こんにちは。
エンジニアネットワーク株式会社(以下ENI)、タケです。
先日、ENIでは<若手人材の確保>をテーマにしたアイデアソンイベントを開催しました。
それがどのように行われたのか、どんな様子だったのか、そのあたりを紹介してみようと思います。(結構遅くなりましたが・・・)
なんでいきなりアイデアソン!?
現在、人材確保がすごく難しい時代となってます。
例をあげれば、建設、運送、介護、飲食、農業・・・ほかにもあると思います。その中でも若手人材が全く足りていません。
リーマンショック以降の新人の受入れがここ数年間見送られたこと、3Kへの敬遠、少子高齢化など、原因はいろいろあると思います。しかし、逆を返せば人の確保ができればビジネスチャンス。その業界自体は衰退どころか活気が増している業界も多く、ワークボリュームはどんどん増えているわけです。建設で言えばオリンピック、介護で言えば少子高齢化などですね。競合他社との競争に勝ち抜くためには人材確保は必須項目。そのためには既存の方法ではなく、今までになかった画期的な人材確保ができればなお最高。そんな想いで今回のイベントを企画したわけです。(・・・長文失礼)

場所はイベントスペースでは超メジャーなEDITORYさん。神保町にあります。
今回、20代から30代を中心とした色々な業界の方々や、そして採用に関心を持つ大学生さんにも参加して頂きました。
本当に感謝です!
実は参加応募申し込みの時点で、『チームリーダーをしてもいい』というアンケートに、半数以上の人が『はい』と答えてくれていました。皆さん本当に積極的で、もちろんそれ以外の方もイベント前に質問や意見などたくさん話してくれました。
もうこの時点で楽しいアイデアが生まれそうな予感がします!
イントロダクション。
今日のスケジュール確認、アイデアソンとはなにか、そして従来の採用方法、特に中小企業・ベンチャー企業の採用に関する事例やそれに伴う問題点などを中心としたインスピレーショントークをプロジェクターを用いて、私タケウチがMCさせて頂きました。
個性たっぷり自己紹介とチーム分け。
4人1組になるチーム分けを抽選によるランダム形式で組み分けしたのですが、これが偶然的にも同系同士が集まる、なかなか個性ありあまるチームになりました。
それぞれのチームテーブルに集まり席替えも済ませたところで、自己紹介と今回の意気込みをなど、皆さんに発表してもらいました。
アイスブレイク。
これから始まる3時間のアイデア考案の前に、少し頭の準備体操とチーム内でのアイスブレイクを兼ね、『30サークルズ』というミニゲームを取り入れてみました。
このゲーム、はじめての方も多かったのですが簡単なルールです。
あらかじめ30個のマルが描かれた1枚の紙に制限時間 3分でそのマルに少し描き足して何かの絵にし、それをできるだけたくさん描くというもの。
よ~いスタート!
・・・ハイ3分、終了です!
で、できたのがこれ。
Aチーム
Bチーム
Cチーム
Dチーム
なかなか盛り上がりました!
アイデアを多く出す、という点ではアイデアソンのミニチュア版。初対面同士のメンバーでも全員が気軽に参加できるのでオススメです。
そしてその後、いよいよ・・・
 アイデアソン、スタート!
考案時間は3時間。比較的短いアイデアソンですが、ちょうどお昼時ということもあり、サンドイッチやお菓子も用意しました。
そして、やっぱこれがなきゃね!
レッドブル!
たくさん用意しました。
ときどき息抜きに席を外して食べ物、飲み物を補給。
そしてまた席に戻って考案・・・。
皆さん、超真剣です。
はじめは初対面同士、どのような反応になるのか少し注目していたのですが、ホントに今日初めて?っていうくらい終始賑やかに意見出しとディスカッションが行われ、終わりまで会場が静まることはありませんでした。皆さんさすがです!
Syncを使ったミニゲーム。
今回の考案時間は3時間と、少し短いものだったのですが、それでも煮詰まったり意見が分かれたりと心配もしていたので、リフレッシュを目的に、1時間おきに全員参加のミニイベントを取り入れてみました。
ミニイベントの内容は、Wantedlyさんのビジネスチャットツール『Sync』を活用した早押しクイズ。
この『Sync』、かなり便利でUIもキレイ!弊社もリリース当初から積極的に取り入れ、今も社内外でフル活用していますよ。
で、トップ正解者にはその賞品として但馬牛(A5ランク!)のサイコロステーキ!
それがこれ、せーの・・・
どーーーん!
なんと100g1,500円のお肉だそうです。Oh,ゼイタク!!
ひとつずつ丁寧に慎重に焼きながら準備中。そう、失敗は許されないのです。
で、そんなクイズの様子がこちら。
たとえば、
『Q4.バスケットボールのゴールの直径は何センチ?』の問題に・・・
でたっ、13cm!! (正解は45cm)
よく考えれば誰もが回答できるクイズを選んでみたのですが、早さを競う分、逆にその焦りっぷりが絶妙に面白かったです。
そしてクイズのトップ正解者には、こんなお肉食べて貰いました!
1回目。(14:00)
2回目。(15:00)
(あ、同じ人2回いる!クイズ王ですか?)
あwうまそう!!
正解した方々、おめでとうございます!おいしかったですか?
それが終わればまたすぐに考案モードに戻るのですが、このミニイベントがその内容以外にも時間の把握にイイ!と評判でした。ヨカッタヨカッタ!
そして時計は終了時刻の16:00となり3時間の考案タイムが終了。
5・4・3・2・1・ゴーーールッ!
お疲れさまでした〜(> < ;)
実はこの3時間、後のアンケートで「少し短かった」という意見も数人の方から頂きました。
運営でもこの時間設定には少し悩んだところもあり、アイデアを現実的なところまで精度を上げてまとめる課程としてもう1時間位は必要だったのかもしれませんね。次に活かしてみたいと思います。
プレゼン能力の高さに脱帽!
少し休憩を挟んでその採用アイデアをプレゼンして頂きました。
順番はこれも抽選方式で決め、B→A→C→Dチームの順。
Bチーム
Bチームは、学生中心のメンバー構成なので、チーム名は「ANTI ADULT」。
考えてくれた採用アイデアは<ザ・人間関係>。
Aチーム
このチームも、比較的フレッシュなメンバー構成。チーム名は「フルーツボウル」。
考えてくれた採用アイデアは<キャリアアップバー>。
Cチーム
今回参加してくれた中でも、かなり濃い目のメンバーがこのチームに見事に集中しました。チーム名は「C」。シンプル!しかしそのプレゼンパワーに圧倒された方も多かったハズ。
考えてくれた採用アイデアは<コネ遊>です。
Dチーム
一方、こちらも偶然といえば偶然ですが、アダルティーな雰囲気漂うメンバー構成。チーム名は「パンチDeデート」。
考えてくれた採用アイデアは<”D”プロジェクト>。・・・いろいろアダルティーです。
どれも、<若手キャリア>をターゲットにした<画期的な採用方法>というテーマに沿ったユニークなアイデア、とても面白かったです。
この短い時間でここまで良くまとめてくれました。
そして審査員全員が集まり最優秀アイデアチームの選考です。
その結果、選ばれたのは・・・・、
Dチーム! でした。
おめでとうございます!
選考ポイントは、
1)今までに見たことのない<斬新さ>、
2)それが実行出来る<現実性>、
3)中小企業、ベンチャー企業でも取り入れられる<低予算>、
4)その実行準備が<短期間>であること。
この総合ポイントが点が他チームより上回っていました。もちろん、他のチームにも魅力的で面白そうなのもたくさんあり、最終的な決定は審査員の中でも少し意見が割れたりもしました。
で、表彰式。
おめでとうございます!
実は今回、最優秀アイデアチームにはそのメンバー全員に賞金1万円という懸賞をつけてました。何に使うかまでは聞きませんでしたが、アダルティーな使い方か、それとも堅実的なものか、またの機会に聞いてみたいと思います。
そして、プレゼンの時間が少し押してしまった事もあり、全4チームのアイデアについて審査委員長(仮)から総合的な講評。
まだまだイベントは終わらない(交流会)
なんなら、これがメイン!?
このあと、参加者全員で交流会を行いました。
昼前からイベントが始まり、少し長丁場だっただけに真剣に取り組んでくれた顔とは真逆の開放されたギャップに新たな一面が見れました。
最後は自称「古風な人」が、自虐的に”古風な一本締め”(笑
「えー、宴も酣(たけなわ)〜・・・・。」
よーぉぅ、
パンッ!
最後に参加者全員で記念写真。
おつかれさまでした!
またこのようなイベントを企画した際は告知しますので、今回参加された方、またこれを見て次回は参加してみたいと興味を持たれた方、奮ってご参加下さい。
さらにENIでは、今回選ばれたDチームの採用アイデアを(ちょっとアレンジして)実際に運用し、その結果までを追って見ようと考えております。このあたりも是非今後のENIに注目して下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました!