合させ、誠実かつ具体的にお話しくださいました。その言葉からは、社員一人ひとりの成長を真摯に考え、現場を重視する姿勢が強く伝わってきたのです。
エンミッシュの事業には、徹底した顧客視点と高い当事者意識が根付いています。河原さんは、顧客のビジネスを深く理解し、その視点を社員にも求めています。顧客のビジネスモデルを丁寧に分析し、課題を抽出し、最適なソリューションを提供する過程には、惜しみない時間と労力が注がれています。これは単なる売上の追求を超え、顧客の成功を共に目指す強い責任感の表れだと感じました。
さらに、河原さんのビジョンには、日本全体の競争力向上への貢献という大きな目標も含まれています。顧客企業へのノウハウ提供や成功事例の共有を通じて、企業間の情報格差をなくし、日本の競争力を高めようとするその姿勢には、深い尊敬の念を抱きました。私がエンミッシュへの入社を決意したのは、河原さんのリーダーシップと人間性に深く感銘を受け、そのもとで成長し、企業の発展に貢献できる人材になりたいという強い思いからです。
入社後も、河原さんのリーダーシップに対する敬意はさらに深まりました。Salesforceでトップセールスの経歴を持ちながらも、常に謙虚であり続けるその姿勢は、非常に高い視座と広い視野に裏打ちされています。そんな河原さんのもとで、世界をリードする企業のノウハウを学べる環境に身を置けることに、私は非常に幸運を感じています。
また、エンミッシュでは社員への還元や細やかな心配りも徹底されています。たとえば、8月には社内にかき氷屋さんを招いて皆で楽しんだイベントがありましたが、こうした配慮の一つひとつが、働きやすさと満足度を大切にする会社の姿勢を象徴していると感じました。
月末に行われる締め会では、河原さんを中心とした経営幹部の企画によって、社員全員が集まり、仕事の成果を振り返りながら共に盛り上がる場が設けられています。カジュアルな交流を通じて、社員同士の絆が一層深まります。仕事は厳しいこともありますが、こうした場を通じて社員の成長やチームの一体感が生まれています。
BtoBコンサルティング事業部での現在の仕事内容を教えてください。
入社してわずか2ヶ月ですが、すでに多くの成長と発見を経験しています。日々の業務は単なるルーチンではなく、新たな挑戦とともに自己成長の場となっています。
エンミッシュは、まだ成長過程にあるスタートアップです。未完成な部分があるからこそ、仲間と共に創り上げていく楽しさがあり、改善を繰り返しながら進化していくプロセスに大きなやりがいを感じています。未知の領域への挑戦は、私にとっての活力源であり、会社と共に成長している実感が日々の充実感を高めています。さらに、新しいメンバーの育成や組織内のナレッジ共有にも積極的に関わりながら、自らのプレーヤーとしての成果にもこだわり、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献することができています。この経験は、私にとって非常に価値のあるものです。
現在、インターン生や新入社員にテレアポを任せつつ、自らも商談や契約の実務を担当することで、営業活動への理解を深め、スキルの幅を広げています。新規事業の立ち上げ当初は商談がうまくいかず苦戦しましたが、先輩方のサポートのおかげで、状況が改善され、新規顧客の獲得にも手応えを感じています。今では、チーム全体が一丸となって勢いよく前進しているのを実感しています。
執行役員でもあり、事業部責任者である健太郎さんには、忙しい中でも常に気にかけていただき、丁寧に向き合っていただいています。また、SalesforceでシニアBDRを経験した平島さんから直接学べるノウハウは非常に貴重で、論理的で的確なアドバイスが私の成長を後押しし、スキルアップにつながっています。平島さんのような顧客や仲間から信頼を得る力は、私が目指す理想像です。そして、親友であり最高のライバルでもある岡田さんの存在が、私にとって大きなモチベーションとなっています。
今後の目標としては、個人として営業活動において顧客管理、商談、インサイドセールスなど幅広いスキルを磨きたいと考えています。また、組織としては、BtoBコンサルティング事業部を将来的に200人を超える大規模な営業チームへと成長させることを目指しています。
岡田君は、良きライバルであり、最高のパートナー、そして信頼できる仲間です。プライベートでは、ハンドボールやショッピングを一緒に楽しむことも多く、彼との出会いはかげがえのないものです
お客様の売り上げや利益にインパクトを与え、市場シェアを確立し、継続的な成長を目指します。お客様の課題解決に真摯に取り組み、業界で信頼される存在として成長していきます。
入社されてから、実際に感じられたエンミッシュの会社の雰囲気について教えてください
エンミッシュは、Salesforceを中心としたSaaSシステムの構築・運用、DXコンサルティング、BtoBセールスコンサルティング、BPO、インターネット広告など、幅広いソリューションを提供し、企業の飛躍的な成長を支援しています。私たちは市場での存在感を強化し、価値を提供しながらシェアを拡大するために全力を尽くしており、共通の目標に向かって全員が一丸となって取り組んでいます。この強い連帯感がチーム全体の士気を高め、各メンバーが自らの役割を超えて貢献しようとする原動力となっています。
トップの河原(社長)さんは、現在のスキルの有無よりも、顧客に真摯に向き合い、自己研鑽を続ける姿勢を最も重視しています。自己成長とチーム全体の成長を同時に追求できる環境は、チャレンジ精神を持つ方にとって理想的な職場環境であり、これがエンミッシュの魅力の一つです。そのため、「素直さ」「柔軟性」「報連相」「わからないことを聞ける姿勢」「目標達成意識」のいずれかに当てはまる方は、より一層弊社の環境とフィットしていると感じています。
また、働く環境も充実しており、週に2回のリモートワークやWeWorkの利用などがその一例です。WeWorkでは、集中して作業できるPhoneブースや、自由に楽しめるコーヒーやお茶が常備されており、一定の時間以降にはアルコールも提供されるため、業務終了後にビールを楽しむこともできます。快適な環境で意欲的な仲間と共に過ごす日々が、仕事へのモチベーションをさらに高めています。
さらに、月末には河原さんを中心とした経営幹部の企画による締め会があり、社員全員が集まり、共に盛り上がる機会が設けられています。前回の納涼船でのイベントでは、船内での飲食や交流を通じて、社員同士の絆が一層深まりました。毎回、河原さんの社員思いの企画力には驚かされます。
私たちが目指すのは、取引先様の成長に全力で取り組むと同時に、その過程で仲間や自身の成長を楽しみ、喜び合える最高のチームを作り上げ、それをさらに広めていくことです。だからこそ、今が私にとっての「最高の連続」です。私たちと共に、最高の環境で働きましょう!
私たちが目指すのは、取引先様の成長に全力で取り組むと同時に、仲間や自分自身の成長を楽しみ、喜び合える最高のチームを作り上げ、その輪を広げていくことです。六本木、アークヒルズタワーで、共に最高の環境で働きましょう!
私のライフワークの一部をご紹介します。現役のハンドボールプレイヤーとして、仲間と汗をかく充実感や、子供たちとの触れ合いを通じて多くを学んでいます。これらの経験がビジネスの場でも活かされ、チームワークやリーダーシップの重要性を実感しています。
仕事とスポーツの両立は決して簡単ではありませんでしたが、充実感を与えてくれました。ハンドボールを通じて得た新たな視点やエネルギーが、仕事にも好影響をもたらし、良い循環を生み出していました。
練習や試合を通じて、仲間と共に汗を流し、勝利や敗北を分かち合った経験は、私にとってかけがえのない財産であり、成長の糧です。子供たちにも、この経験を通じて大切な財産を築いて欲しいという思いで、接しています。
ビーチハンドボールは、ジャンプシュートやスピンシュートなど、空中でのアクロバティックなプレーが魅力です。砂の上では思うように動けないため、仲間とのコミュニケーションや戦術が重要で、チームワークを通じて一体感を味わえます。このスポーツの楽しさを一緒に共有したい方、ぜひ一緒にプレイしましょう!
こんな方がおすすめーーーーーーーーーーーーー
- 創業フェーズを楽しめる方
- コミュニケーションを大事にできる方
- チーム優先の考え方をできる方
- 素直な方