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アフリカの子どもたちはなんで学校に通えない?【SDGs目標4】質の高い教育をみんなに

こんにちは。営業ハックの大迫です。
本日は「目標4:質の高い教育をみんなに」についてお話しします。

ご存知でしょうか。
日本では、教育基本法によって下記のように定められています。

・すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う。
・義務教育は、これを無償とする。
・保護者は、子女を満6才から満12才まで小学校に、その修了後満15才まで中学校に就学させる義務を負う。
・市町村は、必要な小学校、中学校を設置しなければならない。

(文部科学省HP:第4条(義務教育)より: https://www.mext.go.jp/index.htm)


つまり、日本の国民は15歳までの子どもに対し、保護者は義務教育を受けさせる義務を負い、市町村は学校を設置する義務を負っています。

日本に住んでいるとこの状況がいかに恵まれた環境なのかピンときません。しかし、「サハラ以南のアフリカ地域、西アジア地域、南アジア地域では5人に1人が小学校に通えない1」となるとどうでしょうか。世界では5,900万人の子どもたちが小学校に通えていません(2018年時点)2

日本では多くの子どもたちが当たり前に通っている学校。よほどの理由がない限り、子どもたちは通っています。では、なぜサハラ以南の5人に1人の子どもたちは小学校に通っていないのでしょうか?

その理由は、
 ▷ 教育環境が整っていない
 ▷ 労働力とされている
 ▷ 金銭的理由
 ▷ 必要性がないと判断されている
 ▷ 戦争や紛争
などがあります。
学校に通うことで、文字の読み書き・計算を学ぶことができ、貧困を断ち切ることができます。日本では、当たり前にできることができない子どもたちが世の中にはたくさん存在します。

国内は義務教育が法律で定められているので、望む子どもはすべて通学することができます。通学する義務が与えられれば問題がないか、といえばそういうわけにもいきません。日本では「いじめ」という深刻な問題を抱えており、不登校児童数は5万人を超えます。

それでは、SDGsではどのような内容が記されているか確認していきます。世界でできること、日本でできること、を考えながら読み進めてみましょう。

ターゲット

目標4のターゲットにはこのようなものがあります。

4-1:2030年までに、男の子も女の子も、すべての子どもが、しっかり学ぶことのできる、公平で質の高い教育を無料で受け、小学校と中学校を卒業できるようにする。

4-2:2030年までに、すべての子どもが、幼稚園や保育園にかよったりして、小学校にあがるための準備ができるようにする。

4-3:2030年までに、すべての人が、男女の区別なく、無理なく払える費用で、技術や職業に関する教育や、大学をふくめた高等教育を受けられるようにする。

私たちにできること

パナソニック株式会社は発展途上国に10万台のソーラーランタンを寄付しました。その他にも、企業では様々な取り組みがされています。

では、個人でできることはどんなことでしょうか。

  • 支援団体に寄付をする
  • 本や映画などで学ぶ
  • 学習支援ボランティアに参加する
  • ランドセルを寄付する

興味を持つと自分にできることが見えてきます。

例えば、使い終わったランドセルを寄付できることをご存知でしょうか?ランドセルは特徴的なため、通学生の象徴になります。ランドセルで通学している子どもたちを見ることで、学校に行っていない子どもの親が「自分の子どもにもランドセルで学校に通わせてあげたい」と思うそうです。意外な効果があるようです。

大人の私たちにとって子どもの「いじめ」に直結する関わることは難しいですが、職場では「いじめ」はないでしょうか。インターネット上で見かけることはないでしょうか。メディアが一方的に一人の著名人を責める、といった事はないでしょうか。大人を見て育つ子どもたちにとってこれらはすべて他人事ではなく、繋がっています。子どもたちに背中を見せる、という気持ちを持って暮らしたいですね。

気になる団体や活動があれば、ぜひ調べてみてください。

営業ハックの取り組み

営業ハックの代表笹田は「営業教育の無償化を理想」としています。とはいうものの営業における成功ノウハウは

『営業する相手×自分が所属する会社×営業パーソン×時流・タイミング×商材』

の組み合わせから無数に出てくるため、汎用的な回答がなく完全な無償化は難しいのが現状です。すべてに対応できるコンテンツはないものの、個人向けの営業コンテンツを無償で公開しています。「YouTube 」「ブログ」どちらもコンテンツが豊富なため、よくあるお悩みでしたらご覧いただくことで解決できると思います。

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営業ハックは「営業の悩みを0にする」という、ビジョンを掲げて立ち上げた会社です。 設立当初は「商品が売れる」と「事業が熟れる」を掛けて「株式会社ウレル」という社名でした。ただ諸事情があり、社名を変更することになりました。詳しくは 訴えられました。。(円満解決済) ...
https://hiroshi-sasada.com/blog/sales-education-2/

次週は「SDGs目標5:ジェンダー平等を実現しよう」についてお話しします。
ありがとうございました!

参考資料:*1*2 日本ユニセフ協会(https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/

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