有料ID数300万突破目前！バックオフィス支援クラウドERPシステム「ジョブカン」　本当に支持されるサービスの魅力を徹底解剖！統括責任者石山瑞樹インタビュー

DONUTSが提供しているバックオフィス支援クラウドERPシステム「ジョブカン」は、2010年5月の「ジョブカン勤怠管理」のリリース以降、経費精算・ワークフロー・採用管理・労務HR・給与計算・会計・見積/請求書・BPOと現在9サービスを提供しています。

最近では、バラエティ豊かなタクシー広告を中心としたCM展開でも話題を集めている「ジョブカン」ですが、バックオフィス業務を効率化するクラウド型システムのパイオニアとして15万社以上(2022年4月時点)の企業に導入されており、その高機能で使いやすい仕様が高く評価されています。法人向けIT製品の比較・資料請求サイト「ITトレンド」が発表した「ITトレンド年間ランキング2021※」においても、「勤怠管理・就業管理」部門、「ワークフロー」部門、「採用管理・選考管理システム」部門、「給与計算システム」部門で第1位に選ばれています。
※2021年にITトレンドの各カテゴリーでユーザーから最も支持された製品を発表。2021年1月1日～11月30日までの資料請求数をもとに集計しています。

昨今は、クラウド型バックオフィス支援サービスが各社より相次いで発表・提供されており、その仕様や特性は多岐にわたります。企業の選択肢が拡大する中で、「ジョブカン」シリーズは多くの企業よりご支持いただいており、シリーズの有料ID数は300万突破を目前に控えています。

そこで今回は、サービス開始から13年目に突入した「ジョブカン」の魅力を、DONUTS執行役員兼ジョブカン統括責任者の石山瑞樹にインタビューしました。

ー社内システムから始まった「ジョブカン」

「勤怠管理」からスタートしたジョブカンシリーズですが、実は自社のアルバイトを効率よく管理するために開発された、社内システムがきっかけとなって誕生しました。

しかし、勤怠打刻集計の人件費がコストカットできる一方で、就業規則の管理や有休の自動付与など、導入に当たって必要な機能まではカバーしきれておらず、当初の売れ行きは芳しくありませんでした。そこでお客様のご要望に真摯に耳を傾けて、現場で必要とされている細かい機能を順次実装して改良を重ね、導入サポートにも注力することで、多くのお客様に満足してご利用いただけるサービスへと成長することができました。

さらに周辺サービスへのご要望にもお応えして、「ワークフロー」「経費精算」と次々にリリースしてきました。現在提供している9つのサービスは、いずれもリリースの順番やタイミングなどを全て戦略的に考えて展開してきたものです。

ーどなたでも使いやすいサービス開発・提供を徹底

「ジョブカン」は企業の創業期から成熟期まであらゆるステージ・規模に対応しており、ITリテラシーの有無に関わらずどなたにも扱いやすい仕様での開発・運営を徹底しています。特に「勤怠管理」「給与」などはバックオフィスの要でもありますので、必要に迫られてこれまでアナログだった企業に導入していただく場合も多くあります。そういった企業にこそ、クラウドデビューとして「ジョブカン」を導入していただきたいと考えていますので、電話での無料サポートも行っています。

ーサービス開始から13年目、一貫して値上げ無し！

「ジョブカン」はサービス提供開始以降、値下げをしたことはあっても、一貫して値上げを行っていません。最近では値上げ傾向を顕著に感じる他社サービスもありますが、今までもこれからも「ジョブカン」では値上げを考えていません。

バックオフィスは売り上げを生み出すものではありませんので、導入コストを可能な限り抑えたいという共通認識を、どの企業でも持たれていると考えています。また、一度導入したら途中で切り替えるのが難しい特性もあります。

「ジョブカン」のコストに関しては、実際に導入いただいている企業からも、驚きの声が多く寄せられているほどですし、もっと高価格だったとしても、それに見合うクオリティのサービスを提供できていると自負しています。ジョブカンはあくまでもプロダクト勝負！とりあえず導入していただくのではなく、まずはお使いいただいた上で「ジョブカン」の機能や操作性をきちんとご理解いただき、長期にわたって納得してご利用いただくための無料お試し期間を設定しており、ご好評いただいています。

本来このようなクラウド型サービスは、導入時に提示された価格で継続して利用でき、時間の経過と共に機能が拡充されることが導入企業においては理想的ですし、値上げを望んでいる企業はいないとジョブカンでは考えています。

しかしながら、実際にはサービス提供側は売上や利益の追求に対し、新規顧客の拡大だけでは自社の求めている成長スピードに足りないと考え、既存顧客への単価UPというやり方を取り入れている企業もあります。SaaSサービスの大半が、一度導入すると日々の仕事のルーティンに組み込まれていて解約が難しいため、値上げされてもやむなく継続を選択する企業も多いのが現状です。その心理を上手く利用した手法だとは思います。

また、昨今では時価総額の観点などにおいても既存顧客の売上が前年度からどの程度増減しているかというNRR(Net Revenue Retention/売上継続率)を考慮して評価される事が多く、それらが値上げに対するマーケットの考え方をより肯定的にとらえさせているとも感じています。本来、NRRの指標は最初は一部署から利用され、その後社内で評判が良かった場合に、全社展開へと発展するタイプのプロダクトに使用するのが適切だと思います。

「ジョブカン」は、低価格ではあるものの多くの企業に有料プランでご利用いただけているので、今後も値上げをすることなく順調な運営を維持できると考えています。

ー有料ID数の多さが物語る、「ジョブカン」の魅力

ただID数を増やすことは比較的容易ですが、やはり有料ID数300万は、導入企業に「ジョブカン」の本当の価値を感じていただけないと達成できない一つの数値だととらえています。ここまでお客様目線を一番に、価値あるプロダクトを開発・提供しようと信念を持ってやり続けてきた結果、有料ID数300万をまもなく達成できることはとても嬉しいですし、改めて身の引き締まる思いでもあります。

「ジョブカン」では、全9種類全てのサービスにそれぞれ専門の開発・企画・営業組織があり、きめ細かく対応しています。今後もお客様の立場で使いやすく、充実したサービスの提供を目指して真摯に開発・運営に取り組み、クラウド型バックオフィス支援サービスの業界を牽引していきたいです。

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石山瑞樹 Mizuki Ishiyama
株式会社DONUTS 執行役員兼ジョブカン統括責任者

1983年東京都生まれ
2006年株式会社クイック入社
2008年株式会社イミオ入社
2012年株式会社DONUTS入社