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【縁の下の力持ち!】ベトナムメンバーインタビュー

みなさん、こんにちは!


なかなか梅雨の終わりが見えない今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
そろそろ洗濯物をカラッと天日干しできる日が待ち遠しいです。


さて、サイダスでは近年、エンジニアの新卒採用にベトナムでの採用を行なっています。業務委託のエンジニアにもベトナムの方が多数。もちろん、開発の拠点としている沖縄本社にも、ベトナム国籍のメンバーが在籍しています。


今回は、そんな縁の下の力持ちとも言えるベトナムメンバーのうち、沖縄本社に在籍する、こちらのお二方にインタビューをしました。


一人目はDuc Nguyenさん。通称デュックくんです。


二人はNghiem LanAnhさん。通称アインさん。


どちらも入社して1年未満のフレッシュなお二人。

ベトナムから沖縄へ移住して働く中で、どんなことを感じているのか、また将来の展望などをお聞きしました!



※今回は沖縄本社と東京オフィス間でのインタビューに加え、CTO吉田が諸事情でオフィス外のためZOOMで行いました。


今日はよろしくお願いします!


アイン:
よろしくお願いしますー!


デュック:
よろしくお願いします、ちょっと緊張してます(笑)


お二人は入社当時から技術開発本部に在籍されていると思いますが、今はどんなお仕事をされているんですか?


アイン:
1on1 TalkのAPI関連の仕事をしています。その前は、CYDAS HRのメンテナンスをやっていました。
デュック:
わたしは、SREで基盤になる部分を担当しています。


それぞれ違う部分を担当しているんですね。お二人はもうすぐ入社して1年になるそうですが、サイダスに入社した時の印象はどうでしたか?


デュック:
入社当初は、日本語があまり話せなかったので、コミュニケーションが大変でした。それまで日本語の勉強は座学ベースでやってきていて、日常会話ができるくらいのレベル感だったので。
業務で使うようなエンジニア用語は一から覚えていったので苦労しました。
『踏み台サーバー』とかは、最初何を指しているのか全然分からなくて(笑)


アイン:
略語も難しいですね。元々英語の言葉が日本語だとカタカナになって、その上で省略されていたりすると全く分からなくなりますね。
リバースプロキシのことをリバプロと呼んだり、エンジニア用語はそういったものが特に多い気がします。


デュック:
あ、あと『コントローラー』とかも!Controller・・・?コント、ロー・・・?みたいな(笑)


カタカナは日本独自の言語文化なので、確かに難しいかもしれませんね・・・言語以外の部分で、ベトナムとのギャップはどんなところに感じましたか?


アイン:
わたしは、自動販売機の使い方がよくわからなくて・・・あと、スーパーの自動会計のやつも、使い方がわからなかったですね。


なるほど・・・スーパーの自動会計は日本人のわたし達でもまだイマイチよくわからないのですが、自動販売機の使い方とは意外です。もしかしてベトナムには自動販売機がない・・・?


アイン&デュック:
あんまりないです。


そうなんですね・・・ちなみに、使ったことは?


デュック:
わたしは日本に来て初めて使いました。


アイン:
大学にありましたが、日本のものとは少し違っています。


デュック:
あと、ベトナムには小銭がなくて、お札だけなんですよ。だから小銭がよくわからなくて・・・5円とか(笑)


アイン:
小銭、難しかったですね!


なるほど。わたしはまだベトナムに行ったことがないのですが、ベトナム、小銭ないんですね・・・!
確かに、海外旅行に行った時、小銭のある国だと少し難しく感じますよね。難しくて現地であまり使えなくて、大量の小銭を持ったまま帰国すること、ありますよね・・・

そんな様々なギャップを感じるなかでの移住だったかと思うのですが、実際に移住するとなった時、不安に思ったことはなかったですか?


デュック:
そうですね・・・最初は少し・・・でも、沖縄の生活はベトナムと少し似てるな、と思うところがありますね。建物とか。


アイン:
物価はもちろん沖縄の方が高いですけどね(笑)


デュック:
物価は確かに(笑)でも、ふるさとみたいなところだと思います。


2019年にサイダスで撮影した沖縄の海と本社の写真。確かに、どことなくベトナムに似ているような気もしますね。

日本で働きたいと思ったきっかけやエピソードを教えてください!


アイン:
わたしは日本の文化が好きで。元々日本語を勉強したこともあって、キャリアアップしたくて日本に来ました。


デュック:
わたしは・・・元々日本の文化に興味があったわけではないんです。けれど、自分の兄が日本で大学に入って東京のIT企業で働いている影響もあって、日本で働く選択肢は身近にありましたね。


なるほど!
ちなみに、日本以外で働いてみたい国はありましたか?


アイン&デュック:
あんまりないです。


あぁっ!そうなんですね、なんか嬉しい!(笑)


アイン:
大学を卒業したら日本に行きたいと決めて大学一年の時から日本語を勉強していたので。


デュック:
わたしは、大学の2年生から日本語のコースを取ったので、その時から日本に決めていました。



お二人とも、大学時代から日本で働くことをイメージしながら勉強されていたんですね。実際に、サイダスで働いてみて、どうですか?


デュック:
日本語のコミュニケーションに困った部分はありましたが、サイダス側が色々サポートしてくれたので、慣れるのは早かったと思います。最新のテクノロジーも多く取り入れているので、エンジニアにとっても面白い環境だと思います。インフラから開発まで、様々な分野で活躍してきたエンジニアがいるので知識が広がると思いますね。


アイン:
サイダスは仕事でメンバーとの繋がりがよく見えると思います。困っていることがあった時は、チームのメンバーに色々助けてもらいました。スキルアップや成長する方向も自由に選べる、チャレンジ精神のある場所だと思います。


チームで開発しているからこその心強さと、コミュニケーションの大切さを実感しますね。1年弱、サイダスで働いて来て、何か心境に変化はありましたか?


デュック:
最近は、全く新しい分野に取り組み始めたので、勉強することが山積みですね。新しいことが毎日出てくるので、どんどん覚えていかないとっていう焦りも少しあります。
元々、テクノロジーの勉強をしている時は英語で勉強していましたが、母国語ではないので100%理解できるわけではない。それが日本語になると、理解度が60%、50%と下がっていってしまうので、プログラミングと日本語を両立して勉強していかなきゃ、と感じています。


アイン:
日本語とプログラミングを並行して勉強していると、1日24時間では足りないな、と感じることもあります。早くみんなの話を聞き取れるようになりたいし、もっと理解できるようになりたい。ミーティングに参加した時に、みんなが話していることをキャッチアップできないこともあったので、日本語の勉強はずっと続けています。最初は製品のソースコードを見ても理解するまでに少し時間がかかりましたが、今はだんだん慣れて来ましたね。


1日24時間では足りないとは・・・驚きです。それだけ勉強熱心なお二人を採用した、吉田さん(CTO)も、仕事に対する姿勢を絶賛されていましたね!

吉田:
僕は、二人の真面目さ・勤勉さに触れて、こういう人がまだまだベトナムにいるなら、そこで採用をしようと思ったんだよね。会社のメンバーに本当にいい刺激を与えてる人たちだと思っている。二人とも、今は足りないところがあっても、すぐにキャッチアップしてどんどんやってくれるし、すごく勉強熱心。僕自身も、一つの技術にこだわらせる必要性は感じていないので、新しいものをどんどんキャッチアップしていってほしい。だから二人みたいにどんどん勉強してくれる人は、とても合ってるんじゃないかな。

それでは最後に、今後の展望と、お二人の働きがいを教えてください!


アイン:
サイダスに、たくさん貢献していきたいと思ってます。いい会社にしていきたい。わたし自身、ベトナムや他の国で働くことはまだ考えていないので、今は日本で頑張っていきたいですね。ただ、サイダスはベトナムで知名度がないので、ベトナムで有名になっていきたいですね。


デュック:
今ある製品は改善点もあるので、アップデートを重ねて、製品をより良いものにしていきたいです。新しい技術やテクノロジーを積極的に勉強していきたいです。将来的にはどうしたいかは、まだ具体的に考えられてないですが、サイダスのベトナム支社が出来たらいいな、と少し期待しています。


吉田「よし!じゃあ、ベトナム支社を作ります!(笑)」


ベトナムから沖縄に移住して来たデュックくんとアインさん。様々なギャップやコミュニケーションの壁を乗り越えながら、これからも頑張ってください!今回は本当に、ありがとうございました!

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