「英語を使って海外と関わる」ということは、
もう少し具体的に言い換えると、「英語に限らず諸外国の文化や価値観を理解し、日本の文化や価値観とのギャップを認識し、人種・宗教・肌の色の違いなどを乗り越え、その上でお互いの理解を可能にしていくこと」
ということだと私達は理解しています。
つまり、国境を越えた真のコスモポリタン(=世界市民)になることです。
今海外ビジネスで活躍されている方々は、相手が外国人であることも意識しないし、
外国語を話している意識もなく、スムーズに意思疎通を実現しているはずです。
例えば日本ではプレゼントを渡すときに、
「(とても高価なものだけど)つまらないものですが、お納めください。」
と言いますよね。
でも、海外でこれをそのまま外国語に直訳して渡してみてください。
きっと相手は、「そんなつまらないものをくれるなんてひどい人だ!」と怒り出します。
では、この場合のCross Culture(多文化・異文化)を理解した上での翻訳はどうなるでしょう?
それはきっと
「あなたのために特別なものを用意しました。きっと気に入ってくれると思う。」
という感じになります。
海外のお客様の考えを理解するために必要なことは、言語の出来不出来ではありません。
その背景にある文化や価値観を理解した上で、コミュニケーションが取れるかどうかにかかっています。
表面上の言葉のみから理解できる情報は、とても少ないと感じます。
単純に、「英語」「海外」というキーワードの華やかさに憧れて就職先を探すことは、
ちょっとだけ危険なことだと私達は考えています。
「英語(もしくは他言語)」と「海外」とは自分にとってどういう意味をもつのだろうかと、是非、改めて考えてみてください。
今現在、ecommitでは3名の海外販売チームで20か国以上のお客様と日々奮闘しております。
まずは目先の業務に集中し、何が将来起こっても対応できる力を身に着けるべく日々自己成長を続けています。
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