こんにちは
株式会社ネッツの平山です
今回は、ネッツの仕事紹介をしたいと思います
第一弾は、私が所属する点検チームが行っている点検作業について紹介します
主に弊社で行う点検は主に「自家用電気工作物」が対象となっています
では、自家用電気工作物とは?
電気事業法という、電気事業および電気工作物の保安の確保」について定められている日本の法律がありその中で以下のように定義されています
「電気事業の用に供する電気工作物及び一般用電気工作物以外の電気工作物」
これだけじゃ何かわからないですよね・・・
具体的に言うと
① 「電力会社より600Vを超える電圧で受電して電気を使用する施設」
② 「発電設備とその発電した電気を使用する設備」が該当します
簡単に説明しますと・・・
① は普段皆さんが使っているコンセントなんかの電圧は100Vです。
電気をたくさん使う施設(工場やショッピングセンター、スーパーやコンビニなど)では
高圧といわれる6600Vなどで受電し、色んな設備に使用できるようにその施設で変圧し、使用できる電圧に変換しています。
そのような施設を、高圧受変電設備といいます
② は文字の通りなんですが・・・
停電が起きた際に、自動で発電機が始動し電気を送り、復電(停電が解消)されたときに自動で発電機をとめるような設備です
弊社では主にディーゼル発電機(トラックに搭載されているようなものです)の点検を行っています
では次に点検とはどんな事をするのか・・・?
というところですが
① では実際に電気を止めます。
電力会社と連絡を取り、一時的に電気を止め、受変電設備の内部の機器の清掃や破損・焦げ・過熱の跡などが無いかなどの検査。
継電器と呼ばれる何か問題が起きた時に異常を見つける保護装置の試験
電気を送るケーブル等から漏れが無いかを調べる絶縁抵抗測定
模擬的に異常を出して警報を発報させる試験や、
電力会社から電気を受け取るために設置されている電柱・電柱の上に設置されている機器の点検(実際に電柱に上ったりしています)などを行います
点検項目は、電気事業法により定められており、お客様から指示いただいた内容で点検を行います。
また、点検中は停電状態となるので長い間切ることができないものに仮設で電気を送る作業も行っています
② ではディーゼル発電機が自動で動かないようにロックしてから
エンジン・発電機の点検作業・エンジンを始動させるための蓄電池の計測・点検
① と同じようなことですが、絶縁抵抗測定や継電器の試験を行います
また、実際に発電機を起動させている状態で、模擬的に異常を出してエンジンが停止するかなどを見る警報試験も行います
最後に、自動で起動停止する発電機は実際に停電状態を作り自動で起動して電気を送るか、
また、復電させた際に自動で発電機が止まるかの試験を行います
① ②共に年次点検というもので年に一回行う点検となります。
点検後は、報告書を作成しお客様にお渡しして1つの現場が終了となります。
1年間稼働していた設備を労り綺麗にして、また1年問題が無く使用できるようにと想いを込めて作業を行っております
もっと詳しい内容が知りたい・現場を見学したいと思われる方は是非とも弊社までご連絡ください。
詳しい説明や現場見学も行っておりますので気軽にご連絡いただけると幸いです。