記事を読んでいただきありがとうございます。
株式会社divは2022年3月21日に創業10周年を迎えました。
今回は当社の創業から現在、そして今後の未来に至るまで、少ししっかり目の会社紹介をしたいと思います。
創業初期
当社は代表の真子が大学4年時に創業した会社です。
当時はfacebookなどのSNS全盛期ということもあり、当社も創業当時はSNSサービスの立ち上げを行っていました。
(同世代の仲間で学校のようなコミュニティを作ることがコンセプトのSNS『Class』)
しかし複数のSNSをリリースしたもののそれらはうまく軌道に乗らず、第二創業と位置づけて新たに始めたのがプログラミングスクール『テックキャンプ』(当時のサービス名は『TECH::CAMP』)を中心とした教育事業です。
当時まだまだ体系的にプログラミングを学べるサービスがなかった中で、「短期間」「質問し放題」「充実した教室環境」といった特徴を持ったサービスとして、『TECH::CAMP』をリリースしました。
(当時のWebサイト)
テックキャンプの開始と成長
2014年に立ち上げたテックキャンプはそこから急成長していきます。
最初のサービスである『TECH::CAMP』(現在の『テックキャンプ プログラミング教養』)は、プログラミングの知識を活かしてキャリアアップや副業・起業を目指す人を中心に順調にユーザーを増やして来ました。
サッカー選手・投資家の本田圭佑さん、日本交通会長の川鍋一朗さん、元スカイマーク会長の佐山展生さんなど、著名な経営者・起業家にも数多く受けていただきました。
その後2016年は新たに『TECH::EXPERT』(現在の「テックキャンプ」)というサービスを立ち上げました。このサービスは「未経験者からエンジニアにキャリアチェンジすること」をゴールに、より本格的なエンジニアスキルを学べるサービスです。
どんな学歴や職歴の人であっても、エンジニアとしてのスキルを身につけるしっかりとした教育を受ければ、エンジニアとして成長産業で活躍する事ができると信じて始めたサービスです。
第1期の受講生は3名。最初の一人がエンジニアとして転職に成功した時は社員全員で喜びました。そこから受講生はどんどん増えていき、エンジニアとしての転職者数は累計4000名を超えました(2022年7月31日時点)。
受講生のほとんどはプログラミングにも全く触れたことがない方々で、自衛隊、美容師、お寺の住職といった全く畑の違う経歴からエンジニアになられた方も多くいました。
そうした一人ひとりの受講生の転職が決まる度に、私達も感動をもらっています。
会社は倍々で拡大を続け、テックキャンプは国内最大規模のプログラミングスクール・エンジニア養成スクールに成長します。
マンションの一室から始まったサービスは、東京、大阪、名古屋、福岡といった主要都市に複数の教室を展開するまでに至りました。
(テックキャンプの教室)
その間に資金調達も続け、2017年4月にシリーズA、2018年12月にシリーズB、2020年3月にシリーズCと資金調達を行い、調達資金を教室出店や採用・広告への投資として、日本国内でより多くの人たちで「人生を変える」機会を作るために、事業を成長させて来ました。
特に2020年は総額18.3億の資金調達を実現し、いよいよ全国への出店拡大が実現できる土台が整いました。
コロナ到来と戦略の転換
大型の資金調達をし、新規出店や採用も順調に進んでいよいよという2020年頭、新型コロナウイルス感染症が世界で蔓延し、4月には日本でも最初の緊急事態宣言が発令されました。
私達も急遽教室の営業停止をしサービスのオンライン化を進めるなど、対応に追われました。
無事にサービスのオンライン化は実現できた(オンライン化後の学習完了率などは教室時代よりも向上するという結果に!)ものの、状況が長引くにつれて教室利用のニーズがなくなり、集客には大きなマイナス影響が続くことになります。
コロナが長期化して度重なる緊急事態宣言の延長が続いた2021年、その影響はより大きくなり、私達は戦略の大きな転換を決断します。
教育事業については全ての教室をクローズし、サービスのオンライン化をより強化しました。人員数も集客に見合った規模まで縮小しました。
一方で、コロナによってリモートワークが普及するなど企業のDXが加速したため、「エンジニアを生み出せる」という教育事業の強みを活かし、DX支援のためクリエイティブの会社を子会社として設立しました。
また、コロナが落ち着いてエンジニアの採用ニーズが復活することを見越して、人材事業の強化も行いました。
「教育事業への依存が大きい会社」から「教育事業を軸に複数の事業が相互成長する会社」への転換を図ったのです。
この戦略転換はうまく成功し、子会社のdivxは前年同期比で4倍に成長し、人材事業もコロナ前の水準まで急回復しました。教育事業は引き続き高いエンジニア転職率を誇り、多くの受講生に人生を変える機会を提供しています。
(子会社divxの売上成長)
divの未来
現在当社は、会社設立直後の創業期、テックキャンプを開始した第二創業期に続く、コロナ後の第三創業期として成長を続けています。
コロナによって戦略には変化がありましたが、「人生にサプライズを」という会社の理念は変わることなく、全員が理念・ビジョンの実現を目指して働いています。
もともと会社の柱である「教育事業」により人々が人生を変える教育機会を提供し、「人材事業」によりエンジニアを中心により幸せに働く就業機会を提供し、「DX事業」によりエンジニアとしての成長機会を提供するとともに日本のDXを加速させます。
教育事業は今後より領域を拡大する事で、エンジニアに限らずより多くの人たちに機会をつくれる会社になりたいと思っています。
そして、同じ想いで一緒に働いてくれる仲間を募集しています。
少しでもdivに興味を持っていただけたら、是非求人へのご応募をお待ちしています。
一緒に「誰かの人生を変える挑戦」をしましょう!