人生の絶頂で味わった挫折と、ENIとの出会い。

はじめまして。エンジニアネットワークの山口です。主婦２年目です。

つい２週間前にエンジニアネットワーク株式会社へ入社し、採用企画チーム コアスタッフとして仕事をスタートさせました。今回は私が人生の絶頂で味わった挫折と、その後エンジニアネットワークと出会い、惹かれていった理由を書きたいと思います。はじめましての書き出しにしては重い内容ですが、読んでくだされば嬉しいです。

私は専門学校を卒業後、４度の転職を経てオフィス機器の商社へ中途入社しました。職種はざっくりな営業事務で、手を上げれば様々なことに挑戦させてくれる企業でした。夢中になりあっという間に時は過ぎ、７年目を迎えた年に、結婚と昇進というビッグイベントを同時に経験することになりました。普通なら幸せの絶頂だったと思います。私はというと、少しずつ違和感を感じ始め、次第に悩む姿を隠せない程になりました。よくある、仕事と家庭の両立。

私は不器用で真面目過ぎる性格だと自覚しています。昇進と結婚に大きな責任を感じるのと同時に、私に大きな変化が起こりました。それは、”結婚が私の中の優先順位を変えたこと”でした。これまでずっと仕事が一番でした。友達や恋人より仕事、睡眠より仕事、休日はあってもなくてもいい。そんな私の”一番”が、家庭になってしまいました。この変化が違和感を感じた一番の原因であり、またそんな自分にかなり戸惑いました。ただの怠慢なんじゃないか、結婚に浮かれてるのか、仕事で成果を出せないことへの逃げなんじゃないか。

悩んだ挙句一度仕事から離れることを決めましたが、これまで一番だと信じてやってきたことを捨てることは、とても怖かったです。自分の価値がなくなる気がして、不安で仕方がなくなる時もありました。

仕事から離れてからは、私の一番になった家庭のことに全力を注ぎました。日々の生活に納得し始めてはいましたが、やはりどこかでこのままで良いのかなという思いがありました。働くことを決意したわけでもないのに、なんとなく頻繁に求人情報は見ていました。

そんな中、たまたまエンジニアネットワークの採用企画の求人を見つけました。募集情報には「主婦の復業をテーマとした新規事業」という言葉がありました。その言葉を見た時、私の中でモヤモヤしていたものが込み上げてくる感覚がありました。主婦になってみて、思いっきり挫折した仕事との両立。もっと上手くやりたかったのに…という思いが蘇り、そう思っている女性は他にもいるはずだし、私だってこのまま終わりたくない！もっとなんかこう、主婦の世界を変えたい！と思い、勢いで応募しました。

エンジニアネットワークでは「新しい働き方を創る」ことをテーマとし、まずは自分たちがリモートワークやアンバサダー制度をスタートさせています。会社や店舗など決まった場所に出勤する仕事しか知らなかった私は、「そっか、そんな働き方もあるのか」と素直に思いました。もちろん出勤しない働き方をしている友人もいますが、それはある程度特別な人だけができる働き方だと思っていました。当たり前のようにそれを提唱し、多くのリモートワークのメンバーを募集しているエンジニアネットワークで、「もっと上手くやりたかった」という重い気持ちが、ふわっと軽く「きっと、もっと上手くできたな」と、簡単に目の前が開けた気がしました。

そんなエンジニアネットワークが企画している主婦を対象とした新規事業は、この「新しい働き方」と掛け算して、もっともっと多くの私のような主婦が仕事だから体験できるワクワクや感動を味わえるようになると感じています。今、私がここで感じているワクワクが、エンジニアネットワークに惹かれた理由です。

女性は多くのイベントで自分の働き方に躓いたり悩んだりすることがあると思います。結婚、妊娠、出産、介護。私の挫折理由は単なる私のキャパオーバーでしたが(がっかり)、その度に様々な働き方を提案し、繋げていく。そんなワクワクする仕事にまた就くことができて、本当に嬉しいです。やっぱり働くって面白いな！

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