株式会社efitでは、弊社の魅力や社風をお伝えするべく社員にインタビューを実施しています。
今回は、60歳を過ぎてefitに入社した、法務部門の鈴木克(すずきまさる)さんに話を聞いてみました。
大企業とスタートアップ企業の違いから企業法務の仕事内容まで。
色んな事を丁寧に語ってくれたのでご一読ください。
■60代を過ぎても、自分を必要としてくれる企業がある
―――efitに入社した経緯を教えてください
僕はメガバンクで30年弱働いた他今まで合計3つの会社にお世話になりました。
還暦を過ぎて、前の会社を退職したのが2021年の3月です。
「年金生活に入ろう」と思っていたのですが、しばらくしてefitからお声がけがあって、面接を受けたら採用になったので勤めてみようかと。
この歳になってもまだ、自分を必要としてくれる企業があるのは嬉しかったですね。
―――どうしてefitで働こうと思ったんですか?
この歳ですし、勿論知らないことは勉強しますが…。
「いきなり全く違う分野のことをやろう」と思っても難しいんです。
efitは、自分が携わってきた「リスク管理や内部統制」といった守りの仕事が出来る人を必要としていました。
さらに、僕自身為替のディーラーの経験があったのでベースがある。
だから、「この歳でも勉強しながらやっていけるかな?」と思いました。
―――創業4年目のスタートアップに入社するのは、勇気がいる決断でしたか?
スタートアップの会社は、私が今までいたような大企業と比較すると、「将来的に安定するか分からないリスク」があるかもしれません。
反面「大いに伸びしろがある」所に魅かれる方も多いでしょう。
僕自身はシニア世代ですので、安定性よりも「自分の経験を活かして使ってくれる」ところを重視しました。
■法務だけではなく社内規定やルールの整備も大切な仕事
―――efitでは、どんな仕事をしているんですか?
僕は法務周り全般に携わっています。
例えば、efitは投資助言業の許可を得ています。
これは、「金融商品取引法」という法律に基づくものです。
色んな業務や運用をしていくうえで、関連する法律に基づきそれを守る必要があります。
コンプライアンスが求められるんですね。
また、efitはこれから組織を作っていく会社なので、一般的な企業であれば既に制定されているような社内規定やルールが間に合っていない部分もあります。
それと例えばセクハラやパワハラは禁止ですよというルールを作るだけではなく、社員に理解してもらって、適切な運用をしていくのも仕事のひとつですね。
―――鈴木さんから見たeiftは、どんな組織ですか?
入社して感じたことは、僕以外みんな40歳以下なので、若いし明るい。
そしてオープンでフランクに何でも話していますよね。
その空気感が良いと思います。
個人的には、おじさんが力任せにウワーッって言うと、みんなが嫌々「はい…」って言わざるを得ない雰囲気になることあるので、そうならないように気を付けたいです。
みんなが自分をリスペクトしてくれて、働きやすいように気を配ってくれているのですが、そこに甘えてしまわないように。
自分自身の価値をしっかりと出していきたいです。
―――以前の職場と比較して、スタートアップらしさを感じるところはありますか?
今までは銀行中心に歴史が長く、組織として完成した企業にいました。
だから、トラブルが起きてしまった時などに、「こういう時はこうする」という形がある程度できあがっていたんです。
さらに、年功序列で「いくつ位になったら部長になる」という年次のヒエラルキーも決まっていました。
efitはこれから歴史を作っていくところだし、社長と一緒に誰がどのように組織を作り上げていくかというものも明確には決まっていません。
若くてもユニークな発想で稼ぐアイディアを出せる人が評価される。
「自分が!」と前に出ていくというより、横から「とんでもない化学反応とか変化が起きたら面白いな」とワクワクしながら見ています。
■上場を成功させるために、守りの基礎を固めていく
―――今後efitで取り組みたいことはありますか?
efitは宮原社長が「上場」を目標に掲げています。
そのため、金融法務に加えて、財務会計、内部統制等でも、外部の専門家の力も借りて形を整えていきたいですね。
「守りの基盤を固める」のは、今後上場を目指していくうえでもとても大切なポイントのひとつなので、そこに対して貢献できればと思っています。
僕が元気だったら…若い方と一緒に、「そこ(上場)までたどり着けたらな」って思っています。
―――最後に、efitに興味を持ってくださった方にメッセージをお願いします
「60歳を過ぎてスタートアップ企業に入社するのは、勇気がいる決断だ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私自身の知識や経験を必要としてくれる企業で働くことは、とてもやりがいがあります。
そして何より、挑戦する若者たちのサポートをしその仲間の一員となれることは、何物にも代えがたい貴重な経験です。
ミドル・シニア世代で転職をお考えの方、培ってきた経験や知識を、スタートアップの有望な若者たちの為に役立ててみたいと思いませんか。
efitでお待ちしております。