なにをやっているのか
会社を飛び出して、都内の様々な場所でワークショップを実施しています。 「インサイトをアイデアに発展させる」 皆で知恵を出して新たなアイデアを導き出します。
ワークセッションで議論されるインサイトやアイデアを、その場でイラストレーターがイラストにします。 イラストになることで、さらにアイデアが拡がったり、フォーカスすべきポイントが見えてきたり…効果は絶大。
インサイトリサーチをコア技術に、アイデア開発支援を行うマーケティング会社です。
人間の無意識を探り出す独自の調査手法で、クライアント企業のアイデア開発とイノベーション導出を支援しています。
■デコムが考えるインサイト■
消費者の意思決定の裏にある「なんとなく」を掘り起こして、マーケティングに生かそうというのがインサイトマーケティングの考え方であり、これからはターゲットを動かす無意識の核心(=インサイト)をマーケティングに活かすことができるかどうかで、企業の競争力に差が出るとデコムは考えます。
インサイトリサーチで得た消費者の無意識や深層心理からブランドや商品、コミュニケーションのアイデアを考え出し、それをブラッシュアップするという「インサイトリサーチによるアイデア開発支援プログラム」を通じて、デコムはクライアント企業のアイデア開発を支援しています。
■3つのステップ■
(STEP1)インサイトリサーチ
⇒独自ツールで使って、インサイトを探り出す
インサイトリサーチはデコムのアイデア開発支援のコアスキルです。
その手法としてはさまざまな独自ツールがあり、多数の実績により日々洗練されています。
(STEP2)ワークショップによるアイデア開発
⇒探り出したインサイトからアイデアを開発
探り出したインサイトからアイデアを開発するインサイトリサーチの結果を活用したプログラムです。
リサーチとは課題を解決するというゴールに向かうためのひとつのプロセスであり、このSTEP2において具体的な「課題を解決するためのアイデア」を開発していきます。
また、デコムのワークショップでは「イラストレーターも参加してその場でのアイデアビジュアル化」や「リフレクションムービー」など、効果的にアイデアを開発し、次につなげるためのさまざまな特徴があります。
(STEP3)アイデア検証
⇒ワークショップでつくったアイデアを定量的に検証
ワークショップで開発したアイデアを定量的に検証します。
ここでもイラストを活用してアイデアの提示するなど、新しいコンセプトアイデアで実現される象徴的なシーンとベネフィットを分かりやすく表現できる特徴があります。
■案件事例■
●ブランドリニューアル(果汁飲料)
広告投資をほとんど行わないコンセプト・製品・パッケージのみのリニューアルにも関わらず
カテゴリーシェアトップクラスとなり、ブランドを復活させることができた。
●未充足ニーズの発見によるコンセプト開発(日用品)
「まず、入浴行動を情緒面から深耕することに大きな意義と発見があった」「さらには単なる商品コンセプトの開発にとどまらず、
生活者の行動やその変化、商品の選択などの理解にも入浴マンダラが大いに役立った」との評価をいただき、活用されている。
●ブランドブック作成(アルコール飲料)
インサイトリサーチ、ワークショップ、アイデア定量検証、ブランドブック作成の全体プログラムを通じてブランド戦略を構築。
新商品発売に合わせて実行し、ローンチの成功に結びつけた。
●先行消費者インサイトからの新商品コンセプト開発(エレクトロニクス)
ここで得られた情報がデータベースとなり、得られた気づきを基に実務に落としていく段階。
各関連部門で、ユーザーエクスペリエンス活動としてプロジェクト継続中。
なぜやるのか
■当社が目指していること■
インサイトリサーチで、グローバル競争に負けないアイデアを
支援する。私たちデコムは、このことを通じて社会に貢献します。
これが当社の経営理念です。
企業がグローバル競争に勝ち抜いていくためには、
次々とイノベーティブな商品、サービスを出し続けるしか
ありません。
海外には、イノベーションコンサルティング会社が存在しますが、日本にはまだ少ない。
このことが、日本の競争力低下の背景のひとつではないかと考えています。
■当社がわかる動画■
-----------------------------------------------------------
下記のURLから当社やインサイトリサーチについて説明している動画をご覧いただけます。
【デコムのアイデア開発支援が3分でわかる動画】
https://www.youtube.com/watch?v=EfLUbSvRuiE
【5つの誤解が2分でわかる動画】
https://www.youtube.com/watch?v=qLT01woYVlA
【イノベーション関連の講演実績】
ad:tech tokyo 2012では初めて「イノベーション」をテーマにしたトラックが設けられ、
「コンシューマーインサイトから見い出すイノベーションとは?」と題されたセッションにおいて
当社の大松が登壇させていただきました。
「コンシューマーインサイトから見い出すイノベーションとは?」
http://www.adtech-tokyo.com/2012/ja/conference/session_detail/ssnDetail.html?id=B-9
■「デコム」の成り立ち
社長の大松は福岡でデコムを立ち上げ、広告プランニングの仕事をし
ていました。そしてある時「コンシューマーインサイト」という概念の
存在を知りました。ダイレクトマーケティングの企業が多く集まる九州
で、レスポンス広告作りに頭を悩ませていた大松は、「インサイト」
が手がかりになるかもしれないと考え、様々な文献や資料を漁り、様々
な調査や表現テストを繰り返した結果、「インサイト」を発見できる技
法に辿り着きました。
※大松が2006年に執筆した書籍『図解やさしくわかるインサイトマーケ
ティング』(日本能率協会マネジメントセンター)は、インサイトリサーチ
に関する日本初の書籍です。
どうやっているのか
■具体的には■
3つのステップでプロジェクトを進めます。
STEP1 インサイトリサーチ
・クライアントへのヒアリング
・プロジェクトのプロポーザルを提案
・インサイトリサーチの実施
・分析、アイデア開発
STEP2 ワークショップ (右の画像を参照してください)
・プログラムの立案
・実施、報告
STEP3 アイデア検証
・アイデアのプロトタイピング
・定量調査の立案、実施
・アイデアのブラッシュアップ
以上の一連の業務に携わっていただきます。
■デコムを楽しむ7つの法則■
①アイデア、ブレイクスルー、解放感、ライブ感
・アイデアが生み出される現場に立てる、ライブ感
・一人のおもしろ発想がみんなに膝を打たせるという快感
・常識で「できない」と思っていたことを、違う方向から攻めることで「できる」にする
・突き詰めたあとのブレイクスルー、開放感
・本質突いたインサイトがズバッと見えると、一瞬、神になったような気分になれる
・いいインサイトが見つかれば、必ずいいアイデアが生まれる
・消費者の「生のインサイト」が見つかるようになり、そこからアイデアを生み出す刺激的な日々を送っている
・深く読み込んでいくうちに「おーっ!」とぐぐっとインサイトが浮かび上がって見えてくる醍醐味がある
②面白、いいかげん、ふざけた心持ち
・マジメなだけでなくふざけた意識を持ちましょう
→ 面白インサイトを探すためには柔軟性が大事
・イイ意味でいいかげんになる
・デコムでの仕事は、とにかく面白がったもん勝ち
・よく「面白」「いいかげん」などの言葉が飛び交うが、真剣に、面白く、いいかげんなことをしている会社
・最初「いいかげんに分析しなければならないプロセス」というのが難しかったが、今ではすっかり慣れた
調査対象者のおもしろ発言を読んで「ぷぷっ」と吹き出している人も いる
③オンリーワン
・オンリーワンの強み(他社と比べられにくい)
・仕事がつまんない、ほかの会社がうらやましいって思ったことがない
④自分自身と向き合う、自分の成長、簡単じゃない
・やってることは簡単じゃない。まずはひたすら素振りあるのみ。
でもその努力は必ず報われる
・自己啓発本なんていらない 仕事が教えてくれる
・人の素や本性と日々向き合っていると自分の考え方も誤魔化したりできなくなり、自然と自分自身が正しい方向に導かれるような感じがする
⑤深層心理、素の心
・ふつうの調査では知れないような、人の心の奥をのぞける!
・インサイトリサーチの調査結果を見ていると、そこには偽りの無い人間の「素」が見え隠れしていて、自分でもハッと気づかされることが多々ある
⑥本質的であるか
・単に効率や合理性ではなくあくまで会社として、個人として「本質的であるかどうか」を真剣に追求しようという企業風土がある
・「人の本質を見抜くことができる」会社
・昔話や屁理屈を語る、回顧主義のうざいおっさん社員がいない
・フラットに考えて本質を探る
⑦世の中に貢献
・人の気持ちをより深く洞察したい!
・もっと世の中を良くしていきたい!
・見つけ出したアイデアによって世の中がよくなることに貢献できる