なにをやっているのか
【院内システム開発事業】
病院内で医師のインフォームドコンセントをサポートするシステムDr.ICのを開発、販売しています。
【製作事業】
院内で利用する医療コンテンツの製作を実施します。
【コンサルティング事業】
診療所・病院の経営コンサルティングや、戦略、業務、マーケティングのサポートをさせて頂いております。
なぜやるのか
■医師として、病院の問題点を解決するために創業しました。
病院を経営(運営)していく上で、医師と患者さんのコミュニケーションは重要な項目の内の1つです。昨今においてはむしろ、医師と患者さんコミュニケーションこそ最重要であるという論調が高まっています。近年では、インターネットやスマートフォンの普及に伴い、誰もが医療情報を容易に入手しやすい環境になってきています。しかし、大多数の患者さんは医療知識に明るくありません。
患者さんは、医療情報や知識が乏しい状態で、見聞きした情報を持ち医師と対話をすることになります。医師はその情報の非対称性を埋め、患者さんを安心に導いていく必要があります。医師からの丁寧な説明やコミュニケーションは、患者さんを安心させ、結果として患者さんは満足感を得ると考えています。
一方、医師の臨床現場は非常に忙しいのが現状です。日本においては2015年現在以降も高齢化に伴い、患者数は増加傾向です。この高齢化に伴った患者人口の増加と医、師の増加数は比例しておらず、偏在しているため、当然、医師と患者さん及びその家族とのコミュニケーションの時間も業務量もさらに増えていくことになります。
まさにここに病院の問題点があります。
医師の業務が増えれば増えるほど、患者さんを診療し対話をする時間が減って行くというジレンマを解決したいと考えています。
■「わからないのでお任せします」を「わかりました。一緒にお願いします」に。
医師は、毎日の激務の中でも、診療や手術の説明を十分に行い、患者さんを安心させたいと切に願い、診療や医療技術向上に日々研鑽しています。しかしながら、そんな背景を知らずして、診療や、手術説明の最後に、患者さんから一言。
「詳しいことはわからないので、先生にお任せします」
患者さんにとっても医師にとっても不健全と考えています。「先生お任せします」ではなく、「わかりました。一緒にお願いします!」に変えないといけないのです。情報の非対称性、医師の激務、この問題を解決したいと考えています。
どうやっているのか
1.医療に効率性の導入を
情報の非対称性と、医師の激務を同時に解決するには、何かしらのツールが必要になります。そのためのツールとして、動画プラットフォームのDr.ICを開発しています。
「医療の最前線に、安心をいつも」これが弊社の経営理念です。患者さんの幸せを願い、安心して人生を生きていく事ができる医療を提供するには、効率的に考えることに加えて、既存にはない価値をどのように生み出すべきかを追い求め続けます。
2.多様性を受け入れ謙虚に学ぶ
ビジネススクールを卒業したので、同期の仲間や卒業生の仲間に数多くのアドバイスを頂いています。システム開発や、コンテンツの製作、マーケティング等、優秀な方々に直接伺いながら顧客開発を進めています。普段会えないような方々にお会いできるのも仲間のおかげです。バイトやインターンに来ていただける方々から見ても普段会えないような業種、職種の方々から刺激をもらえるのは非常に有意義な経験になると思います。
3.チームアプローチ
この大きな問題は1人では解決に導くことが難しいと考えています。元銀行、元メーカー、コンサルティング会社や、IT、製薬企業、病院、診療所など、多様なバックグランドを持つ仲間と共にチームで問題に向き合い、チームダイナミクスを用いることで大きな壁にもクリアしていきたいと思います。