【創業者インタビュー】植物・花好きがFlower Techを牽引。代表髙木の事業に懸ける想いとは？

こんにちは。人事の門池です。

私たちDomuzは、「部屋に眺めを」をコンセプトとした観葉植物オンラインストア「AND PLANTS」を2021年5月から運営しているFlower Techスタートアップ企業です。ストアのInstagramフォロワー数は6.9万人（2023年11月現在は9.6万人）など、着実にD2C市場で存在感を高めてきています。

そんなDomuzですが、「初めて名前を聞いた」「どんな人がやってるのか知らない」という方もまだまだ多いと思います。

そこで、今回はDomuzに興味を持ってくださった方へ、代表の髙木のインタビューを掲載します。事業への想いやビジョンについて、知っていただけると嬉しいです！

Profile：髙木 弘貴 Hiroki Takagi
1989年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、タイのバンコクにて起業し、旅行系情報/予約サイトを立ち上げる。その後、ベトナムのホーチミンでSPARK X LABの現地法人の代表を務める。2018年に帰国し、株式会社Domuzを創業。上場企業へ事業売却を経験後、次なる事業としてAND PLANTSをリリース。観葉植物と花が大好き。

植物が欲しいと思う人の購入ハードルを下げたい

ー高木さんは、なんでこの事業を始めたんですか？

私自身がもともと熱狂的な観葉植物好きなんです。

植物が他のインテリアと違うところって、単におしゃれってだけではなくて、「育つ」ってところなんですよね。「生きているインテリア」と言っていいかもしれません。葉が出て、花が咲き、時に枯れ、日々変わる植物の様子を見ることで、まるで自然の中で生活するみたいな感覚を持つようになってくるんです。引っ越しをきっかけに、なんとなく観葉植物を一つ買ったのがスタートだったんですが、気づいたら大量に買っていて、今では部屋が100個ほどの植物や花で溢れかえっています。Instagramでも植物の写真ばかり上げているので、植物・花のマニアということは、いろんな人に知れ渡っていました。

そんな中、2020年の夏頃から、急に植物についての相談が複数の知人から頻繁に来るようになりました。主に「観葉植物を買いたいけど、どう探したらいい？」というものです。コロナ禍でおうち時間が増え、自宅をより過ごし良くするために、観葉植物を買ってみたいと思った人が多かったんです。

そこで話を聞いていくと、探し方がわからないだけではなく、「枯れそうで怖いんだけど大丈夫かな？」とか、「ペットいるけどOKの植物ってあるの？」とか、「自分の部屋の雰囲気にあったものをどう選んだらいいかわからない」とか、購入までの悩みって人それぞれ多いということがわかりました。

じゃあ、植物が欲しいと思う人の購入ハードルを下げてあげられるようなサービスってできないだろうか、と考えて事業を始めました。

▲コロナ禍、高木に寄せられた植物に関する相談

スピード感を持って事業をつくる、走らせる

ーストアをリリースしたのが、2021年5月。その8ヶ月後には資金調達。そのスピードはどこからやってくるんですか？

私自身、事業を興す、ということはこれが初めての経験ではありません。大学を卒業後、東南アジアで旅行系サービスサイトを立ち上げたり、人材サービス、WEBメディア、オフショア開発、いろいろやってきました。Domuzという会社も、もともとはシステム開発・WEB制作、マーケティング支援事業をする会社として2018年に立ち上げたものです。

事業をつくる、走らせるということはいくつも経験していたので、課題意識を持ってから実行に移して形にしていくスピード感は持つことができているのだと思います。

そして、熱狂的な観葉植物好きだからこそ、今やっている事業にも心から熱狂してエネルギーを注げられているのだと思います。これからもっと多くの方に素敵なライフスタイルを届けられるよう、一層加速していきたいと思っています。

▲オンラインストア「AND PLANTS」

映画産業の4倍規模マーケットにITの力で風穴を開ける

ー植物への愛と持ち前のアントレプレナーシップでシナジーが生まれて、事業がドライブしているんですね。

いい表現ですね。ありがとうございます。とは言え、愛と経験さえあればうまくいくわけでは決してありません。私たちの事業に共感してくださる方々の力が必要です。AND PLANTSのファンを増やすだけではなく、Domuzという会社を好きになってもらって、一緒に働きたいと思ってくださる方々を増やしていかなければ、これからの成長は無いと思っています。

観葉植物や花の産業は1.1兆円マーケットで、映画産業の4倍もあります。オンライン販売はまだたったの2％です。巨大産業にITの力で風穴を開けていく、そんなエキサイティングな経験ができるのも魅力だと思います。まだ小さい企業ですから、泥臭いこともたくさんやっていかなければなりませんが、面白いと思ってくださる方、想いに共感してくださる方は多いと信じています。

▲母の日にはプレゼントとしても植物や花が人気

部屋に、眺めを。

ー今後目指していることについて教えて下さい。

AND PLANTSのコンセプトは、「部屋に、眺めを。」です。植物や花は、日々成長し、変化をするインテリアとして生活に彩りを添えてくれます。まずは、多くの方々が安心して納得のいく植物をオンラインで手軽に購入できるよう、ユーザー目線でサービスを改良し続けます。

そして、まだ社外に公開はできないのですが、ゆくゆくは、もっと大きな意味で日々の生活をより豊かにできるようなサービス展開も考えています。楽しみにしていてください。

ーありがとうございました。

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