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宮崎への愛が深すぎる私が、敵国・鹿児島で長期インターンにチャレンジした話。

今回インタビューしたのは、「あーちゃん」こと、宮崎大学3年生の榎本朱里さん。インターン中は国内営業部に所属し、リビルディングセンター事業計画プロジェクトに参加してくれました!

榎本朱里(えのもと・あかり)

宮崎大学地域資源創成学部の3年生。主にマーケティング、地域経営について学んでいる。生まれも育ちも宮崎。宮崎への愛はかなり深く、宮崎のために頑張っている人をみるだけで幸せな気持ちになるレベル。通りすがりのおばちゃんや、お店の店員さんに話しかけてしまうほど、人と話すことが大好き。


インターンに参加するまでのこと。

インターンに参加しようと思ったきっかけは?

実は、この夏は長期インターンに参加するつもりはなくて。去年、ドイツにボランティアに行ったので、今年も行こうかなと思っていました。でも、お金が足りなくて断念…(泣)

そんなとき、周りの友達が急にインターンシップに参加しだして。インターンシップで自分が得たいものが得られるんだろうか?と、疑問を持ちながら「そんなに皆が参加するなら、ちょっとは面白いインターンがあるんだろうな」と、インターンを探し始めました!


エコミットのインターンを選んだのはなぜ?

企業理念の「一緒に働く家族(社員)の幸せと、本当に世の中に役立つ環境ビジネスを追求します」という部分に共感したから。家族というのは、社員も、社員の家族も含めて一つの家族という意味を知り、私が一番大事にしたいものを大事にできるのかなって。

宮崎愛が強いゆえに、お隣の鹿児島にはライバル意識があって、正直あまりいいイメージもなかったのですが…(笑)理念を見て、あたたかい企業なのかもしれないと、鹿児島で働くことに興味をもちました。


インターンが始まるまでの心境は?

全く知らない業界である「静脈産業」について知れること、オフィスの雰囲気など、会社のことを実際にじっくり見ることができるのはとても楽しみでした。

あとは、「誰よりも成長したい!」という気持ちが強かったです。大学の友達がいろんな経験をして成長している中で、自分も成長したいなと。

不安だったのは、今まで有給インターンに参加したことがなかったので、会社に対して今のスキルでちゃんとコミットできるのか、ということでした。


インターン中のこと。

静脈産業ツアーではどんなことを感じた?

中間処理産業者、リユースショップ、古材屋さんの見学をしたのですが、自分がモノを手放してから、これだけ多くの人達が関わっていることへの驚きと、この業界があるからこそ私は生活できているんだな、という実感があったツアーでした。

一方で、静脈産業の中に渦巻く矛盾を見た気がします。どの企業も環境意識がすごく高いと思っていたのですが、それぞれの正義があるからこそ、そうとは言えないなと思いました。「生きるため(ビジネスとして、ちゃんとお金がまわる状態にするため)」、「環境負荷を少しでも減らし、地球環境を守るため」という目的が、同じ方向に向かっているようで、そうではないような気がして。とても考えさせられました。


プロジェクト勤務について聞かせてください!

私は「リビルディングセンター事業計画プロジェクト」に挑戦しました。内容は、「エコミットが目指すリビセンのかたちを考え、企画を事業計画書として落とし込み、役員にプレゼンする」というもの。そもそも事業計画書がどんなものがピンとこないし、「今あるリビセンに捉われない」という条件付きだったので、何か革新的なアイデアを出さなければ…とすごくプレッシャーでした。

「今あるリビセンのかたち」「自分たちの理想」「社長の理想」「(建設予定の)営業所で見たもの、感じたこと」など、考えることがありすぎてキャパオーバーしそうでしたが、これらを1つずつ積み重ねながら企画していきました。

もっといいものをつくりたかった!という後悔はありますが、手応えもあります。それは、プロジェクトを自分ごととして考えられたことです。

事業計画書がある程度かたちになってきたところで、ふと「(一消費者である)自分が、このリビセンに行きたいと思えるかな?」と疑問に感じたんです。よく考えてみると、心から「行きたい!」と思えなくて、その気持ちを正直にメンバーに伝えました。

実は、それまでチームとして機能しているとは言い難かったのですが…その気持ちをちゃんと受け止めてくれて、初めて歩み寄れた気がしました。それからは、「自分達が行きたいと思えるリビセンを本気でつくるぞ!」と、協力しながら最終日まで追い上げることができました。


インターンを終えて。

インターンに参加してみてどうだった?

「ここで働いたら楽しいだろうな」と思えたし、働くイメージも湧きました。スタッフの皆さんはとても優しかったのですが、ただヒントをくれるだけでなく考えるチャンスをくれたりと、人間として支えてもらった感じがします。

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日々日報を書く中で、「今日もこれできなかったな…」と凹みそうになりましたが、他のインターン生の日報を読むと、みんな少しずつ成長して、できることが増えていて。いい意味で意識し、競争しながら、「今日よりも明日!」と前向きな気持ちで頑張れました。

インターンに参加したメンバーは、ライバルであり、大切な仲間となりました。仲間を含め、このインターンに関わってくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!

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