1
/
5

なにをやっているのか

チョコレート製造チーム
創業者トッド・マソニス(中央右)ら
ダンデライオン・チョコレートは、トッド・マソニスとキャメロン・リング が2010年に創業したBean to Barチョコレートのファクトリー&カフェです。 ガレージから始まったこの会社は、カカオ豆の買い付けから、選別、ロースティング(焙煎)、摩砕、テンパリング、成形、包装まで、すべて自分たちの手で行い、チョコレートつくっています。 私たちの日本での第一号店となった蔵前は、日本の伝統やクラフツマンシップが息づき、ファクトリー&カフェには多彩なバックグラウンドを持つ魅力的な人びとが集まりました。チョコレートの世界を見たい、その魅力を見極めたいという、チョコレートメーカー、パティシエ、バリスタたちです。 それぞれのカカオ豆にあったおいしいチョコレートを作る工程は、とても手間のかかる仕事ですが、職人であるチョコレートメーカーたちと、日々最高のものを求めて精進しています。そして、チョコレートの話のみならず、世界のカカオ農園のこと、カカオ豆のことも、皆さまにお伝えして一緒に考えていきたいと願っています。  <事業内容> チョコレート製造、チョコレート及びチョコレート加工品販売 カカオ豆の輸入及び販売、カフェの経営

なぜやるのか

Zorzal, Dominican Republic
ダンデライオン・チョコレートの目指すビジョンは、 ● 唯一無二のチョコレート体験をお客様に提供すること、 ● そしてカカオ生産者やチョコレートの作り手の暮らしをよりよいものにし、 ● クラフトチョコレート業界を前進させること です。 私たちは常に良質なカカオ豆を生産者から直接購入し、ともに仕事をすることを大切にしています。また、それぞれの産地をできる限り頻繁に訪れ、生産者の暮らしや生産活動を学び、意見交換し、高い基準で品質維持をできているか確認しています。 カカオ生産者たちの多くは、自らが栽培し、収穫し、発酵しかカカオ豆から、どんなチョコレートが作られているのかをほとんど知りません。そこで私たちは、出来上がったチョコレートをできる限り生産者たちと共有し、お客様からどのような評価を得ているかも伝えるようにしています。 私たちはまた、世界の市場価格よりもはるかに高い値段でカカオ豆を購入し、その生産者たちとの関係性を年々高めています。それによって享受できるユニークで最良のカカオ豆は、日本にいるほかのクラフトチョコレートのつくり手たちとも共有しています。不当な搾取んない、健全でサステイナブルなビジネスを育てることで、社会的、環境的、経済的にもポジティブな変化をもたらすことができると考えているからです。 そして、こうした私たちのビジョンを後押ししてくれる原動力こそ、ダンデライオン・チョコレートを美味しいといってくださるお客さまたちにほかなりません。その大切なお客様たちにとって、他では決して味わえない唯一無二のチョコレート体験をすることができる、ワクワクする場所であり続けること、それが、わたしたちの目指す未来の姿です。

どうやっているのか

ダンデライオン・チョコレートのアイデンティティ 目指す商品・サービスの核として、私たちは以下の3つを大切にしています。 ♦Intimate「心の触れ合い」 例)口の中ででとろけるチョコレート、手で包むとほっとするカップ、   手に取りたくなる商品パッケージ、話しかけたくなる親しみやすいスタッフ   顔の見える距離感を大切にし、訪れるお客様にすべてをオープンにした空間 ♦ Craftsman「職人的こだわり」 例)手をかけることを惜しまない正確で丁寧な仕事   専門知識を持ち、常に学び、より良いものを追求する姿勢   それぞれの商品や業務に適した、持続可能な材料・資材を使用すること ♦ Exquisite「最高の仕事」 例)考え抜かれた商品・サービス   清潔、正確、時間厳守、整理整頓