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必要なD2Cを増やす
ビジネスはもちろん大切。 ただ、どうせやるなら世の中の課題を解決していくものをやりたい。 売上や利益も大事だがあくまで結果。 目的は別のものにしたい。 そういったD2Cを少しでも増やしたい。 それが僕らの考え方です。 現在、敏感肌で悩むこどものためのスキンケア「nico」(にこ)、健康不安のある猫のためのおやつ「neco-ri」(ねこり)、アトピー女子専用メイクブランド「moncygne」(モンシーニュ)を企画運用すると共に、クライアントに対してのD2Cコンサルティングも行っています。
価値観
ビジネスは大切。ただ、どうせなら動機のある商品をやろうという考えです。こどもスキンケアブランド「nico」は代表自身のこどもが皮膚科でアトピーと言われたことがきっかけで開発したブランド。子会社で企画運営する、猫のための健康おやつブランド「neco-ri」(ねこり)も、代表自身の飼い猫が動物病院で腎やぼうこうの不安を指摘されたことがきっかけです。現在、代表だけではなく、社員も自身の背景から新しい化粧品ブランドを開発・進行中です。「その商品に背景があるかどうか」はこれからますますポイントになると考えています。
「社長室」や「稟議書」はありません。何かを決めるための特別な決まりごともありません。また、社長が数字だけを見て事業や社員を管理する形ではなく、社長自身も1人のプレイヤーとして、担当者として事業に取り組んでいます。業務日報もいりませんし、業務報告会のようなものも、決まったものはないです。必要に応じていつでも話せますし、相談できます。
まだ人数が少ないこともありますが、社長でも社員でも分け隔てなく話す、相談できるような環境です。社員が仕事をして、社長がそれを評価するという関係性でもありません。一緒に考え、一緒に動いていく中で自由にコミュニケーションをとっています。
こどもスキンケア「nico」をはじめようとしたとき、周りのほとんど誰も賛成してくれませんでした。猫の健康おやつ「neco-ri」のときも、周りは疑心暗鬼で様子見。どちらも、もしそこで周りの声を気にして、失敗をこわがっていたら今はなかったはずです。また、エレファントの広告クリエイティブのノウハウも、代表自身の何百回というテストの失敗の上に成り立っています。特にエレファントが大事にしている「企画」や「クリエイティブ」において、失敗の数こそが成功の源泉です。
業務的な知識やスキルは「身につけていくことができる」ものと考えています。「自分自身の背景」「動機」こそお金でも努力でも手に入れにくいものです。エレファントは「スキル」「知識」「経験」以上に、本人の「やる気」「情熱」「動機」を重視しています。
「他とおなじことはやらない」ことをポリシーにしています。また、「単にお金やビジネスだけを目的とした商品は開発しない」のも方針です。売上だけを考えればもっと楽に成立できた環境があった中で、あえて「こどもスキンケア」や「猫の健康おやつ」という、成果の約束されていない、見えない事業にチャレンジしてきました。「売れている商品」や「売りたい素材」を売るのではなく、「自分に動機があって」「他にはなく」「必要とされるはずの商品」を企画・提案していくことを信条としています。