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なにをやっているのか

ダイバーシティ工房では社会課題解決のスキームを千葉県市川市と組んでいます。地域で50年強の歴史を持っていることで、連携できる医療機関や行政や支援機関とのつながりがあり、千葉県市川市を起点として一定範囲のエリア内で0歳〜20歳までの子ども及び子育て環境を切れ目なく整備しています。
ダイバーシティ工房のビジョン(目指す社会)は「全ての家族が安心して暮らせる社会」。世の中には「制度の狭間で生きづらさを感じやすい人たち」が存在している、その背景があったとしてもそれは社会に出た時に必ず強みになり価値観となる、そんな多様な価値観を生み出したいという想いから「ダイバーシティ工房」という法人名へ。
世の中には「制度の狭間で孤立しやすい人たち」が存在しています。 (例:障がいやひとり親、低所得など) そのような背景があったとしても、それは社会に出たとき、必ず強みとなり価値となる。 そんな「多様な価値観を作り出す場所」という想いを込めて「ダイバーシティ工房」と名付けました。   「なにかあったときに、ふと相談しよう」と思える場所があれば良いのではと考え、 現在は学習教室・カフェ・コミュニティスペース、保育園など、目の前の人の暮らしに合わせて「場」をつくっています。 -------- ●Vision 目指す社会 全ての家庭が安心して暮らせる社会 ●Mission 存在意義 子どもと家族の成長に合わせた暮らしやすい環境を創る ●Value 価値 自ら違和感・暮らしづらさを見つけて行動します -------- ■工房のことをもっと知るメディア(コボシル) https://note.com/diversitykobo/all <事業部の紹介> ◾️ 保育事業部 ひとりひとりのこどもの成長や興味関心にあった「こども主体」の見守り保育、医療的なケアが必要なお子さんや、発達段階が異なるお子さんなどにも対応した 「インクルーシブ保育」、日々のコミュニケーションを大事にした「保護者支援」などを柱に、ふたつの保育園を運営しています。  ・企業主導型保育園 にじいろおうちえん  ・認可保育園    そらいろおうちえん ◾️ 学習支援事業部 学校生活や学習に不安がある小・中学生を対象とした学習支援をおこなっています。 本人の特性や環境を踏まえ、安心して学べる環境をつくり、 子どもたちが自分に合った学び方を見つけていくことができるよう、サポートしています。 学習ができるようになるためだけではなく、この先の暮らしにおいて自分が心地よく生きていけるよう、安心して学び、暮らしていける環境を創っていくことを目指して、活動を行っています。  ・放課後等デイサービス スタジオplus+(プラス)  ・放課後等デイサービス プラット  ・自在塾  ・対面授業/オンライン授業 ひらがな読み書き教室 ◾️アウトリーチ事業 アウトリーチとは「手を伸ばす」という意味。 誰もがいつでも誰かを頼れる環境の実現を目指し、 アウトリーチの視点から活動をしています。 地域の古民家を子どもや家庭の集いの場として再生した「拠点型アウトリーチ」、 学校や子ども食堂など様々な場面に赴いて子どもたちに出会いに行く「出張支援型アウトリーチ」、SNSを用いてあらゆる人たちに出会う「ICT型アウトリーチ」を展開し、 多種多様なタッチポイントから子どもと家庭に対してのアプローチを行っています。 ◾️SNS相談事業 全国の「だれでも」「どこでも」「なんでも」相談することのできる無料LINE相談「むすびめ」を運営しています。 お話を聞くだけでなく、 全国地域の支援者や福祉制度の紹介、必要に応じた接続補助も実施しています。   ◾️生活支援事業 「居場所がない」「信頼できる大人がいない」「頼れる場所がない」と困っている若い女性の居場所づくりとサポートをしています。 退所したあとのケアも継続的に実施し、切れ目のない支援を行っています。  ・自立援助ホーム「Le port」  ・母子、若年女性向けシェアハウス「COSTA」  ・ステップハウス「Che SUMU」

なぜやるのか

ダイバーシティ工房では一定の範囲のエリア内で0歳〜20歳までの子ども及び子育て環境を切れ目なく整備しています。スタッフの年齢や経験も多様で、どんな職種の人も自分の考えやビジョンを求められます。だからこそ、あなたが本当に必要だと思ったサービスが、翌年には実現している可能性もあります。今までの人生であなたが社会に感じていた生きづらさや違和感から事業を生み出してみませんか?
「変化し続ける」ソーシャルベンチャーでありたい、と思っています。団体の経営フェーズとしては安定してきているが、これらの社会課題の解決にはこれまでの解決策とは異なる観点を持ち合わせ推進していくことが求められます。だからこそ「変化し続ける」団体でありたいと考えています。そのため、「NPO」という名前だけで解釈をされるよりは、カルチャーなどを感じに来ていただけると嬉しいです。
=============== ■ ダイバーシティ工房が取り組む社会課題は「孤立・孤独」 =============== 障がいや病気、引きこもりなど、日本には何らかの「生きづらさ」を抱えた人が1,500万人以上 (およそ8人に1人)存在していると言われています。 WORK DIVERSITY!の調査によると ------------------- ・非就労障がい者 :356万人 ・LGBT  :220万人 ・ニート  :145万人 ・アルコール依存症:109万人 ------------------- その他引きこもり、ホームレス、難病、生活困窮母子世帯など 「生きづらさ」の要因は複合的で挙げればキリがない、とされています。 また、日本の若者の5人に1人は困った時の相談相手が誰もいないと答えています。 この割合は先進国諸外国他7カ国と比較しても最も高い数値です。 これらの課題が放置されたまま行き着く先は、 繋がりによって成り立つ現代社会の断絶なのです。 社会課題の発生要因は「無関心層」が多ければ多いほど深刻になること。 社会制度や環境未整備の側面からマイノリティとなってしまう、 孤立になってしまうという状況を打破すべくライフステージに合わせ切れ目のない支援を提供し、 個人が社会と何かしらの接点でつながり続け必要なサポートを受けられる状態を まずは千葉県市川市から作り出しています。 =============== ■ 「社会課題の解決がしたい」よりも「世界の見え方を変えたい」 =============== 私たちはNPO団体ではありますが、 「NPOっぽくない。スタートアップ企業っぽい」と言われることがあります。 それは、課題解決の捉え方が、他の団体とは少し異なるからかもしれません。 私たちは確かに社会課題や生きづらさの解消に向けて活動をしていますが、 本来的にやりたいことは、まちづくりを通した自分や他の誰かの 「世界の見え方」を増やすこと・変えることだと思っています。 どのような背景を抱えていたとしても、 はたから見ると「大変そう」に思えたとしても、 「自分で自分の生活の楽しさを味わい、生きている人」の姿が世界にはあります。 人が日常生活を送る中では、様々な理由でサポートが必要な場面がもちろん存在しますが、 手を差し伸べる際、「何か特別なことをしている」のではなく、「ただ必要だから行う」というくらい、自然な世界になることを目指しています。 いかに多くの人の世界の見え方を変革し、人や世界に対する気づきをどれだけ増やせるか、を大事にしていきたいと思っています。

どうやっているのか

信用金庫、医薬品販売、銀行、出版社、商社など異業種出身のメンバーも活躍中!今までの人生であなたが感じていた違和感や「こうだったらいいのに!」という気づきが、プロジェクトを始める上で貴重な原体験になります。「まちづくり」「居場所づくり」「子ども」「インクルーシブ教育」といったキーワードに少しでもアンテナが立っている方は、ぜひお気軽にご応募ください!
ダイバーシティ工房では様々なバックグラウンドの方が働いています。福利厚生においても結婚/出産お祝い金の他、自社保育園完備・保育料、学童保育料補助、看護・介護休暇などライフステージに合わせた施策を取り入れています。
=============== ■ 地域で50年強の歴史を持つ私たちは、本気で「まちづくり」にアプローチする。 =============== SDGs11にて掲げている「住み続けられるまちづくりを」とは、 地球上に住む人間全てが住み続けられるよう、様々な課題に立ち向かいながら、まちづくりを進めていくことを掲げた目標です。 社会・経済・環境の三側面の土台にあるのが「まち」です。 住み続けられる「まち」がなければ、 人間らしい生活を送ることは困難となり、持続可能とは言えません。 特に日本においては地方の人口減少と高齢化が深刻で、地方経済の悪循環をつくり出してしまっています。 「病院に通いたいが、自分は高齢なので車を運転できない。バスもない」 など、生活水準の維持が難しくなってきているケースも散見されているのが現状です。 とはいえ、単に「まちづくり」といっても地域や都市の発展・改善を図るプロセスにおいて 様々な難しさが発生し、地域の特性や状況に応じて柔軟性を持って進めることが重要です。 私たちは地域で50年強の歴史があり、連携できる医療機関や行政や支援機関の繋がりがあることに加え、 学習支援を切り口に保護者の相談や家族が抱える課題、困りごとにアプローチしやすいといえるのです。 =============== ■ 社会課題に「楽しく」向き合う =============== 日本は課題の先進国です。 見方を変えれば「自分たちの手でいくらでも世の中をより良くすることができるポテンシャルを持っている」とも言えます。 時代の変化に合わせて日々姿を変える課題に、私たちは自らを変革させながら向き合っていく必要があると考えています。 ユニークなアプローチで社会課題を解決する企業・団体、社会課題の解決(ソーシャルビジネス)を展開する国内スタートアップ・ベンチャー企業も増えてきました。 国をあげて社会課題の解決、つまり「日本をより良くしていく動き」が盛んになっている今、ワクワクしながら変化を楽しみ、課題に向き合あうメンバーが集まっています。 また、多様な知識・経験を持ったメンバーが集まることで、想像し得なかったアプローチができると考えているため、 ダイバーシティ工房では経験を問わず、私たちの文化を素直に 「いいな」 「自分もいっしょに作り上げたいな」 と思っていただけるか?を大事にしています。