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なにをやっているのか

クラウド型タクシー配車システムを搭載したタクシー車載TAB端末です。
クラウド型タクシー配車センターの風景です。
【地方の小さなタクシー会社から生まれたベンチャー】 株式会社電脳交通の創業は、代表の近藤がアメリカ留学から帰国後、家業である徳島の小さなタクシー会社を継ぎ、廃業寸前からV字回復させたことがきっかけです。 ITを積極的に取り入れ、経営再建を実現したあと「このサービスを全国の中小タクシー会社へ提供できれば、同じ課題を抱える地域の交通機関の衰退に歯止めをかけられるかもしれない。」とのちにCTOとなる坂東と共に、開発したクラウド型配車システムを提供するベンチャーとして2015年12月に設立されました。 最初は徳島・四国、その後毎年200〜300%ペースで事業成長し、2022年4月現在41都道府県に事業を拡大しています。 【事業内容】 ・全国のタクシー事業者向けSaaS配車システム「クラウド型タクシー配車システム」の開発・提供 ・タクシー事業者がバックオフィス業務(主に配車業務)をアウトソーシングできるサービス「クラウド型タクシー配車センター」の運営 ・全国の自治体/公共団体向けに地域公共交通の存続を担う乗合い・デマンド交通運行管理システムの提供 【日本を代表する企業との提携】 2018年にはJapanTaxi(現Mobility Technologies)、JR西日本、NTTドコモ、ブロードバンドタワーと資本業務提携を発表し、さらに2020年10月には三菱商事、JR東日本、タクシー業界大手の第一交通やエムケイ、四国を代表する金融機関阿波銀行、伊予銀行とも資本業務提携を発表しました。 総合商社、大手鉄道会社、大手IT・通信会社、金融機関、日本を代表するタクシー事業者。 衰退する地域交通を救う電脳交通の挑戦はいまやタクシー業界内だけでなく、社会課題の解決・新しい交通サービスの可能性を感じて頂いた社会全体の潮流になろうとしています。

なぜやるのか

地域交通の衰退は現在待ったなしの状況にあります。 2018年の1年間で約150のタクシー事業者が廃業し、タクシー事業者の従業員の平均年齢は60歳を超えました。地域では、人の移動の足が無くなるかもしれない危機的な状況にあります。 各地域を支える交通事業者はIT化が進まず、配車アプリなど最新サービスとの連携もできていません。 そして、2020年の新型コロナ流行はこの業界の状況に一石を投じました。 廃業や経営統合が進む一方、これまで変化に取り組むことが出来ていなかった人たちも、生き残りをかけてDX(デジタルトランスフォーメーション)を本格的に検討しています。 「自分たち自身が、ITの活用と変化によって経営再建した」 電脳交通は、地域交通の現状に対し全国の地域交通事業者と同じ目線に立ち、寄り添いながら共に課題を解決する新しい移動サービスを創造し、地域交通全体のアップデートに取り組んでいます。

どうやっているのか

まだ社員数100名以下の小さな会社ですが、経営・IT・モビリティ・デジタルトランスフォームに知見のある経営陣を中心に、「地方でこそできることがある」と信じる個性的かつ優秀なメンバーが、日々サービスづくりに励んでいます。 徳島本社を中心に、東日本エリアでは東京オフィス、西日本には福岡・神戸・岡山に拠点があります。 “人”が最大の資本であり、腰を据えて「頭脳」「知識」「経験」等の審美眼を鍛え、困難な状況に翻弄されない事業組織づくりを行っています。若手だから、社歴が短いからといって意見が言えない、通らないということはありません。 私たちが一緒に働く上で最も大切にしているのは、電脳交通のカルチャーにマッチしているかどうかです。 【ミッション】 次世代の「タクシー」を創造し、タクシーと街の新たな関係を構築する 【ビジョン】 タクシー業界のDXを技術/実装力/実行力で推進する 【バリュー】 ・「顧客の真の成功」​を考え、提案する 要望に応えるだけでなく、​顧客の真の成功を自ら描き、提案する ・個の力を伸ばす​ チームにおける自分の役割を認識し、より価値を出すためにスキル・能力を高める ・多様性を活かしてチームの力を最大化する 様々な役割や立場の人が、誰でも気持ちよく働けるようお互いを理解・尊重し、力を引き出し合う