株式会社Domuzは、1.1兆円規模の「花卉産業」において、複数のプロダクトでDXを推進し、領域No.1の会社を目指しています。テクノロジーの力で花卉産業を活性化させ、より多くの人々の暮らしに彩りを提供することがミッションです。
今回は、高い技術力を誇る開発チームの魅力に迫るべく、開発責任者の鈴木にインタビューしました。
プロフィール
鈴木 新芽(スズキ イブキ)
東京大学大学院情報理工学系研究科卒。2015年に新卒で大手IT企業に入社しネットワークサービスの企画・運用業務に従事。インフラ運用の経験を経て、2017年11月にREAPRA Venturesに入社。社内ではRails製の共通基盤システムのコーディング等、テクノロジーに関する支援を担当。フリーランスを経て、2020年7月からDomuzに参画。
幼少期からプログラミングに親しんだ原点
ー今までの人生について教えてください。
小学生の頃から自宅のiMacでゲームをしたり、ホームページビルダーでWebサイトを作ったりしていました。父親が大学教授で、授業で使っているVisual Basicの課題を『やってみろ』と小学生の私に言ってきたのですが、私はただただそれが面白かったので、夢中になって取り組んでいたことを覚えています。
中学校を卒業後は高専に進学し、電子工学・機械工学・情報工学を幅広く学び、その中で特に情報処理やプログラミングに夢中になりました。そして東京大学の電子情報工学科へ進学しました。
学業と並行してバイトでシステム開発にも取り組んでいました。結果、スクラッチで大体のウェブサイトは作れるぞって感じになりました。とにかく、何でも作れるぞっていう感覚や、単純にコーディングが楽しいっていう感覚があって、これは自分にとって天職だなと思うようになりました。
キャリアの転機:大企業からスタートアップへ
ー社会人になってからのキャリアについて教えてください
卒業後、大手IT企業へ就職しましたが、自分が大企業の開発スタイルに合わないということがそこでわかりました。
抱えている案件の規模が大きいので、まず基本設計を数ヶ月かけて行い、スライドでプレゼンし、承認を得てからようやく開発に入るという流れでした。私は『まず作って試す』というスタイルが好きだということに改めて気づいたんですね。3年で辞めてしまいました。
自分が好きな開発スタイルは、革新型企業・急成長企業にこそあると思い、スタートアップやベンチャーに技術支援も含めた総合的な支援を行うREAPRA Venturesへ入社します。
ここで多くの起業家と出会い、事業をゼロから作る経験を間近で見られたのは私にとって大きな経験でした。髙木さん(Domuz代表)ともここで出会いました。いつか一緒に事業をやろうという話をするなど、意気投合したのを覚えています。
2020年、髙木さんに誘われる形でDomuzへジョインしました。エンジニアとして、システム開発の全体をリードする役割をもらいました。
現在は、観葉植物や花の販売に関わるシステムの開発・運用を担当し、開発チームの生産性を最大化するための環境づくりにも取り組んでいます。
Domuzでの開発とチーム文化
ー開発チームについて教えてください
私を含めてエンジニアは現在(2025年2月)、4名います。20代〜30代のチームで、ジェネラリストが多く、幅広い業務に取り組み、柔軟に組織へ貢献しています。自分はこれしかやりたくないんだというこだわりのある方には向いていませんが、新しい経験を積むチャンスがあり、幅広く組織に貢献しているという実感の持てる働き方です。
カルチャーの話をすると、結果へのコミットを追い求める組織だと思います。いつまでに何をやるかを具体的に数字で決めて仕事を進めていきます。もちろん、一人の力ですべて解決してくださいねという話ではないので、私からのサポート、仲間からのサポートをもらいながら解決していくことが求められます。
そのためには、日々技術的な成長をしていくことが必要なわけですが、例えば現在モブプラグラミングに取り組んだりしています。私がコード書きながら、『このActive Recordでこうやって設定するとこういう時に便利だが、ここのところでクラスの中から呼ぶときにはここの参照が残ってひどいことになることがあるので気を付けないといけないよ』みたいなことをぶつぶつ言いながらコーディングをします。その様を見て、同時にコメントしてもらったり質問をしてもらったりしています。
あとは、マイクロマネジメントしないという点も特徴かと思います。今何のタスクをしているかみたいな話はほとんど報告してもらっていないです。朝回だけは時間を決めてやっていますが、朝会で昨日の報告と今日やることを伝えてもらえたら、あとは自由にしています。
Domuzでエンジニアとして働くことの魅力
ーDomuzでエンジニアとして働くことの魅力について教えてください
まず、社長との距離感が近いところは魅力だと思います。
髙木さんはアンドプランツを立ち上げる以前から事業経験が豊富にあるだけではなく、元CTOで自分でプログラミングすることができます。なので、事業をやっていく中で、我々開発者とのコミュニケーションがスムーズです。我々も経営戦略に基づいて開発ができているという実感も持てるのもありがたいですね。
現場のメンバーとの距離感が近いところも魅力です。
直接いろんなメンバーとやり取りをして、必要に応じた本当に必要なものの開発ができます。『こういうエラーがあるから直してほしい』『こういう要望を叶えたい』『こういう集計がしたい』という現場のニーズがダイレクトにわかりますし、『これはできるけどこれはできないよ』というコミュニケーションも取りやすいです。
そして、毎月の締め会では各部署の成果が数字で共有され、開発が事業成長にどう貢献しているかが実感できます。数字にこだわり、事業へのインパクトを感じたい人には最適な環境です。
ーイブキさんの目指す未来について教えてください
私は、世の中をリファクタリングしたいです。効率化によって後の人に役立つ仕組みを作ることが、自分の使命だと感じています。まずはDomuzを成長させ、その成功事例や開発手法を広めることで、技術的な貢献を続けたいと考えています。
ーDomuzに興味があるエンジニアにメッセージをお願いします
結果や数字にこだわって開発に取り組みたい人、自分の成長スピードを加速させたい人には、Domuzは最高の環境です。ぜひ一緒に働きましょう!