はじめまして。プランマネージャーの宮内です。
通常「施工管理・現場監督」と称される職種ですが、物件のプランニングや内装の提案まで積極的に行きたいという会社の意向もこめて、私たちは”プランナー”と呼んでいます。
「施工管理ってよく聞くけど実際何やってるの?」とよく聞かれるので、今回は私たち”プランナー”の業務をざっくり紹介したいと思います。
①受注~現地調査
まずは案件について営業さんからプランナーに引継ぎを受けて、現地調査。寸法や納まりの確認を行い施工図面に落とし込んでいきます。
さてさて、今回の現場は・・・
これは・・・。
よし、ここに住もう。
ちょうど引っ越そうと思ってた矢先、広さも立地もかなり良さそうな物件。
自分達で作ったところに住めるのはいいですよね!ちなみに弊社はクラフト物件に住む場合は補助金も出るし、募集前に契約抑えられるのはかなりの特権。
これは頑張らないと・・・。
②資料作成、各種手配
現調をもとに図面の修正と業者、資材の手配を進めます。「施工管理は段取り八分」と言いますがまさにこの計画段階が重要!入念におさまりを確認して計画を練っていきます。
今回は3点ユニットを1点ユニットに変更。水回りを使いやすく、部屋もなるべく広くとれるように計画します。基本的な間取り計画、仕様は営業さんから依頼されますが、棚の位置や大きさ、照明計画、納まりなど細かいところはプランナーからどんどん提案します。ここが施工管理ではなく"プランナー"たる所以ですね。より良い部屋を作るためにいろいろ考えます。
棚はレンジおけるように奥行増やそうかな、コンセント少ないから増やしてあげようかな、とか。
納まりも大事ですが、生活を想像して計画してあげることも大事です。
それから予算管理も忘れずに。売り上げがなくなっちゃったら意味ないです。限られた空間、限られた予算の中でベストを尽くしましょう!
③いよいよスタート!
準備、手配ができたらいよいよスタートです。
工事は解体から始まります。ここが一番大事で、解体の後に予想外のことが起きることはよくあります。壊せると思ってたものが壊せなかったり、図面になかった配管が出てきたり、、。
恐る恐る解体チェックへ。何も問題起きませんように・・。
と、思ったら終わってませんでした。解体やさん体調不良でまさかの断念。まあ、見たいところは解体出来ていたので良しとしよう・・。
ここで最終的に図面通りに納まるかチェックをして資料を最終化します。とりあえず何もなくてほっと一息。
④工事進捗チェック
ここからは各業者との打ち合わせ、進捗のチェックを進めていきます。一番大きな工事は大工工事になりますが弊社には自社大工がいるので安心して任せられます。特に施工管理の経験が浅いプランナーが多いので大工さんからいろいろ教えてくれるのはとても助かります。自社大工の強みですね。
いよいよ大工工事が終わったら内装工事が始まります。塗装、タイル、クロスそして最後に各種器具付けをしたらクリーニングと続きます。大体1現場につき5回ほど現地チェックに行ってきちんと進んでいるか、図面通りに納まっているか確認します。
⑤そして・・・。
めっちゃ良い・・・。
水回りもかなり使いやすく変身しました!
やっぱり、使いやすく、きれいに収めるのがリノベーションの醍醐味だと思います。うまく言った現場は自分でもかなりテンション上がりますね。
オーナー様にもかなり喜んでもらえました。そして・・・。
「このクオリティなら売りに出せそうですね!」
・・・え?
あれ、俺が住みたかったのにな・・・。
まあ、それだけいいものが作れたってことで泣く泣く諦めました。
ただやっぱり喜んでもらえるのはとてもうれしいですね。
さて、長くなってしまいましたがいかがだったでしょうか?
たくさんの資料の作成や業者との連携、品質や予算の管理などやることは多く大変な業務ですが、それに見合った達成感や経験ができる仕事だと思います。