こんにちは、社会福祉法人あかねの人事採用担当の淺井です。
突然ですが、みなさん「夢」ってありますか?
小さい頃はよく自分の夢を口にする機会がありましたが、大人になっていくにつれ、なかなか自分の夢や目標って語ることが少なくなりました。
本日朝に行われましたあかねの経営企画室の定例会議で理念の話が議題に上がり、改めてあかねの理念「この業界に夢があることを証明する」という話を聞く機会がありました。
そこで参加しているメンバーそれぞれの夢を発表する、という機会がありましたので久しぶりに自分の「夢」について考えることができました。
今日は私の夢について、考えなども含めながら書いていきたいと思います。
一番最初の夢は何でしたか?
小さい時・・・幼稚園とか、それくらいの物心がついた頃の夢ってまだ覚えていますか?
私は子どもらしくケーキ屋さんとかそんなのだったように記憶しています。ただ、この時の「ケーキ屋さん」という夢は、周りが言っているから・ケーキが無限に食べれるから、などあまり真剣に「そうなりたい!」と思った記憶はありません。
ちゃんと意識して持った最初の夢は小学校3年生くらいの「漫画家になりたい」だったと思います。
当時高橋留美子先生のらんま1/2を読んでから漫画にどハマりして、絵を描いたり真似して漫画を描いたりしていました。これは中学校くらいまでずっとなりたいな〜と思っていたんですけど、結局1本も最後までお話を描くことができなくて挫折したことを覚えています・・。(なのでソルさんがたまに漫画を描いているのをみてすげぇ〜!と思いながら見ています。
それでも絵を描いたりすることが好きだったので、高校は美術コースの学校に進みました。そこでデザインの面白さを知って、ファッション誌のスタイリングに憧れてファッションデザインの専門学校に進学を決めました。
夢と現実
私の就活の年はリーマンショックの真っ只中でしたので、世の中は不景気ど真ん中でしたが。専門学校3年生の頃(3年制でした)私はスタイリストを目指して東京にインターンに行ったりしていました。
そしてここで現実を見るのです。。まず、スタイリストを目指すには東京一択。大阪でもできないことはないけれども、今よりメディアの種類が少なかった当時、雑誌のスタイリストを目指すなら上京することが絶対。そしてスタイリストになるためには派遣でコツコツ人脈を作っていくか、師匠に弟子入りして経験を積んでいくか、大きく分けると当時はこの2つしか選択肢がありませんでした。
めちゃくちゃ稼げない・・・というか、お金が必要でした。
スタイリストという職業柄、始発から終電までの勤務は当たり前、なのでアルバイトすることも難しい。実家が東京にあるか、貯金をしっかりしているか、親がしっかり援助してくれるか、、この3つともに当てはまらなかった私は現実を前にスタイリストの夢を諦めてしまうのです。(というか、やはり学校に通ううちにすごい友人などを見てどこか心の中で諦めていたんだと思います)
基本的に性格上自分が好きだと思った仕事しかできないタイプなので、夢を諦めた後もなんだかんだファッションに携わったり、人に携わったりと、自分が楽しいと思う仕事を選びながらここまでやってきました。
夢って何だろう?
冒頭に戻りますが、改めて自分の夢って何ですか?と問われると、昔のように直球で返せなくなっている自分がいました。「もう歳だし」「家族もいるし」など、昔にはなかったストッパーが自分の中にあり、無鉄砲な夢を考えないようになっていたのかもしれません。
これしたい、あれしたい、と思うことはあっても大抵叶いそうなことを設定してしまい、それって夢というか目標では?と。
一つ、人事・採用に関わらせているので、せっかくならこの道の第一人者になりたい。これが一つ。
二つ、やっぱり死ぬときに「あー!楽しかったな〜」と思って死にたい。
ここまで自分のやりたいように、楽しいと思うことばっかりやってきた人生ですが、やっぱりこれからも私は楽しい・やりたいことをやっていきたいと思います。人間絶対終わりがくるわけですが、その時に笑顔で満足して死ぬことができれば嬉しいなぁ、と思いました。
今ふと書きながら、これって死ぬまで夢が叶ったかどうかわからないな??と気付いてしまいましたが、長いこと夢が見れるということでそれはそれでいいかな。笑
最後に。
あまり大人になってから語ることがない自分の夢ですが、改めて考えてみると少し気持ちが整理されてなんだか気持ちが良かったです。ぜひ皆さんも一度ご自身の夢について考えてみてはいかがでしょうか。