【外国人起業家が日本で起業し、Dreamlyの人材育成で心掛けていること】
2023年8月、ラジオ番組(渋谷Cross FM)とPodcast番組に出演した、CEOラーシュ。
外国人起業家という立場で語った、『起業家を目指す人達へのアドバイス』をお届けします。
①CEOの考える、日本で起業を成功させた2大要因
・ラーシュの元来もつ、「チャレンジ志向」
・どの様な状況でも、「冷静な判断力を持つマインドセット」
・「チャレンジ志向」とは、
「今までの枠を突き抜けて、違う世界に飛び出す」ことに、こころの向きを合わせること
(参照:https://hoshinob.com/)
CEOがスウェーデン王立工科大学でコンピューターサイエンスを学んでいた頃のこと。
「興味を持ったことにはとことん没頭する性格」をさらに追求したいなら、内向的な性格のままではダメだ!と気づき、大学時代、多くの挑戦に挑んだそう。
(※現在の彼からは、「内向的」というワードが全くシックリきません!!)
・「冷静な判断力を持つマインドセット」
CEOは日本での起業に際し、自身は「世界水準の技術スキル」を持っていると自覚していましたが、同時に、「日本のビジネスモデル」についての知識が不足していることを冷静に判断。
IT先進国、スウェーデンのベンチャー企業のフルスタックエンジニアとして働いた経験は、IT化の遅れた日本においては、かなりのアドバンテージであり、彼にとって自信や誇りでもあったはず。
しかし、彼はその自信を全面に出すのではなく、謙虚さを持って、冷静に、自分に足りない知識や経験を埋めることに専念したそうです。
その姿勢は、日本のビジネスモデルの研究に限らず、日本文化への洞察力においても感じることができます。彼の日本文化への理解は、時には日本人をも凌駕するように感じます。
②CEOから、起業したい人たちへのメッセージと、Dreamlyにおける人材育成
起業するかどうかに関わらず、個人の目標を設定し、ストーリーを描くことは非常に大切です。
Dreamlyでは、各メンバー個別の目標を尊重しており、CEOラーシュはそれらの目標を実現するための経験を積ませたいと考えています。
そして、「パッション」を持って仕事をするために必要不可欠なのが「謙虚さ」。
いいチームメンバーであるために、そしてお客様に対しても、「謙虚さ」は非常に重要です。
ー「開発者」としての「謙虚さ」とは?
自分が成し遂げたことに誇りを持つことは大切ですが、特定のソフトウェアの異なるアーキテクチャーを作成する方法はたくさんあります。
問題に対する解決方法は一つではありません。
代替案を考慮し、メンバーと話し合い、協力し合ってプロジェクトを完成させることは、最終的に、お客様にとっても大きな利益となります。
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CEOが「謙虚さ」の重要性に気が付いたのは、日本文化を理解する過程でした。
私たち日本人も、再びこの「謙虚さ」の真髄と、その効力について深く理解する必要があるでしょう。