未経験からでも自走できる教育体制
―南都さんは第二新卒入社ですが、まずは前職について教えていただけますか?
前職では百貨店でタオルを売っていました。 僕は理系学部だったので、就活時はIT業界も見ていたのですが、当時はそれより人と接することに興味・関心があり、百貨店を選択しました。
―百貨店から第二新卒として転職に挑戦しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?
前職もやりがいはあったのですが、百貨店は業界自体がどんどん縮小していき、業務としても成長を感じにくい状態でした。 そのため自分のキャリアも長期的なプランが描きにくく、転職を決意しました。 百貨店で働く中で、業界の伸び悩み、そして大手企業特有のしがらみに対して非常に問題意識を持っていたので、業界が伸びているIT業界、そして中小企業で裁量を持って働ける環境というのが転職軸でした。 あと未経験でも自走する支援をしてくれる教育体制がある会社というのも重要なポイントでしたね。
―前職の問題意識からそれを解決できるキャリアアップを考えたわけですね。実際に入ってみてどうですか?
入ってみて期待通りだったのは教育体制です。面接の時から、研修内容やキャリアパスを教えていただき、自分なりにも覚悟を持って入社できたというのもあると思いますが、ギャップはなかったですね。 エンジニアは勉強や実務をやればやるだけできるようになるので、だいぶ開発力はついたと思います。
「それってどういうこと?」が成長のキーワード
―逆に苦労したことはないですか?
百貨店の販売員からエンジニアというまったくの異世界に飛び込んだことで、最初はコミュニケーションの苦労がありました。 エンジニアらしいコミュニケーションというのでしょうか・・入社当時は「それってどういうこと?」というツッコミをたくさん受けてたじろぎました(笑) 人と話たりするのは好きだったのですが、本質を捉えるような会話が不慣れだったのだと思います。 でもお客様の要望を理解し、それを具現化するには、すごく大切な考え方だと気づきました。それからは「それってどういうこと?」というのを自分が納得するまで自問自答しています。
―そういう意味では、今はインタビューしていてもだいぶエンジニアっぽい喋り方になっていますよ(笑)逆に百貨店の経験が活きたと感じることはありますか?
僕は社外常駐のプロジェクトにアサインされることが多いのですが、自分の見られ方は人よりも意識できていると思います。 百貨店では常にお客様に見られていたので、今もその意識は抜けておらず、言葉遣いや服装、所作などの社会人としての基礎やホスピタリティは百貨店クオリティだと思います。
技術に貪欲な人ほど謙虚になれる
―社外常駐では初めて接する方も多いと思うので、すごく大切なところですよね。ところで社外常駐は大変ですか?
僕は結構好きですね。いろいろな人と関わることができるので、社内にいる以上に多様な情報を得られていると思います。 あとは前述の通り、見られている意識を強く持ちやすいので、ダラダラと仕事をしなくて済んでいます。元々、公私を分けて働きたいタイプだったので、メリハリがつけられて働きやすいです。
―多くの人と関わる機会が多いとのことですが、ディマージシェアの上司や先輩は客観的にみてどんな人が多いですか?
何と言っても、技術力が高いです。そしてすごいと思うのは、技術に対して貪欲なので、どんなに技術力がある人でも現状に安住していないことです。 だからこそ、上位者であればあるほど、謙虚で勉強熱心です。この姿勢はもっと見習っていかないといけないと思っています。
自分の意志を持ち、発信する
―南都さんはこれからどのようなキャリアを歩んでいきたいですか?
入社してから開発フェーズに関わることが多かったのですが、せっかく一次請けにこだわるディマージシェアにいるので、今後はもっと上流工程にも多く関わっていきたいです。 新卒でも上流工程を経験できるような風土や環境があるのは有り難いです。 そしてその先は、マネジメントや教育の方に進んでいきたいと思っています。 元々人材育成に興味があったので、まずはこれから入社してくださる方の良き先輩になれるように頑張ります!
―それではこれから新卒や未経験からディマージシェアに入社を希望される方にアドバイスをお願いします。
ディマージシェアにはたくさんのチャンスがあります。でも自分が何をしたいのか意志を持って、それを自ら発信していかないとチャンスを得ることはできません。 発信しやすい雰囲気はあると思いますので、何をしたいのか、どうなりたいのか、みなさんの主張をお待ちしています!
―ありがとうございました。