なにをやっているのか
エメラダは「すべての人に経済的自由を」というビジョンのもと、2016年6月に創業したフィンテックスタートアップです。
以来、金融機関と中小企業の資金調達コミュニケーションプラットフォーム(金融機関向けにはリアルタイム情報収集データベース・中小企業向けには資金管理ツールとしての性質を持つ)に始まり、金融機関向け与信判定モジュールを開発・提供しています。
当社のビジネスはまだ立ち上がったばかりであり、日本の金融が抱える「遅い」「複雑」「使いにくい」という課題をAIとクラウドを活用して解決し、これまでにない新しい価値を創出していきます。
▼エメラダ株式会社
https://www.emerada.co.jp/
◆エメラダはフィンテックスタートアップとして、Forbes Japanからは“top 50 startups”に選定され、金融庁からは“top 10 AI service providers in the field of finance”に選定、Japan Financial Innovation Award 2020での受賞や東洋経済の“top 100 startups”に選定されています。
■「 Emerada Cash Manager」
銀行法の改正により日本において普及が進んでいるオープンバンキングAPIを活用し、中小企業の保有する口座情報を収集することができるプラットフォームです。
金融機関に複数の口座を保有する中小企業の経営者様や経理担当者様にとって、いつでもどこでも日々のお金の動き・残高を一元管理できる「資金管理ツール」であり、金融機関にとっては、顧客企業の情報収集をリアルタイム・正確に行うことができる「リアルタイム情報収集データベース」です。金融機関と中小企業の間で情報共有を行うことで、金融機関と中小企業の資金調達コミュニケーションツールプラットフォームとして活用することができます。
■「Emerada Analytics」
金融機関が保有する膨大なトランザクションデータを活用し、機械学習によって精緻な将来予測を行うことができるモジュールです。
金融機関向けに、機械学習を活用して金融機関が保有する顧客の財務データや口座情報に基づく将来の倒産確率・財務行動予測のリアルタイム分析を提供します。金融機関は、取引先企業の与信・財務行動予測をリアルタイムで把握でき、与信管理、営業推進等の様々な用途に活用することができます。
なぜやるのか
◆日本の金融の「遅い」「複雑」「使いにくい」を解決したい
エメラダの社会的役割は、日本の金融をアップグレードし、360万者を超える中小企業や、1670万者を超える個人事業者に潤滑油を与えることです。
日本の従業員一人あたりが生産する付加価値額は先進国7か国の中で最下位と言われています。
国内の99%が中小企業であるにもかかわらず、労働生産性が大企業の半分未満であり、中小企業の開業率・廃業率も先進国7か国の中で最下位であるためです。
そして、成長しようとする企業が必ず必要とするものは資金です。
エメラダは中小企業の可能性を拡大するため、「早く」「シンプルに」「使いやすく」資金が循環するプラットフォームを構築します。
どうやっているのか
◆少数精鋭のチーム
経営者としてスタートアップの立ち上げ~エグジット経験のあるエンジニアや、ゴールドマンサックス、メガバンクや大手証券会社出身の、金融のプロとしての経験を持つビジネスメンバーと共に、ユーザーの声を聴きながら、プロダクトストーリーを実感した上で事業開発をしています。
そして、ガラパゴス化してしまった日本の金融の課題を深く理解し、切磋琢磨しながら事業開発をすることで、個々人の成長と社会へのインパクトを実感し皆働いています。