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社員30人の医療系スタートアップの福利厚生って実際どうなの?

ドクターズプライムの経営企画&管理部門管掌している嶋田です。

ドクターズプライムでは、不確実性が高い中でも爆速で事業を進めるためにフル出社の体制を取っており、そのために各メンバーが働きやすい環境作り(福利厚生等)にも力を入れています。今日はその一部をご紹介したいと思います!!

そもそもドクターズプライムが考える福利厚生とは?

前提として、まだまだ小さなスタートアップなので、社員の働きやすさが売りの会社です、というつもりはなく、我々はミッション実現に向けて事業成果を出していくことが最優先です。

その中で事業成果を最大化するために必要な施策をどんどん実行していますが、福利厚生施策もその中の一つ、という位置づけです。

中には福利厚生とかいらないからその分給与上げてくれよ、という社員もいると思いますが、会社目線で見ると同じ金額を支払うなら(一つの福利厚生でいったら数百円とか数千円を)給与として上乗せするよりも会社からのメッセージとして伝わりやすく、施策効果が高くなるものも多くあります。

そんな中で我々が福利厚生を導入するうえで気をつけている点としては、下記3つがあります。
1. 会社が何を大事にしているかのメッセージがこもっているか
2.実際に使われている福利厚生になっているか(一部メンバーだけ恩恵を受けていないか)
3.導入効果が評価できる状態になっているか

上記をもとに効果高そうな施策は導入し、効果が薄い、公平性にかける場合にはストップをかけています。

例えば、夏季休暇制度をもともと導入していたのですが今年から廃止しています。
夏季休暇自体は全員取得していたので施策評価としては良さそうにも見えたのですが、元の有給休暇が付与分全部使いきれず繰越しなどの消化不良になって、年間で取得義務のある5日が危ういというメンバーもいることがわかりました。(年間5日取得というのは"法定で定められた有給休暇"のみが該当するので夏季休暇などは該当しません。)

そもそも大事なのは「特別休暇を付与することで夏休みを強調すること」ではなく、「いつでも取得したい時に取得できる風土」なのに、夏季休暇を強調し過ぎると他の期間の休暇取得奨励がおざなりになり、結局夏季休暇以外で取りやすい雰囲気醸成ができていなかったかもしれません。

そこで夏季休暇としては廃止し、まずは付与された分の有給休暇から使ってもらい、万が一急病等で付与された有給休暇が足りなくなった場合に備えて、おかわり有給休暇が取れる制度に変更しています。
※一応捕捉すると、昨年の年間有給取得率は13日でした。人が増える中で入社したてのメンバー比重も高く、有給保持日数が多くないメンバーもいる中でこの数字ではあるので比較的有給取得は取りやすい雰囲気ではあります。

では、現在実行している福利厚生施策からいくつかご紹介します。

1. 社員全員ハイスペック健康診断&デジタルヘルスケアデバイス付与

医療業界を変えるべく奮闘している僕ら社員が不健康では本末転倒であり、また、どうしてもスタートアップで働いていると短距離走になりがちですが、医療業界は一朝一夕では変わらないので長期間走り続けることができる環境作りが大事だよね。ということで、ウェルネスに特化した福利厚生を2つ紹介します。
いわゆる"健康経営"というやつですね。

まずハイスペック健康診断ですが、一般的に法律で定められている法定検診は金額が抑えられている一方で、検査内容が少なめになっており細かい検査まではしきれていないので、社内医師数人で討議してもらって、「自分が受けるならこの検診内容!」というプランを作成してもらい、年齢・性別も加味して検査内容を決定しました。

下記が法定検診に加えて、追加で社員に受けてもらった検査項目です。
追加検査は、任意にはしましたがせっかくならとほとんどの人が受けてました。

社員の平均年齢が30歳程度の比較的若い会社で胃カメラ・大腸カメラとかいるの?と思われる方もいるかと思いますが、実際に検査した結果、胃カメラで腫瘍が見つかった社員、大腸カメラでポリープが見つかりポリープ切除した社員がそれぞれ複数人出て驚きました。
また、ピロリ菌検査でも陽性が出た若手メンバーが複数人見つかりました。ピロリ菌は将来的な胃がん発生リスクを高めることになるため早期治療につながり本人も喜んでおりました。

毎年このボリュームで実施するのは難しいかもしれませんが、数年に一回や受診内容を選択制になるなどして社員の健康リスクを最小化するためのサポートは継続していきたいと思っております。

また、日常的にコンディションを維持するためにヘルスケアデバイスを社員に配布しています。(指輪なのでこちらも任意です。)
理想のコンディションは下記でいう右側のようなイメージで、瞬間出力が高くても体調が乱高下していたら意味がなく、出力✕期間の面積が最大化されていることが重要だよね、という考え方です。

oura Lingは、ストレス指数・睡眠スコア・コンディションスコア・心拍数などを見ることができます。

指輪はこんな感じ。36歳になって指輪つけるとは思わなかったけどおしゃれなので気に入ってます。

2. ドクターズプライムカフェ(通称DPカフェ)

皆さんの会社では法人カードで溜まったポイントを何に使っていますか?
弊社では法人カードを作ってから数年間、溜まっていたポイントを一度も使っておらずとんでもないポイントが溜まっておりました。
せっかく使うならフル出社のメンバーの快適性を高めるべく、コーヒーメーカー、水拭きもできるルンバ、大型冷蔵庫/冷凍庫、ダイソンの掃除機&、ダイソンのヒーター冷風付き空気清浄機、送風機 などを購入しました!

カフェの豆は代表がどこからともなく仕入れてくるいろんな豆を用意しているので、いろんな国のコーヒーを楽しめます!

<DPカフェの写真>

上記の他にも、下記のような福利厚生施策が走っています。
他にも社員の生活全般をサポートするための様々な福利厚生制度を提供しています。

  • 近隣居住手当
  • 引越し手当
  • 週1のオフィス食事補助(Win Party)
  • 全社アクティビティ費用(フットサル等)
  • チームビルディング費用補助
  • 書籍購入補助
  • 入社後即時有給付与

など色々やっています。
社内ルールとしてまずは良さそうな案はまずはローンチしてみて利用状況や公平性の観点で継続を判断する、というステップを取っています。

大事なのは会社の目的(今であれば特にコミュニケーションの活性化)に沿った施策であり、施策評価をしっかりしていることなので、もし今後ドクターズプライムに興味を持っていただいた方がいた時には別の施策に変わっている可能性はありますのでその点はご了承ください!

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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広報専任がまだいないので情報発信を交代交代でやっておりまだまだ不十分なので採用プロセス前に会社のこと聞いてみたい!という方はカジュアル面談しましょう!



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