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【社内インタビュー:経営企画部】エンドラインの「縁の下の力持ち」!営業支援~バックオフィス業務を一手に担う社員に話を聞いた

回は、エンドライン株式会社で外回り営業を約2年、インサイドセールスを約2年経験し、現在は事務方としてエンドラインを支える山下栞菜にインタビューしました!

エンドラインとの縁、選んだきっかけ、仕事への取り組み方、今後の会社としての展開について根掘り葉掘り聞いていますので、ぜひご一読ください。


エンドラインとの縁は社長の「のぼり」の話

ーーエンドラインに興味をもったきっかけは社長の「のぼり」のお話だったそうですね。


山下栞菜さん(以下、山下):はい。エンドラインとの出会いは、福岡を地盤とする企業説明会でした。のぼりを立てて出展していたんですね。当時はのぼりや看板を製作・施工している会社でした。そこで社長が「のぼりは歴史の教科書にも出てくるほど、昔から使われているものだ」という話をしていたのが印象的だったのをよく覚えてます。

教科書に載っている昔の合戦の絵巻物を見ると、敵味方を見分けるために、歩兵が背中にのぼりを背負っていますよね。

「確かに!!」と腑に落ちたんです。その話を聞くまでは、のぼりを普段の生活で意識することはなかったのですが、歴史があって日本古来のものであるのぼりが現代でも仕事として成立していることに、気付かされました。

「これ(のぼりを作ること)も仕事なんだ!」という驚きとインパクトがあって、選考を受けたのが始まりです。


ーー合同説明会で、のぼりの話のほかに印象的だったことはありますか?


山下:一次選考から社長面接だったことは、印象的でした(笑)。説明会に社長がいる会社というのも珍しかったかもしれませんが、一次選考が社長面接というのは驚きました。

「履歴書はいらないから、一応スーツで来て」と言われて社長に1対1で面接をしていただきました。


ーー一次選考が社長面接、履歴書はいらない、服装も不問、という他社にはない面接スタイルですが、面接を受けた決め手はなんですか?


山下:他社にはないポイントが「面白い」と感じたからです。「こんな会社もあるんだ

」という興味の方が強かったです。肩肘はらない感じが良かったですね。内定が出るまでには以下の3つのステップがありました。


● 社長面接

● 会社でのSPI・役員面接(二次面接)

● 社内体験・営業同行(三次面接)


3回目の社内体験・営業同行のときに「履歴書を持ってきて」と言われました。今の面接スタイルとはまったく違いますね。

今は社長面接は最後です。ただし社内体験をしてもらうのは今でも続いています。会社の中の雰囲気をみてもらうのは、大切ですから。


半日社内体験と営業同行を通して得た「安心感」

ーー半日社内体験と営業同行を通して、当時どのような感想・印象を持たれましたか?


山下:エンドラインで仕事をする具体的なイメージが沸きました。当時の人事以外の社員さんたちとお話ができたので、入社後のコミュニケーションがスムーズにいきましたね。顔合わせが済んだ環境に入っているので、新入社員にありがちな不安がなかったのは大きかったです。


ーー入社後の新入社員にとって「なじめるか」は最も大きな不安ですが、その不安がない状況は安心感につながりますね。


山下:そうですね。人事の方の説明だけだと具体的なイメージができずにどうしても不安になってしまうものです。エンドラインの場合は、社内体験や営業同行を通じて、社員の方々とのコミュニケーションを取れていたので、社内の雰囲気がわかった状態で入社できるのは、入社を決断するうえで大きな材料になりました。他の会社では、人事以外の社員さんとお話する機会がなかったんです。

「御社の社内の雰囲気について、イメージがわくように説明してください」とは、面接で人事の方には聞きにくいですから、とてもありがたかったですね。


ーー半日社内体験では、今どのようなことをするのでしょうか?


山下:私が選考を受けた時は社員さんと同じ始業時間に事務所に行き、朝礼や事務所の掃除を一緒に行って、営業ミーティングに同席、その後外出する営業社員さんに同行、帰社後社長と人事担当者と一緒にランチ、という流れでした。

現在の半日社内体験もほぼ同じ内容です。〇月〇日に社内体験に来ます、という連絡が事前にアナウンスされて、当日は人事担当が学生にスケジュールを伝えてミーティングに同席したり営業に同行したりします。

学生さんが朝来たときに挨拶を教えたり、掃除の仕方をレクチャーしたり、「今から朝礼するよ」という声掛けをしたり、人事担当以外の社員が積極的に学生さんにコミュニケーションを取ることも心がけてます。


外回りからインサイドセールス、事務まで入社後の幅広い業務経験


ーー入社後は営業を担当されていたそうですね。


山下:入社後は外部の研修をまず受けました。ビジネスパーソンとしてのマナーや営業としての基礎を学びます。夏以降は既存のお客様を対象とした営業に従事しました。当時は外回りがメインで、日中は会社にいることがありませんでした。しかし営業の仕事は外回りだけではないんですね。アポ取りや資料の準備、整理など会社にいてもやることは山積みでした。完全にオーバーワークでしたね。

さすがに身体がもたないので「社内のやり方を変えよう」という話が、私が2年目のころに出ました。つまり外回りの営業と社内で営業サポートするインサイドセールスのメンバーに分けることになったんです。

そこで私は外回りの経験はあるから、とのことでインサイドセールスに回ることになりました。


ーーインサイドセールスのときは、どのようなお仕事をされていましたか?


山下:営業が外回りをしているあいだにできない仕事をやっていました。外回りの営業のフォローをしつつ、遠方のお客様からの問い合わせに対応する、といったことです。インサイドセールスは2年ほどやりましたね。

新型コロナウイルス感染症の影響が出始めたころに、営業から事務方に部署異動になりました。ここ3年は「総務・会計・事務」を担当しています。


ーー幅広い業務を経験されていますが「好き」な業務はありますか?


山下:営業はお客様とさまざまな話ができて、楽しいな、と思っていました。役に立てると「ありがとう」と言ってもらえますし。事務方への異動も希望したわけではなく「向いているのでは」ということで、話が来たんですね。お客様と接する機会はほとんど無くなりましたが、どう効率的に作業をこなすか考えながら業務やタスクと日々格闘してます。


結果として事務方の仕事も営業も、どちらもそれぞれ良いところ、好きなところがあります。「使う脳みそが違う」ので、それぞれやりがいがありますね。


バックオフィス業務のやりがいは「数字が見えやすくなるところ」


ーーバックオフィス業務のやりがいをどのように感じておられますか?


山下:直接お客様からの感想を聞くことはありませんが、営業のフォローをすることで営業からお客様の話を聞くことはできます。良い感想を聞くと嬉しいですね。

また会計業務にも携わるので、これまで営業に関連する数字しか見てこなかったところが、会社全体の数字が見えるようになってきました。

「なぜこの数字を達成しなければいけないのか」がわかるようになることで、会社を成長させるために売上目標を達成する意味であるとか、社長の言葉がより理解できるようになりましたね。

会社の数字に関して、より広い視野を持てるようになったことで、仕事のモチベーションが持てるようにもなりました。


ーーバックオフィス部署への異動をオファーされたときはどのようなお気持ちでしたか?


山下:びっくりしたのが一番大きかったです。営業から外れることを考えたことがありませんでしたから。ただ営業以外の仕事をすることには自分でも意外でしたが抵抗がなく、「そう言ってもらえるならやってみようかな」と思いました。

まったく異なる業務ではなく、半分営業にかかわれることも、抵抗がなかった理由かもしれません。どんな仕事もやってみないとわかりませんから。


就職活動をしているときは、事務方の仕事について「変わり映えしない」印象があり、だからこそ営業の仕事を志していました。しかし実際に事務として仕事をしてみると「変わり映えしない」わけではありませんでした。会社規模も関係しているでしょうが、事務と言っても営業事務、総務関係、会計経理業務と幅広く担当しているので作業効率を考えて、まるでパズルを解くようにスケジュールを組むのがやりがいのひとつです。


ーー経理の仕事をされるうえで、簿記などの資格はお持ちでしたか?


山下:経理関連の資格は持っていません。数学や経理は得意ではなく、数字をみる仕事はむしろ避けていたんですね。だから「向いている」と言われたときは驚きがありました。

ただやってみると、数字は合わなくてはいけませんし、合わせなくてはいけません。「答えがある」仕事なので、ゴールがわかりやすく取り組みやすい側面があることがわかりました。簿記の資格がなくても仕事をすることは、可能ですね。


エンドラインの社員に必要なのは「チャレンジ精神」

ーーバックオフィスの仕事をエンドラインでするうえで、どのような心構えが必要だ、と思われますか?


山下:経理関連の資格はあったほうがいいかもしれません。とはいえ私も資格を持っていないので、やる気があれば仕事はこなせます。エンドラインの社風としても「何事にもチャレンジする」のは推奨されるところですので、バックオフィスに限らず「資格はないけれど、チャレンジしたいです!」という姿勢は、歓迎されるところです。


ーー経験したことがない業務に携わることに不安はなかったのでしょうか?


山下:不安は少しありました。ただ前任者が会社を辞めるわけではなく、部署を交代するのみだったので、わからないところがあればすぐに確認できる環境だったんです。しばらくは引継ぎもかねて一緒に業務をしていました。

それぞれ別の仕事をするようになってからも、適宜質問していました。もし「前任者が辞めるまでに完璧に業務を覚えなければいけない」という状況になっていたら、もっと不安は大きかったと思います。


エンドラインでは「マルチタスクをこなすスキルが身につく」


ーーエンドラインの良いところとして「マルチタスクが身につく」と回答していただきました。具体的にはどのようなスキルですか?


山下:エンドラインはまだ規模が小さい会社なので、一人一人の業務が固まっていません。「マルチタスクが身につく」、「ゼネラリストになれる」というよりは「マルチタスクでこなさなければいけない」、「ゼネラリストにならざるを得ない」という側面が強いと思います。

ただしこれはネガティブな意味では決してありません。ビジネスパーソンとして仕事をするうえでは必要不可欠なスキルだからです。

たとえばツールひとつとっても、電話、メール、チャットツール、Google関連のツールなど使用するツールは多岐に渡ります。

社内向けタスク、社外向けタスクも日々混在するなかで、それらのツールを使い分けながら自分の仕事を適切に仕分けしつつ、優先順位をつけて毎日こなさなくてはいけません。

その仕事の仕方に慣れるまでは、かなりキツいと思いますが、マルチタスクをこなすスキルが身につくことで、ビジネスパーソンとしても成長できると思います。


ーーマルチタスクをこなすうえで、山下さんが一番利用しているツールは何ですか?


山下:私はチャットツールの「マイチャット(自分だけが使用できるチャットグループ)」を利用してメモを残し、タスクを管理しています。外回りの営業をしていたときは、紙に書き出していましたね。やはりデジタルでもアナログでも「書き出す」ことが忘れないポイントだと思います。

メールを確認した後も、わざと「未読」のままにすることもあります。


社長の臨機応変さには「慣れること」!温かい目で見守る社員たち


ーーエンドラインの気になるところ、ということで山下さん以外の社員の方も社長の思い付きに対しての臨機応変さを挙げられています。山下さんはどのように対応されていますか?


山下:(笑)。ちょっと社長はせっかちなところがあるんですね。打ち出す施策のなかには、効果や利益が出るまでに時間がかかるものもあります。しかし社長は決断が早いので効果がわからない状態で辞めてしまったりするんです(笑)。

なので「社長も社員も臨機応変に動ける会社」だと考えていただくといいですね。やるにも辞めるにも決断が早いんです。


ーー社長のその「行動力」については、どのように受け止めておられますか?


山下:「そういう人」だと思っています。確かに振り回されたりもしますが、社長が考えていることはすべて「会社の成長のため」です。社員はそのことを十分に理解しています。


今後は「どこまで自分が通用するかチャレンジしたい」も重視するのは「会社のなかで何ができるか」


ーー今後やりたいことについて「今までの経験や得たものがどこまで通用するか試したい」と回答していただきました。どのような業務にチャレンジしたいと考えていますか?


山下:エンドラインに限って言うと経営とデザイン以外は経験しました。とはいえやったことのないことをやりたい、と強く希望しているわけではありません。

会社の規模としても1部署に1人しかいない状態なので、自分がやりたいことを優先したい、とは考えていません。私が別の仕事をする、となったとき「では今自分がやっている仕事は誰がやるのか」と考えてしまいますので。


ただし、今後人が増えてくれば役割分担する必要が出てくるはずです。そうなったときの私の役割は人事管理、いわゆるマネジメント業務なのかな、と思っています。


ーー今の自分に足りないところ、として「マネジメントスキル」と挙げていただいています。人が増えることを想定して学ぶ必要性を感じておられるのでしょうか?


山下:はい。私は今まで部下ができたことがないんです。仕事の振り方や人の仕事を管理する経験があまりありません。ただ人が増えると社歴の長さから、自分が管理する立場になるのだろう、と感じています。だからこそ学ぶ必要がある、と思います。


ーー人材をマネジメントするうえで、社内で参考になる方はおられますか?


山下:副社長の石谷ですね。社長と私たち社員の間に立って、社長の方針をかみ砕いて社員にわかりやすく説明してくれます。また社員の立場からは社長に聞きにくいことがあれば、石谷に聞いてもらうことがあります。

誰かと誰かのあいだに立つ、という仕事では、やはり石谷のやり方は参考になりますね。


一緒に働きたいのは「ポジティブな人」!やる気のある人が活躍できる


ーーどのような人と一緒に仕事をしたい、と思いますか?


山下:前向き、ポジティブな人はエンドラインの社風に合っているな、と思います。


ーーエンドラインに入社することで、身につけられるスキルや描けるキャリアを教えてください。


山下:規模が小さい会社なので「役職に手が届きやすい」という特徴があります。役職にこだわらなくても、新しい企画のリーダーになれる機会は他社よりも多いと思います。やる気があれば、チャンスはいくらでもありますね。


エンドラインに入社したら、まずは営業に配属されます。営業がエンドラインを支える根幹だからです。商品知識も身につけてもらわないといけませんから。営業を経験したうえで、営業を極めるのも選択肢としてありですし、適正や希望に応じて別の部署に配属されることもあると思います。


エンドラインでは3ヶ月に1回、面談があります。その場でざっくばらんに上司と話す時間が取れますので、そのときに異動の希望といった要望を出していただけます。


・・・


エンドラインをバックオフィスという裏方として支える山下さん。さまざまなお仕事を経験するなかで「どうしたら会社を成長させられるのか」を日々考えておられることが伝わってきました。

山下さんと一緒に働きたい!と思った方はぜひ、ご応募ください!

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