こんにちは。私はエイムズで民泊やマンスリーなどの宿泊施設の運営を担当しています。
一言で宿泊施設の運営といっても、仕事内容がなかなか想像できないと思うので、今回はその仕事内容を詳しくご紹介いたします。
宿泊施設の運営の仕事は主に3つに分類されます。
1、運営・設備の管理
宿泊施設では、日々お部屋の清掃が発生します。清掃などは専門のスタッフに行ってもらっているので、主にシフトの作成や備品の発注などを行います。清掃の評価がそのままお部屋の評価につながるので、どうすればもっとスムーズに仕事ができるのかスタッフと打合せを行い、改善をしていきます。
設備が壊れたりすることもたまにあるので、網戸の張替えやエアコンの水漏れなど軽度な修繕は自分で対応します。自分で対応できない設備の故障などがある場合は、社内の施工管理と連携して工事の手配を行います。それだけではなく古くなった備品の入れ替えや、汚れた壁紙の張替えの手配などもを行い、快適な宿泊施設の提供をめざします。
そのほかにも、ゲストから質問や要望など日々メッセージが来るのでその対応やレビューのチェックなども行い、ゲストの声をお部屋に反映させていきます。
2、プライシング・売上の管理
年末年始や桜の時期などの繁忙期のプライシングやどれだけ先の予約を受注するかなどの販売戦略を、週に1回会議で設定していきます。それだけではなく、毎日予約がどれくらい入っているかを確認し、予約の入りが悪ければ価格を下げたり新たにプランを作成して予約が入るようにします。逆に予約がよく入る時期は値段を上げて稼働率を調整することも。価格を調整するだけではなく、募集画面の文言や写真を変えるだけでも集客に影響がでるのは、オンライン集客ならでは。
どうにも売上があがらない場合にはインテリアの入れ替えや、時には内装を大胆に変更して売上のあがる部屋にしていくのは、リノベーションを手掛けるエイムズならでは。
自分の狙い通りに予約が入り売上目標が達成できるのが、一番気持ちいい瞬間です。
↑運営して4年たった部屋を内装・家具を変えてリニューアルオープン。
3、新規宿泊施設の開業
新規で宿泊施設を運営することが決まったら、どんなお部屋にするかをインテリアコーディネーターさんと考えていきます。どんなお部屋が人気なのか、売上が取れるのかを提案し、それにそってインテリアを選んでもらい、強度などを考え家具を選定していきます。選定したあとは実際に家具の設置を行いお部屋作りをおこなっていきます。
お部屋作りと並行して、行政に民泊や旅館業の申請を行い許可の取得も行います。消防工事の手配や、近隣住民へ挨拶。許可が取れる目安がわかればオープン日を設定し、運営するのに必要な業者(清掃や産廃)やシステムが必要であればその選定、室内に設置する掲示物の手配など実際に必要なものを詰めていき、逆算してスケジュールを立てていきます。トラブルは必ず起こるものと見込んでスケジュールを立て、計画通りに進ませるのが腕の見せ所かもしれません。
↑今年3月にオープンした民泊施設。
エイムズはリノベーションの会社になるので、内装や間取りなどの設計段階からお部屋作りを考えることができるのが最大の魅力。