初めまして、新卒1年目のスズキと申します。
2018年の8月、オフィス大改造の大規模工事を経て、新オフィスに生まれ変わりました。
見てください!こんなにお洒落なオフィスに!!
どうでしょう?カフェみたいでいいですよね!
自慢はこれくらいにしときますね!(笑)
それにしても、最近のIT企業はオフィスがお洒落ですよね?
カフェスペースなどがあるオフィスもよくみかけます!
ラクスルさん(http://hitokara.co.jp/office_raksul/)のオフィスや、
オープンエイトさん(https://open8.com/news/167/)のオフィスもお洒落だった記憶があります。
最近の流行りなのでしょうか?
その流行に乗って弊社のオフィスもカフェ風にしたのでしょうか?
いえ、違います。
きちんとした理由があるはずです。
そこには、おそらく弊社の社名:CYDAS(サイダス)の由来である「才能を引き出す」が関係しています。
その理由を明らかにするために、JINSさんが研究された記事を基に、生まれ変わった理由を書いていきます。
よろしくお願いします。
JINSさんの記事(https://jins-meme.com/ja/lab/archives/place-focus/)
JINSさんは、「場所と集中力」の関係について調査しています。
調査が行われた場所は、
・オフィス
・公園
・賑やかなカフェ
・静かなカフェ
・ワーキングスペース
・図書館
の6つです。
被験者3名が、それぞれの場所での集中力を計測しました。
被験者3名の集中力の調査結果を見ていきましょう。
検証者:Aさん
1位:公園(70pt)
2位:賑やかなカフェ(67pt)
3位:静かなカフェ(63pt)
4位:ワーキングスペース(62pt)
5位:図書館(59pt)
6位:自分のオフィス(55pt)
検証者:Bさん
1位:静かなカフェ(64pt)
1位:ワーキングスペース(64pt)
3位:図書館(59pt)
4位:賑やかなカフェ(53pt)
5位:公園(48pt)
6位:自分のオフィス(45pt)
検証者:Cさん
1位:ワーキングスペース(59pt)
2位:静かなカフェ(54pt)
3位:公園(53pt)
4位:図書館(52pt)
5位:自分のオフィス(47pt)
6位:賑やかなカフェ(42pt)
どうでしょう?
人によって集中できる場所に、だいぶ差があることがわかります。
公園が一番集中できる人もいれば、カフェが集中できる人もいる。
JINSさんの考察でもこのように書かれています。
”「今回の測定結果からは、普段働くオフィスよりも、場所を変えることにより集中力が高まる傾向が見受けられました。企画書作成や文書執筆など、長時間かつ継続的な集中を必要とする作業を行う場合、会議・電話・メール処理など突発的なタスクが常時降りかかってくるオフィスは、集中する環境として不向きなことがあります。
オフィスで仕事をすることを否定するわけではありませんが、時として、オフィスよりもカフェなどで作業した方が、仕事がはかどることがあります。
これは、単に邪魔されない、というだけでなく、環境音や室内の明るさ、匂いなど自分を取り巻く背景情報が五感に与える“ポジティブな影響”が、私たちの想像よりも大きいことを示唆しています。一般に、学習に代表される一定の認知タスクを必要とする作業においては、「場所を変えること」が記憶定着の向上につながる傾向も確認されています。
(中略)
生育環境、勉強環境、就業環境や、作業内容と作業環境の組み合わせといった様々な要因によって、最も集中できる場所が異なってくると考えられます。
これは潜在的に身に付いているものなので、自分が集中できる環境を客観的に認識することは困難です。自分では集中できると思っていた環境が、実はそれほどでもない場合や、意外な環境で意外な作業をすると集中力が高まるといった“自分だけの特性”が備わっている可能性もあるはずです。」”
ここで大事なキーワードは、「場所を変える」「人によって集中できる環境が異なる」ということです。
私たちは、このキーワードを基に集中力を高めるオフィスを作るには、どうすればいいのか考えました。そう考えた結果、オフィスをリニューアルしたんだと思います。
新しいオフィスでは、固定席を設けていません。
気分によって、自由に席を変えることができます。
スタンディングデスクもあり、ソファ席もあります。
先ほどのキーワードである「場所を変える」「人によって集中できる環境が異なる」の2つを叶えることができるオフィスです。
BGMも流れていて、基本的にはJAZZが流れています。
スピーカーは1か所にしか置いていないので、うるさいと思ったら、離れた席に移ればいい。
座るのが疲れてきたら、スタンディングデスクで仕事をするのもいい。
疲れたら、オフィスに設置されたコーヒーマシンで淹れた香り豊かなコーヒーで休憩するのもいい。
画一的ではない、画期的なオフィスだと言えます。
それぞれの働き方に合わせて、環境を変えることができる。
この新オフィスこそが
社名の由来である「才能を引き出す」
を体現していると考えます。
弊社代表取締役の松田は、新オフィスの改装計画のときに言いました。
「もっと楽しく、自由に働こう。」
以上の理由から、CYDASのオフィスは新しく生まれ変わったと認識しています。