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なにをやっているのか

私たちNPO法人ECCOMは、ビジネスを通して自然の魅力を新たに創造するソーシャルベンチャーです。人・自然・社会の3つをつなぐという目標を掲げ、公園の管理や地域の自然環境の保全、まちづくりなどに取り組んでいます。 ■おもな事業内容■ 私たちは「人と自然を笑顔に」という価値観のもと、おもに2つの事業を主軸として運営しています。 ▍自然関連施設の運営管理事業(博物館事業) 三重県にある森林公園2箇所の指定管理者事業をはじめ、資料館や自然学校の運営を行っています。自然への理解を深める体験や環境学習プログラムの企画・提供などがメインです。なかでも今回募集するのは、全国で400以上の施設運営を展開する「株式会社日比谷アメニス」との新たな共同プロジェクトに携わる企画・運営メンバーです。 (現在運営・管理をしている施設) ・堺市都市緑化センター(大阪府堺市) ・三重県民の森(三重県菰野町) ・上野森林公園(三重県伊賀市) ・ございしょ自然学校(三重県菰野町、御在所岳山上) ・かもしか資料館(三重県菰野町) ▍まちづくり事業 はじめはカモシカに関する事業や、自然公園の指定管理からはじまったECCOMの事業。自然の保全や活用を軸としたこれらの事業を更に多くの人に利用してもらったり事業の幅を広げる上で、「まち」へ繰り出すことが私たちには必要でした。そこで出てきたのが「まちづくり事業」です。 地域資源をいかしたイベントの企画運営や事業のコンサルティングを通して、自然や文化の根付いた地域づくりに貢献しています。 これらの事業からスピンオフする形で、現在関連会社が2つあります。 ・株式会社エコムクリエーション(デザイン・WEB制作会社) ・株式会社エコムプロダクト(オリジナル商品の企画・開発、ミュージアムショップの運営)

なぜやるのか

■私たちの使命■ NPO法人ECCOMでは「多くの生きものに囲まれた、人も自然も笑顔になれる社会にする」をミッションとして掲げています。人と自然のどちらかではなく、双方にとって暮らしやすい豊かな社会づくりを目指します。 ■私たちの目指す社会■ 私たちが掲げるビジョンは「自然環境と関わることを再び産業として成り立たせる」ことです。社会変化のなかで失われてきた自然環境を再び取り戻すには、人・自然をつなぐ取り組みを産業として確立することが重要だと考えています。 ▍自然環境に関する事業の産業化を掲げる理由 かつて里山は、人々の生業の中で育まれ、多くの生きものたちがくらしていましたが、社会変化の中で、急激に失われてきました。この里山をはじめとする自然環境との関わりを、産業として成り立たせることで、多くの生きものたちを呼び戻すことができると信じています。そのためには、地域にある自然を活かし、人と自然、人と人をつなげる事業を通して、雇用を創出することが重要であると考えています。 私たちは、御在所岳山上にあった日本カモシカセンターの閉園が決まった時、それまでの社会への貢献を継承していきたいという想いから、設立に至りました。日本カモシカセンターは、動物園・博物館として、動物たちの飼育や展示をはじめ、さまざまな資料の収集・整理・保管、調査研究、教育普及、地域との連携などを通して、地域活性化にも寄与してきました。 そこで、自然環境の専門性を活かした、博物館事業、地域とのつながりを通してにぎわいを生む、まちづくり事業に、取り組みます。そして、これらの事業を組み合わせ、新しい価値を生むために、前向きに挑戦し、成長し続け、多くの生きものに囲まれた、人も自然も笑顔になれる社会を目指します

どうやっているのか

■事業を進めるうえで大切にしていること■ 各事業のベースとしては「やりたいこと・楽しめることなのか」という、社員のモチベーションを重視しています。社員のアイディアをもとにして事業を展開するなど、私たちは個々人の思いをいかに形にできるかを大切にしているのです。 ■社員にむけて大切にしてほしいこと■ 私たちは各社員にむけて「現在・将来ともにやりたいことは何かを考え、大切にしつづけてほしい」と考えています。実現したい夢やアイディアは何か・今後どのような経験を積んでいきたいかなど、自身の思いや進みたい方向性を尊重しながら、日々の業務に励んでもらえたらと思います。 ■メンバーと職場の雰囲気■ NPO法人ECCOM内で29名、グループ全体で約50名の社員が在籍中。自然系の学部出身の人や実際に公園のビジターセンターへ勤務していた人もいますが、キャリアや経験、出身地は人によってさまざまです。 ▍社内全体の雰囲気 どのメンバーにも共通しているのが「自然やまちと関わりながら新しいことをしていきたい」という想い。従来の運営方針を継続するだけなく、より発展させるためのアイディアを検討していく前向きな姿勢があります。また、社内報を通じて互いのノウハウを共有するなど、協力しあえる関係性です。 ▍配属先の雰囲気 新事業ということもあり、現場では日々さまざまなアイディアが飛び交っています。これまでの経験を踏まえながら、新たな視点を取り入れていこうというエネルギッシュな姿勢が感じられます。 ■仕事の進め方 基本的には、実務ベースで徐々に仕事を覚えていく形となります。今回募集する共同事業では、運営施設スタッフにむけた研修などもあります。もし受講したい研修などがあれば、それにむけたサポートも可能です。