なにをやっているのか
自社プロジェクト『OUT OF SIGHT!!! Vol.2』の制作では「アジアの映画」にフォーカス
ゼロからお祭りをつくる「さばえまつり」では福井県の鯖江に入り浸った Photo:片岡杏子
Eat, Play, Sleep inc.は企画・編集・デザインを手がける野良プロダクションです。
コンテンツの制作やプラットフォームの運営を軸に、あらゆる産業や組織のカルチャーを育み、事業が社会との接地面をより増やせるように支援することが主な仕事です。
■■■👇 Eat, Play, Sleep inc.の3つの事業 👇■■■
🥝 1. 受託制作事業
編集やディレクションを切り口に、企業・行政・教育機関などの活動を促進するためのリサーチ・企画・編集・デザインを国内外をフィールドに行います。
🍊 2. 写真事業
写真の撮影や、写真を軸にコミュニティ形成を行います。
🍇 3. 自社プロジェクト
出版やメディアの運営、アーティストのプロデュース、イベントの企画・運営まで、実践を伴う「やりたい」を形にします。
なぜやるのか
大阪・生野区の多様な暮らしと「食」にフォーカスを当てたコンテンツ制作プロジェクトの一コマ
FactorISM 2024のパンフレット制作では大阪中の工場を巡った
私たちが目指す「カルチャーをつくる」とは、暮らしの中に今までになかった新しい選択肢や価値観を増やすこと。そしてカルチャーは文化産業のみによって成り立つものではなく、農業・工業・商業など、生活を支える生業によって培われた技術や知識が、血の通ったカルチャーをつくる礎となります。あらゆる産業を「カルチャーの礎」として捉え直し、社会と、一人ひとりの営みをふれ合わせる。そのためにチームで働いています。
どうやっているのか
腐る経済を軸に1000年続くまちづくりを目指す「浮遊街 Uii」のWebサイト制作
年一度の合宿の様子
私たちが日々行っている仕事を書き出せば「リサーチ・企画・編集・デザイン」となりますが、より大きな視点で言えば「プロジェクトを生み出す、完遂させる」ことが役割となります。プロジェクトをデザインすると言い換えるとわかりやすいかもしれません。
日々、多くの仕事がこの社会の中に生まれていく一方で、「誰がやるのか」「どのように進めていくのか」「いつ終わらせるのか」と、プロジェクトを進める上で曖昧なものごとは非常にたくさんあります。そうした中で、「行き先を決め、理由を考え、チームを鼓舞してプロジェクトを終わらせること」は意外にも簡単ではないのです(大人数で旅行へいって、全員が満足するのって結構大変ですよね)。
私たちの仕事はそうしたプロジェクトに第三者として、時には当事者として関わりながら、寄るべき指針を共に考え、そしてその指針に沿って進む意志と方法を与えることだと考えています。
また、なにかをつくるということは「ものが完成すればいい」というものでもありません。完成させたものが、「社会や、関わる人に変化を与えるもの」であることが重要です。そうした「プロジェクトの企画から制作、そして終了後のケア」までを、以下3つの観点を大切にしながら行っていきます。
👁️ 1. 潮目を読む
自社で運営するメディア「ANTENNA」「PORTLA」の活動を通じて、日々、時代の感性を追いかけ、次の潮目を読む。そうして培った視点を生かし、未来にあるべき姿をクリエイティブを通じて提示する。
🖌️ 2. 輪郭を描く
Webサイトや出版物だけでなく、商品や新規事業も、文脈を持った「コンテンツ」としてとらえていく。あらゆるコンテンツの制作、またそのプロセスを通じて、アイデンティティを可視化する。
🏄 3. 流儀を育む
企業や組織、ブランドが自身の「流儀(スタイル)」をしっかりと持つことサポートする。体制づくりから、継続した発信活動に伴走し、社会とのタッチポイントづくりを支援しながら、スタイルを一緒に見つけ、育てていく。