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スタッフ対談|現デザイナーの山下さんとデザイナーからWebディレクターに転身した吉田さんのストーリー

CUBEでは、お客さまに心からご満足いただけるサービスを提供することはもちろん、スタッフの皆さんが気持ちよく働ける環境づくりにも真摯に取り組んでいます。

そこで今回は、デザイナーからWebディレクターへと転身を果たした吉田さんと、Webディレクターへのステップアップを考えていらっしゃる現役デザイナーの山下さんのお二人に、Webディレクターという仕事に対する想いをお聞きしました。

お二人の経験や想いが、皆さまのキャリアを考えるヒントになれば幸いです。

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[取材・執筆・校正]株式会社ストーリーテラーズ 栗田 加奈子 
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リモートワークならでは!Webディレクターの働き方

——吉田さんがデザイナーからWebディレクターになった経緯を教えてください。

吉田さん)40歳近くになって転職を考えたとき、求められるのはもしかしたら管理職のような立場なのかな、と思ったんです。Webディレクターって、多くの方がキャリアアップの選択肢として考える職種ですよね。それに、何らかの形で制作に携われるのなら、私にもチャレンジできるんじゃないかって。

CUBEでなら、私のような人見知りでも頑張ればやっていけるような気がしたんです。

——CUBEならではのサポートなどがあったのでしょうか。

吉田さん)私が入社した当時は、特別な研修プログラムはありませんでした。

当時は会社の規模も小さくて人手も少ない上に、お客様のところへ直接伺う時間も必要で…とにかく毎日があわただしかったですね。正直、あの頃のことをはっきり覚えているかと言われると、あんまり自信がないんです(笑)。

ただ、一つだけはっきり覚えているのが、困ったときは社長が何でも答えてくれたことです。社長の姿勢を見て、「困っている人がいたら、自分も同じように手を差し伸べられる人になりたい」って思ったんです。

——今とは全然違う環境だったんですね。山下さんは、どんなサポートがあったら嬉しいですか?

山下さん)そうですね…私はデザイナー兼ディレクションのアシスタントを時々させてもらっているのですが、先輩たちは本当に細やかに様々なことを教えてくれるので、今までは「困った、どうしよう」なんて思うことは、ほとんどありませんでした。

ただ、最近はリモートワークが増えてきたこともあり、新たな不安も出てきています。例えば、お客様にデザインを見せる際の説明の仕方や、お客様とのコミュニケーションの取り方など、本当に些細なことでも、直接見て学ぶ機会が減ってしまったんですよね。

ですので、これからは、お客様とのやりとりを間近で見学させていただいたり、実際に同行させていただいたりする機会がもっと増えるといいなと思っています。

——今はリモート中心なんですね。

山下さん)はい。Zoomを使ったオンラインでの提案、お客様のところへ直接伺って対面で説明するパターンの2パターンがあります。

Zoomでの説明は、対面とは全然違う雰囲気で、最初はやっぱり戸惑いました。画面越しのコミュニケーションって難しいなと思ったのが正直な気持ちです。でも、これは経験を重ねていく中で少しずつ慣れていかないといけないと思っています。

自己管理を徹底することで手に入れた、心のゆとり

——吉田さんはデザイナーからディレクターになって、仕事に対する気持ちの変化はありますか?

吉田さん)まず、昔に比べて人と話すことの楽しさがわかってきたことですね。以前は人見知りで、コミュニケーションに苦手意識があったんですが、今では人と話すことが楽しみになってきました。

それから、周りの状況を見て行動できるようになったことも大きいですね。特に今は様々な業種のお客様とやり取りする機会が多いので、それぞれの業界や立場に合わせた対応を心がけています。

例えば、お医者さまなら診療時間外のどの時間帯が都合が良いかを考えて、いくつかの候補を出すようにしています。また、アポイントメントの取り方や話し方も、相手に合わせて調整するようになりました。

——スケジュール管理が大変そうですね。

吉田さん)そうですね、実は私は以前から几帳面な性格だったんですが、ディレクターになってからは更に"メモ魔"になりました(笑)。

具体的には、会社全体で使っている管理ツールとは別に、個人的にGoogleカレンダーを活用しています。そこに1日のスケジュールを細かく入れるようになりました。

ただ、実際の仕事では予定通りにいかないことも多いんですよ。例えば、スケジュールの合間に突然電話が入ったり、デザイナーさんが「このデザインをチェックしてください」とデザインを送ってきたりすることもあります。

その場合はカレンダーに新しいタスクとして追加します。そして、タスクを完了したらチェックを入れていく…こんな感じで、密かに一人で時間管理をしているんです。

山下さん)そうだったんですね!

吉田さん)実は以前、大切な予定を忘れてしまったことがあって…それ以来、時間管理には本当に気を付けるようになりました。

また、タスクを時間軸に沿って並べてみると、「あ、これは絶対に無理に詰め込みすぎてるな」って一目で分かるんです。そういうものは翌日の予定に回すなどして調整できるようになりました。

広い知識とヒアリング力が大切

——時間管理の他に、ディレクターに必要なスキルって何だと思いますか?

吉田さん)まず、コーディングやマーケティング、SEO、広告といった分野の知識は、広く浅くでいいので、ある程度持っていた方がいいと思います。

お客様からそういった分野の質問が来たときに、「じゃあ、誰に聞けばいいかな」と判断できる程度の知識があれば十分。それ以外のことは、周りの仲間が助けてくれると信じています。

スキル以上に大切なのは、やはりコミュニケーション能力だと思います。特にヒアリング力が高い人が、Webディレクターに向いているんじゃないかな。お客様の本当の要望を引き出せる、そんな能力が大切だと感じています。

——山下さんはどう思いますか?

山下さん)コミュニケーション能力はもちろん、マネジメント力も必要だと思います。

具体的に言うと、工程管理をきちんと見せられることや、お客様からしっかりとヒアリングができることが重要かなと。ヒアリングが不十分だと、お客様も不安になりますし、実際に作業する私たちデザイナーも、後から大きな修正が入ったりして、ストレスを感じてしまうこともあるからです。

——色んな業種の方とお話しするとおっしゃってましたが、未知の分野だと緊張しませんか?

吉田さん)緊張します。なので、お客様のことをできる限り調べてから臨みます。ただ、調べても分からないことって必ずありますよね。

そんな時は「教えていただきたいことがあります」という姿勢で、初歩的なことでも遠慮せずに質問するようにしています。

CUBEのWebディレクターは、一人じゃない

——山下さんはWebディレクターという仕事に対して、何か不安はありますか?

山下さん)お客様とトラブルになってしまった時に、冷静に対応できるかどうかが心配です。

吉田さん)山下さんの気持ち、よくわかります。

私自身も、何か問題が起きたとき、「私の対応が悪かったかな」とか「もっとこうするべきだったんじゃないか」なんて、一日中そのことばかり考えてしまうことがありました。

でも今は、その場で無理に答えを出そうとせず、一度持ち帰ることにしているんです。いったん持ち帰って、社長に相談するほうが賢明だと気づいたからなんです。

何か困ったことがあっても、「社長に相談すれば何とかなる」という安心感があるからできることですね。だから山下さんも、「後ろに誰かいる」と思って仕事をするといいと思います。

山下さん)勉強になります。

——お互い聞いてみたいこととかありますか?

山下さん)私、ディレクターになれそうでしょうか?

吉田さん)なれると思います!山下さんは、スキルも高いし、気配りもすごくできる方です。それに、山下さんにはまだまだ伸びしろがたくさんあると思うんです。 CUBEに入ってから本格的にデザインを始めたんですよね。そこからの成長の速さには、本当に驚かされました。

だからこそ、これからいろんな可能性が開けていくと思うんです。デザイナーとしてさらに磨きをかけるのも良いし、ディレクターへの道を目指すのも素晴らしい選択肢だと思います。

私からは、デザイナーの立場から見て、CUBEのディレクターに求めることがあれば教えてほしいです。

山下さん)そうですね、吉田さんや社長のように優しくて、私たちデザイナーが困ったときに、気軽に相談できるような方がいいですね。

——では最後になりますが、山下さん、ディレクターになりたいと思いますか?

山下さん)はい、Webディレクターを目指していけたらいいなと思っています。でも、それと同時に、デザイナーとしてまだまだ成長したい気持ちもあります。

だから、今のところは両方の道を見据えながら進んでいきたいと考えています。デザインのスキルを磨きながら、同時にディレクターに必要な知識やスキルも少しずつ身につけていく…そんな風に、両方の分野でスキルアップしていけたらいいなと思っています。

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