デザインワン・ジャパン新規事業部(の中の人)です。
突然ですが、当社は東証一部上場の企業で、お店や施設の情報サイト「エキテン」を主力事業としています。
いまでこそお店などの情報・非インターネット領域の情報がまとまったサービスは珍しくなくなりましたが、「エキテン」は2007年から10年以上もの間にわたり情報が集積されてきました。ローカル情報サービスとしては日本最大級であり、草分け的存在のひとつといえるでしょう。
「社内新規事業」と「スタートアップ」の違いは?
いま、デザインワン・ジャパンでは他にはないデータを積み上げてきた主力事業(エキテン)の強化とは別軸で、並行して「ゼロイチ」での新規事業開発にも取り組んでいます。
上場企業がやるべき新規事業となると、成長可能性の大きなものを狙うことになりますし、できるだけ成長確度も高い領域を探すことになります。
「狙ってホームランを打つ」のはスタートアップと同じではありますが、単に同じことをやるならば小さなチームで自由度が高いうえにマインドも野心的である人材が集まりやすいスタートアップの方が我々のような事業会社よりも有利であるということになります(キャッシュフロー/資金調達など、我々とは別の種類のストレスはありますが)
スタートアップ企業に勝つためには
そこで我々はスタートアップに勝てるチームづくり・事業づくりを推進しています。
上場企業における新規事業開発の強みは、やはり「これはイケる!」という事業を発見したときに最初から優秀な人材を投入することができ、経営者や株主の納得さえあれば大きな資金を投下できるという点に違いがあります。
我々の会社はおそらく読者のみなさんが考えているよりも(上場企業の中では、ですが)経営陣と現場が近く、意思決定スピードも早い会社です。
我々もスタートアップ企業も実業として大きなサービスを作ることが本質的な価値ではありますが、シード(注:事業成長における「準備」の段階)やプレA(注:資金調達の初期段階)くらいのシリーズにいるスタートアップだと将来価値を大きくすることもやるべきことに含まれてしまいがちではあると思います(もちろん、これはどちらが良いとかそういうことではなく市場におけるビジネスのやり方の違いなだけです)
素早い意思決定と人員・資金などのリソース投下ができるのが我々の構造上の強みともいえます。
もちろん、それだけではありません。ここでは詳細には書きませんが、上場している事業会社だからこその新規事業の開発方法にも強みがあり、スタートアップとは違う方法論をもって戦うということを意識しています。
※アイデア出しブレストの様子
(諸事情につき小さめの画像で失礼します)
戦いは果てしなく…
現在、社内では常に数本の検証事業が走っており、我々の事業で世界を活性化するというコーポレートミッションの実現ができるような新規事業を模索しています。
人員と資金を投下してシードのビジネスを数本同時に検証し、検証試行回数を増やせるのも上場している事業会社内の新規事業部ならではだと思います。
新規事業開発の体験型イベントやります!@新宿
さて。そんな我々デザインワン・ジャパンの新規事業部ですが、事業会社内の新規事業に興味のある社会人の方やインターン先を探している学生さんを対象に(つまり学生でも社会人でも参加できます)新規事業開発をテーマにしたミートアップイベントを開催します!
希望者は新規事業開発の考え方を体験できるワークショップにもご参加いただけます。
オブザーバー(ワークショップ見学)としての参加や、懇親会のみの途中参加も歓迎です!
日時は5月29日(木)19時30分から、場所は東京・西新宿の弊社オフィスです。
詳細はイベントページに記載していますのでご覧いただき、ぜひご参加ください!
多くの方と出会えることを楽しみにしています。
【イベントページはこちら】
https://www.wantedly.com/projects/309081