こんにちは、デザインワン・ジャパン新規事業部(の中の人)です。
5月29日(水)に開催した令和初のMeet upイベントですが、
おかげさまで盛況のうちに終了いたしました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございます!
スケジュールの都合などでご参加いただけなかった方にも
当日の様子を簡単にご紹介できればと思います。
【参考】
■前回記事
スタートアップとは異なる方法論で戦う ~上場企業の新規事業開発~
■イベント告知
DOJ Meetup 新規事業ワークショップ サービスの立ち上げ方
当日の流れは下記の通りです。
「DOJ独自の新規事業立ち上げフレームを体験してみませんか?」
と呼びかけ初めて開催した本イベント。
準備段階では人が集まるのか一同不安で仕方ありませんでしたが、
当日はなんと20名以上の方にお越しいただきました!
「新規事業に関心がある」
「どんな手法をで立ち上げ推進しているのか気になる」
など高い熱量をお持ちの方ばかりで、
開会前から各グループではすでに活発に交流が始まっていました。
今回のmeet upのメインコンテンツであるワークショップの流れに沿って、
当日の雰囲気を写真を交えてお伝えしていきます。
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■自己紹介タイム&事業アイデアのネタ出し
「あったらいいな」「こういう不便がある」というネタを各自の身の回りから考えて絞り出します
■グループ内でアイデア共有
各人が出したものを持ち寄って集約。それぞれの発想や着眼点の違いにお互い感心しながら共有しています!
■今回掘り下げていくアイデア候補の収斂
出てきたアイデアの中で、どれなら実現できそう?価値が高そう?使ってくれそう?を話し合います。
■考案するサービスをブラッシュアップ
「誰の、何の課題を、どうやって解決するか」これ、意外としっかり揃わなくて苦労するんですの図。
■ラストスパート!(まとめ、発表準備)
3分間のプレゼンテーションを控え、発表のために考えをまとめていきます。
■各グループの考案サービスのプレゼン
選んだトピックや切り口に各チームの個性が色濃く出ていました。突飛な発想に笑いが起こる場面も!
■歓談&最後に集合写真を撮って終了!
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ワークショップのこの一連の流れは
DOJ独自のスタートアップフレームワークで、
実際に新規事業部のメンバーもこのフレームを使って現在進行形で事業検証を行っています。
つまり、私たちが実際の業務で使っている本物の手法を
参加者の皆さまに体験いただいたイベントなのです。
ただ、2時間半というとても限られた時間の中にたくさんやることを詰め込んだため、
ワークショップもかなりの駆け足になってしまいました。
本当なら丸1日かけて行いたい、そんなワーク内容ですし
事業立ち上げ全体で見たときに、ここはまだ入り口に過ぎません。
登山だと、ウェアやザックを買いそろえたくらいのところなので、
ここからふもとへ向かい、急斜面を登り、崖を越え、風雨を耐え、山頂へ…という試練が待ち受けているのです。
※余談ですが、DOJ新規事業部はこのアイデア出しのフェーズで約1か月試行錯誤を繰り返していました。
こうしてバタバタと幕を閉じたワークショップでしたが、
今回私たちからお伝えしたかったメッセージとしてはこの3点です。
・アイデアはふと天から降りてきたり、一朝一夕に形になるものではない
・『課題/価値/解決方法』の3つが揃って初めてアイデアと呼べる
・アイデアを出した後こそが苦難の始まりである
今回のワークショップを参加者の方にご満足いただける有意義な内容に!と思い尽力してきましたが、
参加いただいた皆さんから異口同音に
「楽しかったし、苦しかった」
というお言葉をいただけたことから
"生みの苦しみ"が伝わったな、体感いただけたなと思っています(笑)
「イベント用に作られたものではない、本物のフレームワーク」と
真剣に対峙してくれた皆さまの姿を見て、運営冥利に尽きるなあと感じた次第です。
今後もDOJ Meetupはテーマを様々ご用意しながら開催いていきますので、
引き続きご注目ください!