※本記事は、2020年3月2日公開時の情報です。
プロフィール
モバイル事業本部
2017年入社
入社後の3年間で、幅広い領域の仕事を経験
当社では「ドワンゴジェイピー」をはじめ、「IT×音楽」のサービスを手がけています。学生時代に情報系の研究に携わり、音楽が好きだった私にとって、理想の就職先だと思いました。また、ドワンゴはいい意味で「オタク気質」の人が集まっているのが魅力。自分と似たタイプの人が多くて働きやすそうだと感じたことも、志望理由の一つです。入社後はまず、音楽配信サービスに関連したiOSアプリの実装に携わりました。その後、AWSのS3、Lambda、API Gatewayを用いた、APIサーバーの実装を経験。さらに、新技術を取り込んで音楽配信サービスのWebを再構築する際には、プロトタイプの作成も担当しました。現在携わっているのは、音楽配信サービスのAndroidアプリの設計や開発です。ユーザーがアプリをより使いやすくするためのUIの改善や、アニメーションの実装などを担当。アプリの付加価値を高めたいと思って改善提案を出し、それが通って実装されるたびに達成感を味わっています。
入社2年目で、前例のない開発に挑む
これまでで一番チャレンジングだった仕事は、入社2年目のときに携わったスマートスピーカー用のアプリ開発です。具体的には、声優さんのボイスを使用した「時報」と「タイマー」を手がけるというプロジェクトでした。上司のサポートを受けながらですが、自分一人でサーバーアーキテクチャーの仕様決定やPythonコードの設計から実装までをトータルで担いました。社内では前例がないなかでの開発だったので、試行錯誤の連続。特にタイマーの実装にはてこずりました。公式SDKの実装から仕様を読み解いたり、英語の開発ドキュメントを読み込んだりして、半年後にようやく完成へとたどり着いたのです。ゼロからモノを生み出せたことで、大きな自信が得られました。このときの経験があるからこそ、それ以来どんな壁にぶちあたっても、恐れることなく立ち向かえるようになりました。
学生時代よりも、プライベートが充実
私のキャリアパスからもわかるように、当社は幅広い経験を通してさまざまな技術に触れられる環境があります。スマートスピーカー向けのアプリ開発のときのように、若手のうちから新しい技術に積極的に挑んでいけるのが魅力です。個人の裁量が大きいのも、当社の特徴。エンジニアには裁量労働制が適用されており、出社や退社の時間は自分次第です。時間の使い方が自由なので、学生の頃よりも社会人になってからの方がプライベートが充実していると感じます。今の目標は、アプリの実装では誰にも負けないエンジニアへと成長すること。かけられる時間と得られる成果を常に天秤にかけ、そのなかでベストなパフォーマンスを発揮していくのが難しいところですが、理想と現実の乖離を少しでも縮めていきたいです。また、私はデザイン上のわずかなズレなど、細かい部分に気がつく性格だと思っているので、それを武器に、アプリの完成度をさらに高めていくことも目標です。
とある1日のスケジュール
13:00 出社&ランチを食べつつスマホでゲーム
14:00 プルリクエストのレビュー
16:00 日礼で前日の進捗報告
17:30 新規の実装
20:00 チームメンバーと雑談して息抜き
20:15 バグ報告の調査
22:00 退社
就活生へメッセージ
持論ですが、「何をやるか」より「誰とやるか」の方が大事です。