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「断捨離」って本当に良い事なのかと考えること

皆さん断捨離をしたことはありますか?

「シンプルな暮らし」「ミニマリスト」などという言葉をよく見かけるようになり、断捨離をすることで気持ちがスッキリするというイメージもあると思います。

僕だって引っ越しの度に「断捨離だー!!」って意気込んだこともありました。

世間の「断捨離」に対するイメージはすごく良いイメージがありますが、「捨てる」ことには変わりない。

果たしてそれっていかがなものか?

という事で今回は、断捨離って本当に良い事なのかと考える事について書いていきます。

断捨離は良い事なのか?

そもそも断捨離とは、

「もったいないという固定概念から解放されて、必要最低限の物で快適な生活を得ることが目的で、物そのものに執着せず、取捨選択をして本当に必要なものだけにすること」

を言います。

僕は元々「断捨離」に関してはモヤモヤした部分がありました。

捨てるくらいなら買わなきゃいい。

ただそれだけだと思ってました。

しかし、ecommitに入社してからもっと「断捨離」について考えるようになりました。

なぜか?

ecommitでは捨てられた物の中からまだ使えるものを救い出し、次の使い手に繋げているからです。

それはつまり、あなたが「もう使わないから」「もう着ないから」と捨てたモノも、それらを必要としている人がいるということ。

少なからずそういう人はいるだろうと思ってはいたものの、こんなに必要としている人がいるんだという事にecommitに入社してから気づけました。

それはECOBASEという場所を見てもらえれば一発で分かります。

ここはもはや宝庫です。

一度不要になったモノを救い出して新たな使い手に渡ることで新たな価値が宿る。

これがecommitが目指す循環の仕組みのベースになっていると感じています。

つまり、今回僕が何を言いたいかというと、「断捨離」をしたことがある人の中に「捨てた先」のコトを考えた事がある人がどれくらいいるでしょうか?

「断捨離」というのはただあなたの手元から無くなっただけ。

あなたはスッキリするかもしれないけど、世の中からしたら何にもスッキリしていないんですよね。

断捨離することで空気に溶け込んでいくならまだしも、結局、それらを回収する車から出るガス、そして処分場で焼却されCO2をさらに排出する。

であれば、使えるものは使えるだけ長く使う、自分が要らないなら必要としている人に繋ぐという考え方を持っている方が環境に、地球に、優しいですよね。

断捨離をするのは良いけど仕方が大事

とはいえ、断捨離をすることでメリットは少なからずあります。

断捨離によるメリットは検索してもらえれば、断捨離マスターたちが記事を書いているので(めちゃくちゃな記事もありますが笑)、それらを見て欲しいのですが、断捨離を行う事でスッキリする!というのは分かります。

単純に、目の前に物が少なくなる訳ですから、見た目も心もスッキリしますよね。

なので断捨離をするな!とは思いません。

ただ、断捨離の仕方を考えたいですよね。

例えば、ジモティやメルカリなどのサービスを使うとか、SNSで友人に募ってみるとか、必要とする人にしっかりと繋ぐことが出来れば良いです。

とはいえ、「面倒くさい」って思う人も多いかもしれません。

実際、衣類に関しては7割が「手間だから」という理由で衣類を廃棄しているというデータもあります。

ecommitはそれを変えたい!と日々必死に業務に取り組んでいます。

まだまだ詳細は言えませんが、確実に、確実に!もっと手軽にモノが循環する仕組みを作っていきます。

少なくとも、先日の伊藤忠商事との業務提携は、それの第一歩と言えます。

ただ捨てるのではなく、その先を考えてみる。

たったこれだけのアクションで、次のアクションが変わり、環境に対する考えも変わる気がするのです。

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