広告業界のコンプライアンスを遵守すべく、法務という立場から事業活動をサポートする西山渚沙。「やると決めたら一直線」と自分のことを語る彼女は、どのように活躍し、成長しているのか。ディスカバリーとの出会いから現在の活動について、緊張しながらも語ってくれました。
異業種からの転職。あきらめられなかった法律の世界。
新卒で入社したのは、医療関連サービス企業。海外にも拠点を置いている比較的大規模な会社だったのですが、頭の片隅にあったのは「将来的なキャリアアップ」。前職では、業務全体のゴールが見えている気がして、仕事に対する物足りなさを感じていました。
そんなときに出会ったのが、法務という仕事に携われるディスカバリー。学生時代に学んでいたものの、一度はあきらめていた法律の道でした。未経験からでも入社できると知り、「やっぱり法律に関わる仕事がしたい!」という想いが再燃し、転職を決意しました。
「決めたら一直線に進む」。この性格のおかげで、まったく未知の業界への転職でしたが迷いはありませんでした。「めっちゃいい買い物をたくさんしてもらう」という会社のキャッチコピーに強くひかれたことも迷いなく進めた理由の1つだと思います。
ただ入社する前日まではとても不安だったことを、今でも覚えています。(笑)
挑戦する意識を受け入れてくれる環境。常に立ち向かう精神でフローを軌道に乗せていく。
法務は設立されてからまだ8ヶ月の若いチーム。社内でのルールや契約に関するマニュアルの整備、予算管理をきちんと行うための体制構築などを進めていて、今は広告代理店の法務として機能するように、基礎を固めている段階です。
そんな中、私が最初に取り組んだのは、新規の取引先に対してのフローの構築。取引の見込みが発生してから契約締結までを一連の流れにしたもので、契約や取引に関わるさまざまなリスクを最小限に抑えることを目的に構築しました。
フローは導入して終わりではなく、「社内で浸透させて軌道に乗せる」ことが重要です。そのためには、マニュアルを定期的に更新することはもちろん、フローに対する疑問に答えられる環境を整える。そのうえで、法務チームが相談先として機能することが重要だと感じています。
「フローを完成させて、企業のリスクを最小限に抑える」という目的を実現するために、もう試行錯誤の毎日です。フローを軌道に乗せるために課題がどこにあってどうすれば解決できるのか。上司やチームの仲間に支えられながら、初めてのことに挑戦し続けています。
「やると決めたら一直線」。目指すのは、ディスカバリーの最後の砦。
業務を進めていく中で、自分が一番内容を理解し、説明できるレベルに落とし込む必要があり苦労しました。それもあって、導入したフローが少しずつ浸透してきたかなと感じたときは達成感がありました。
経験のない業務ばかりだったので大変でしたが「やると決めたら一直線」です。上司や仲間にサポートしてもらいながら、何事にも積極的に挑戦していきました。自由に発想ができる環境や、自分の意見を積極的に伝えられる文化はディスカバリーの良さだと思います。
とはいえ、業務の達成率は1割から2割とまだまだこれから。社内にフローが十分に浸透していないので、企業リスクを最小限に抑えるためにも、法務からもっと契約書のフローを浸透させるべきだと思っています。
法務として目指すのは「最後の砦」。契約の面だけでなく、法律への理解を深め、改正や新しいものについていち早く理解して会社に落とし込めるようになりたいと考えています。特に、弁護士の方と同じ言語で対話できるスキルは、すぐにでも身につけたいと思っています。
また、広告代理店として欠かせない薬機法や景品表示法への対応を強化するために、研修チェックチームが新設されました。こういった面でも「法務に相談すれば安心だ」というように、法務として役割を果たせるように積極的に取り組んでいきたいと考えています。
ディスカバリーの良さは、常に新鮮な気持ちで仕事ができるところです。法務の知識を、未経験から学べる環境が整えられています。「同じ目標に向かって頑張りたい」と思っていただける方とぜひ一緒に働きたいと思います。
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