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【必見】日本の人口減少と過疎化ガチ予測(1)

都知事選でもクローズアップされましたが、日本の過疎化の問題がどれくらい深刻なのか、
特に東京に住んでいるとピンときません。

なぜなら東京だけが全国の都道府県で人口が増え続けているからです。

Directorsは経営者の紹介や経営チームの派遣からビジネスをスタートしました。
そして現在でもコンサルティングサービスを提供しています。

事業戦略やM&A、外資系企業の日本進出支援など、様々なテーマのPJを推進していますが、
最近、当社のクライアントの国内の営業戦略を検討する機会があり、その中で商圏分析をすることになりました。

市場性を見る一番単純な指標は人口です。

各都道府県別、市町村別の人口推移がどのようになっているかは、それぞれの地方自治体から統計データとして国勢調査の結果として、数字が提供されており、過去50年にさかのぼって人口推移をトレンドとして見ることが可能です。

分析したい対象となる都道府県が決まり、どの範囲までデータを取得して、どういう形でアウトプットしていこうか検討していた時、シニアアナリストのMさんが、「こんなんあるんですけど」と見つけてきたサイトがこちら。

地域経済分析システム(RESAS:リーサス)は、地方創生の様々な取り組みを情報面から支援するために、経済産業省と内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局が提供しています。
自治体職員の方や、地域の活性化に関心を持つ様々な分野の方によって、効果的な施策の立案・実行・検証のためなどに広く利用されています。(原文ママ)

トップページのデザインはこれからきっとブラッシュアップされてくると思いますが、
このサイト、政府により無料で提供さているのですが、相当アツいコンテンツが提供されています。

今日はここから、日本の人口が各都道府県でどのように推移してきたかを、RESASを使いながら、
ビジュアルで眺めてみます。

まず今から60年前、1965年の各都道府県の人口増減率はこちら
(地図の表示上沖縄は除いている点、ご了承ください)

高度経済成長期ですが、関東と近畿、東海エリアと北海道、宮城と広島以外は人口減少の時期でした。

次に5年後の1970年を見てみましょう。
人口増加エリアが青森や関東地方から近畿、中国地方含めて増加し、九州でも福岡が人口増に転じています。


今から50年前、1975年は山陽新幹線、岡山・博多間延伸開業で全線開通の年です。
ベトナム戦争でサイゴン陥落もありました。もはや歴史の授業の様相を呈してきました。

なんと!すべての都道府県で人口増となった年でした!

まさに高度経済成長期、10%以上の成長率を続けていた時期で、勢いを感じますね。
団塊ジュニア(だんかいジュニア)世代は、日本で1971年(昭和46年)から1974年(昭和49年)に生まれた世代を指し、第二次ベビーブーム世代とも呼ばれています。まさにこの時期ですね。


高度経済成長期は1974年までとされていますが、5年後の1980年を見てみましょう。
ボイコット問題に揺れたモスクワ五輪、竹の子族、ルービックキューブが流行、漫才ブーム、ヒッチコックが死去、「影武者」がカンヌ最高賞、大平正芳首相が急死、具志堅13連続防衛に成功、王貞治が現役引退、ジョン・レノン殺害といった出来事がありました。

人口、増え続けてますよね。どこまで勢いが続くのでしょうか?


1985年、まだ人口は増加中です。少しペースが落ちてきたかな。

1985年はラグビー新日鉄釜石が7連覇を達成、つくばで科学万博が開催され、青函トンネル本坑が貫通しました。また、NTTが誕生し、PL学園のKKコンビが最後の甲子園で優勝、阪神タイガースが優勝してフィーバーしました。さらに、ファミコン用ソフト『スーパーマリオブラザーズ』が発売され、社会現象となりました。そして、経済面ではプラザ合意が発表され、日本はバブル経済へと突入してゆきます。

思った以上に長編になりましたので、続きはまた次回更新で。
ぜんぜん人口減少と予測までたどり着いていませんが、(2)でそこまで触れますので、お楽しみに。

何をお伝えしたかったかというと、コンサルティングの現場で昔はアナリストと呼ばれるジュニアコンサルタントが山のようなデータをエクセル等駆使しながら、仮説を出したりするのに四苦八苦していたところ、最近はこのようなツールや可視化がAI含めて簡単に利用できるようになってきました。

Directorsでは自動翻訳、生成AI、RESASのような公知のツールを正しく使うことで生産性を飛躍的にアップさせると同時に、コンサルティングのプロジェクトにおいて、その先にある仮説立案や施策の検討においてより高いレベルのサービスを提供できるように日々腕を磨いています。

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