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Dtto が大事にする「Core Value」とは何か?組織に浸透するパーパスを解説!

今回の story では、Dtto の「コアバリュー」とそれにまつわる取り組みについてご紹介します。

はじめに、コアバリューとは

Dtto には、大事にしている5つの行動準則があり、それを「コアバリュー」といいます。
コアバリューを心がけて働くことによって、仕事の効率が向上したり、新しいアイデアが生まれたり、他のメンバーと積極的に交流するようになったりすることが期待されます。
コアバリューは Dtto という組織で働く中のあらゆる場面に浸透し、役立っています。

以下では、5つのそれぞれのコアバリューと、私たちが行っている取り組みについて説明していきます。

1.Be open-minded 他人の意見を聞くことも、オープンマインド

まず、私たちは常にオープンマインドであることを心がけています。
オープンマインドといえば「自身の考えを積極的に述べること」というイメージがありますが、私たちは、他人の考えを聞き尊重することもオープンマインドであると捉えています。
物事の可能性について検討する際、周囲の多様な意見に耳を傾けることがよりよい結論につながると信じ、他人の意見が自分のアイデアのタネになることがあるように、多方向的に考えを伝え、そして聞くことが重要です。

オープンマインドでいるために

私たちは、オンライン・オフラインに関わらず、メンバー同士の交流を非常に大事にしています。
連絡ツールとして Dtto でよく使われているのは Slack で、特にプロジェクトで部門間の協力が必要な場合などは、所属チームの垣根を越えて、気軽に他のメンバーと意見交換を行うようにしています。

また、Dtto には日本在住のメンバーと台湾在住のメンバーがいるため、ミーティングの際はオンラインツールをフル活用し、オープンマインドな状態で仕事に取り組むようにしています。
例えば、Google Meet や Zoom を用いたオンライン会議でブレインストーミングをしたり、他のメンバーと自由に1 on 1(1対1のミーティング)を設定できたりします。
離れた場所で勤務しているメンバーもいるからこそ、情報とアイデアを共有し、オープンマインドに話し合うことの重要性がより強調されます。

2.Move Fast 各個人に根付いた自主性が、スピード感を保つ鍵

Dtto では、決断のスピード感を非常に重視しています。
様々な局面を迎えた時、まずは些細なことからスピーディーに試し、決断を下すようにしています。
変化が激しい IT 業界に属しているベンチャー企業にとって、スピードが勝負の鍵というのは、言うまでもない重要なポイントですね!

また、プロジェクトを進める際には、初めから完璧な出来にこだわるのではなく、まずは「完成させること」を目標にしています。
素早くタスクを完成させ仮説を検証することで、小さな機会も逃さずに成長することができるのです。

スピード感を保つには

Dtto では、スピーディーに動けるような環境を作ることに努めています。
会社全体では、年次目標だけではなく、数ヶ月を1つのサイクルとし、それぞれのサイクルに適した目標を細かく定め成果を見直す頻度を高くしたりと、短期的に軌道修正ができるようにしています。
これは「会社の決まり」ではなく、各個人のマインドにも根付いているため、同僚を見ていても「常に効率よく働く方法を考えながら行動しているな」と感じる場面が多く、皆が自主的にスピード感を大事にしています。

3.Keep Breaking 自己成長を応援する環境を完備、書籍購入リクエストで CEO と交流も

3つ目の Keep Breaking は、現状に満足せず、目標を設定して成長し続けることを表します。
万が一失敗しても、そこから学び、組織と自分の限界を突破し、継続することが大事という考えです。
特に、Dttoが重視しているのは「自己成長」で、各個人の成長意欲を尊重し、学び続けることを後押ししてくれる環境が整っています。

例えば、Slackの #books チャンネルで本のリクエストコメントをすると、それを CEO が確認・購入して学習資源に補充してもらえるなどといった手厚いサポートの元、メンバーは成長のための学習にも励んでいます。
リクエストコメントとすると、時々 CEO や他の社員から「その本読んだことある!」とリプライが来て会話が始まったり、好きな本をおすすめし合ったりするなど、交流がうまれることもあります。
他のメンバーがどんな本に興味を持っているか、どんなことを学ぼうとしているかを知って、自分も頑張らなきゃと刺激をもらうこともあります。
本の購入をきっかけに CEO を含む他のメンバーと交流ができるということは、Dtto のフラットな組織ならではですし、本の種類に関しては、中日英どの言語の書籍でも、仕事に関連があり、自己成長に繋がるものであれば、自由にリクエストすることができます。
さらに、書籍以外にも、受講したいオンラインセミナーがある、社内に講師を招いてセミナーを開きたいなどという要望も、声を上げれば会社がサポートしてくれます。
申請手続きも極めて簡単で、Slackの #keepgrowing チャンネルでコメントし、フォームを記入するのみです。

4.Take Ownership 主体性があるから、皆が協力し合える

仕事に対して困難を恐れず、責任を持って取り組むことが大事という考え方です。
やるべきことをやり遂げるだけでなく、成果に対して責任を持つことが求められます。
さらに、自身の仕事を完了させた後で他の社員が業務で困っている場合は、自ら仲間をサポートし、協力しながらタスクを進めることを心掛けています。

自ら責任を持って動くには、社員それぞれの主体性が極めて重要です。
正社員は勿論、インターン生でも、言われるばかりでなく、問題に対して自分から取り組み、最善を尽くすことが期待されています。
チームワークを意識し、他人と連携を取りながら組織を成長させることも重要です。

5.Focus on Impact その行動は会社のためになっているか?

私たちは行動から生じるインパクトを重視しています。
これは、社員個人、またはチームごとの考えだけにとどまらず、その行動がもたらす会社全体へのインパクトに注目しようといった意味があります。
会社へにとってより良い施策は何かを考えていないと「チームは良くなり個人目標は達成したけど、サービスは?」というような状況が起こりえます。

具体的には、先ほど年次目標の他に短期目標を定めるという内容がありましたが、これらの目標は、全体の目標を基準に、各部門ごとに細かく設定します。
また、インパクトをうまく把握するために Slack というツールも活用しています。
毎日 Slack にはサービスに関する重要な指標が提示され、社員は容易に情報を収集でき、サービスの提供状況を理解できるのです。
現状の共有がしっかりされていることで、組織のためになる施策の提言も円滑になるという仕組みです。


最後に

今回は、Dtto が重要視している行動準則「コアバリュー」と、それぞれに関する取り組みについてご紹介しました。
各社員にしっかりコアバリューが浸透しており、コアバリューを大事に仕事をするというのが当たり前になっています。
Dtto は今後もコアバリューに基づき、ユーザーの方々にさらに満足いただけるよう、サービスを改善していきます。

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