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【リモートワークのモチベーション管理】離れていてもコミュニケーションを活性化させる方法4選

みなさんこんにちは、秘書・人事の黒木です。今日はリモートワークのモチベーション管理に役立つ情報をお届けしたいと思います。リモートワークをはじめてみて、自分自身やメンバーのモチベーション維持に難しさを感じているという方はぜひご覧ください。

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、リモートワーク・テレワークを導入した企業は多いと思いますが、実際にはじめてみてどうでしょうか。

私たちの会社では2週間連続でリモートワークをしている社員が「さみしい」、「もやしになりそう」と言っていたり、リモートワークをはじめたばかりのパートメンバーが「時間配分が難しい」と言っていたりします。

リモートワークは完全に自己責任のワークスタイルのため、慣れないうちはだれしも難しさを感じるものです。「仕事が捗る」という声がある一方で、見立て通り進まなかった時には延々とやり続けてしまうという人もいるのではないでしょうか。

また、メンバーを管理するリーダー・マネージャーとしては、リモートワークをしているメンバーが「本当にちゃんと1人の環境でも仕事をしているのだろうか……」と不安になることもあるでしょう。

リモートワークを実施する際、本来は1日出勤・1日リモートという形で段階的に導入していくのがいいと思いますが、現在の状況ではそんなこともいってられません。きちんとコミュニケーションをとらないままにリモートワークをスタートし、何とか在宅勤務を続けているという組織・チームも多いはずです。

そのような形でリモートワークをはじめてしまった結果、起こるのがリモートワークを実施しているメンバーの孤立です。家で1人、黙々と仕事をしていると、オフィスで働いているときのような「チームで協力している」という気持ちを持てなくなってきます。

仲間とのやりとりといえば、業務報告ばかりで、いつもよりドライになっている気がする……。
顔が見えなくて、相手がどういう気持ちでメッセージを送ってきたのか、わからない……。
そんな小さな不安や違和感は、毎日家にこもりきりなストレスとあいまって、悪い方向に働きがちです。

今回は準備ができないままにリモートワークをはじめてしまったチームに向けて、自力もしくは外部のサービスを活用してコミュニケーションを活性化させる方法を紹介します。

自力①流行りのオンライン飲み会って実際どうなの?

ここのところ話題になっているオンライン飲み会。みなさんはやったことがあるでしょうか。個人的には、オンライン飲み会は楽しいものだと思います。

私は自分が神戸に住んでいて、海外や東京に友人が多かったので、かれこれ5年以上前からツールを変えながら「遠隔飲み」と称してオンライン飲み会をしています。半年に1回程度の頻度ですが、気軽に会えない人たちと、顔を見て話ができるっていいなと思います。

もしまだやったことがないという方は、ぜひチームでやってみてください。案外悪くないものですよ。ただ、オンライン飲み会はあくまで業務時間の外にあるものです。友人と遊びでならいいですが、日々のリモートワークをしているなかで感じる孤独感は埋まらないというのが正直なところだと思います。

自力②もくもく会ってなに?

みなさんは「もくもく会」なるものを聞いたことがあるでしょうか。最近少しずつ浸透してきているのですが、リモートでモニターをつなぎっぱなしで無言でもくもく仕事をするというものです。

「そんなことをしてな何の意味があるの?」と思うかもしれませんが、もくもく会をするといつもより仕事が捗るなんて声もあります。

もくもく会の具体的な手順は次の通りです。
▼時間になったらzoomなどでチーム全員でモニターをつなぐ。
▼出欠確認をして、もくもく会開始。
▼ひたすらもくもく仕事……。
▼1時間~2時間周期で5分~10分の休憩をとる。
▼休憩時間はお菓子を食べたり談笑したり。
▼そしてまたもくもく……。

始めるときに、「今日はこれをします!」と各自が宣言し、1日を終えるタイミングで完了・未完了を確認、フォローできる部分はチームでカバーするといったやり方もできます。

もくもく会の良いところは会話をしなくても、チームの仲間と一緒に仕事をしている実感を得られることと、メンバーの仕事ぶりと成果を見ることができる点です。

メンバーから「家に1人で寂しい」という声が聞こえてきた際や、マネジメントする側が「みんなちゃんと仕事しているだろうか」と不安になってきたら、試してみてください。なかなか効果があるものですよ。

私も実際に参加したことがありますが、5分~10分の休憩時間に言葉を交わすだけで一緒に仕事をしているという感覚を覚えましたし、不思議と仕事が捗りました。

外部サービス①オンライン研修を使ってみんなで勉強してみる

毎日1人で仕事をしていると息が詰まるということであれば、オンライン研修を活用し、スキルアップを目指すという方法もあります。普段仕事に追われていると、勉強や自己研鑽に十分な時間をとることは難しいものですが、今は比較的業務が落ち着いているという企業も多いのではないでしょうか。

このような時間を使ってオンライン研修を受け、スキルアップを目指すのもオススメです。その際、各自で研修プログラムを選ぶのもいいですが、会社やチーム単位でオンライン研修サービスを活用する方法もあります。

同じ研修を受けた者同士で意見を交換することもできますし、メンバーが研修を受けるごとにそこでの学びをチームにフィードバックするすることもできます。チームで取り組むことで、バラバラでうけるよりも有意義な学びにできるでしょう。

<例>
〇Schoo 法人向けサービス

<出典>https://schoo.jp/biz

もともと「schoo」という個人向けオンライン研修からスタートした法人向けビデオ研修サービス。「研修」という言葉から連想される既存のジャンルに囚われない様々なコンテンツがあり、個人の志向性やチームの目標に合わせた学びを得ることができます。

〇グロービズ学び放題

<出典>https://hodai.globis.co.jp/

MBAの取得を目指す経営大学院の運営で有名なグロービス。グロービス学び放題はそのオンライン研修サービスです。コースごとにコンテンツが簡潔にまとめられ、1本3分から動画研修を自由に組み合わせて受講することができます。業務時間内で受講することを考えても大きな負担にならないでしょう。

外部サービス②オンラインアクティビティのすすめ

今年は入社式の中止・オンライン実施も話題になりました。入社後、新人が自宅待機となってしまったことで、新しい仲間とうまくコミュニケーションをとれていない・そもそも新人のことをよく知らないという会社もあるかもしれません。

そのようなチームにオススメなのは、相互理解を深めることができるチームビルディングに役立つオンラインアクティビティです。

<例>
〇アクティ場 For Team

<出典>https://team.actiba.net/onlinepark/

もともと、だれもが慣れ親しんだ遊びを拡張し、チームで働く人たち向けの次世代チームビルディングアクティビティを提供していた「アクティ場 For Team」が、リモートワークでのモチベーション管理に苦戦しているチーム向けに、オンラインアクティビティをスタートしました。

オンラインプログラムはいずれもダイアログ(対話)を軸にしたアクティビティとなっているため、「個々の能力よりもまずはメンバー同士でコミュニケーションをとり、相互理解や組織のつながりを深めたい」と考えているチームにおすすめです。

まとめ/コミュニケーションを大切に

リモートで仕事をしていると、各方面からの連絡が重なってコミュニケーションに多くの時間をとられてしまうことがある一方で、チーム内で必要最低限の言葉しか交わさないという状態に陥ってしまうこともあるでしょう。

オンラインであっても、オフラインであっても、チームが良い形で機能する秘訣はコミュニケーションにあります。リモートワークでバラバラになったチームのモチベーションを高めていきたいと考えるなら、まずはコミュニケーションの形を見直してみてください。

離れた場所にいても、自分たちの組織・チームに合った方法で時間を共有し、コミュニケーションをとることができれば、リモートワークであっても、各自が高いパフォーマンスを発揮できることでしょう。

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