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TVCM放映に向けてエンジニアが対応したこと

昨年11月、12月に引き続き、1/10に放映した新CMでは、BUYMAのサービスの最大の強みである「世界中のパーソナルショッパー(出品者)に商品を買い付けてもらえる」とい う点をご覧いただけるよう、パーソナルショッパーが、実際にアイテムの買い付けを行う場面を臨場感溢れる映像でご紹介しました。

TVCMを行うと、通常の5~10倍程度のアクセスがあるため、エンジニアチームは負荷対策を入念におこなう必要があります。今回のTVCMでは、BUYMAサイト上の期間限定セールと連動し、iPhone/AndroidアプリやLINEのプッシュを活用したクーポンキャンペーンも同時開催したためマーケティングチームとより緊密な連携が必要となりました。今回のようなTVCMプロモーションを行う際の対応についていくつかご紹介したいと思います。

CDN(Akamai)の導入

現在、BUYMAのインフラ環境はオンプレミスからAWSへ移行中という段階です(まだオンプレで動作する部分がほとんどです)。そのためインフラ的な拡張性が十分ではない部分があるため、急激なトラフィック増加時のシステム負荷軽減対策のためAkamaiを導入しています。従来から画像、CSS、JS等の静的コンテンツは常時CDN経由で配信していましたが、AkamaiによってHTMLなどの動的コンテンツもCDNから配信可能になりました。これによりデバイスやユーザーごとに異なる内容を出し分ける動作や機密性を保ちながらキャッシュを導入することができ、大規模なトラフィックにおいても快適な利用環境を提供することができています。

DBの負荷対策

高トラフィック時にユーザへの影響を少なくするためにはDBへの負荷を極力下げる必要があります。様々なリソース上の制約がある中での対応として、CMのオンエア時間帯だけサイトの機能を一部制限してDBの負荷を下げるという対応をおこなう場合もあります。「どの機能をどのように制限するか」については非常にセンシティブな判断が要され、過去のCMでの実績を踏まえつつ運営チームとも相談しながら対応を決定します。また、TVCMと同時にアプリやLINEのプッシュ通知を行うとアクセスがさらに跳ね上がるため、マーケティング担当者と事前に綿密なスケジュールを組み、当日のインフラ負荷も見ながら最適なタイミングでプッシュ通知を行うなどの対応もしています。その他の様々な負荷対策の対応についても、施策を重ねるごとにPDCAを繰り返し、BUYMAならではの負荷対策の知見を蓄積しています。



ユーザ数と事業規模が急拡大しているWebサービスの開発においては、常に様々な制約があると思います。その課題を自分たちの技術や知見を活かしてどうクリアしていくかが、自社サービス開発に携わる醍醐味だと思います。BUYMAでは今後もインフラの増強を推進していきます。世界中のユーザが利用する大規模サービスかつ積極的なプロモーションを行う自社サービスの開発に携わりたい!技術志向の仲間と切磋琢磨して技術を伸ばし続けたい!そんな仲間を大募集しています。

少しでも興味をもっていただけましたら、ぜひお気軽に話を聞きにきてください。まずはSkype面談でもOKです!お待ちしています。

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