こんにちは!スタートプログラミングの下野です。
今回は、スタートプログラミングでどのような授業を行なっているかを紹介します!
コース紹介
スタートプログラミングでは3つのコースがあり、それぞれ段階を経て生徒に学習してもらっています。
各コースの詳細は、こちらにご紹介させていただいております。
https://www.start-programming.net/course/
(1)ビギナーコース
ビギナーコースではScratchを用いて、
「プログラミングってなんだろう?」
「身の回りにあるものやゲームはどうやって作られるんだろう?」
といった内容を元に、ブロックを使って学習します。
Scratchではそれぞれの役割をもつブロックを使い、パズルのように直感的にプログラミングを組むことができます。
基礎の部分をしっかり固めたあとは、変数や制御文を習い、より本格的なプログラミングの組み方も学習できます。
その中でも、変数の初期化は生徒たちにとってイメージがしづらいようです。
そのままの意味を伝えても伝わらないことが多いので、生徒に人気の『大乱闘スマッシュブラザーズ』に例えて話したりすることも。
「プレイヤーがやられたあとは、HPがリセットされるよね?
復活したときに、HPがリセットされないと全然面白くないじゃん!
だからリセット、つまりHPは変数として保存して、初期化するんだよ!」
と伝えると、ほとんどの生徒は理解してくれます。
このように、生徒に合わせた説明をするだけで理解がとても深まります。
そのため、休憩時間に好きなものや得意なことを聞いて、信頼を高めることも大切にしています。
(2)ベーシックコース
ベーシックコースからは『マインクラフト』、HTML&CSS、enchant.jsなどを使ってプログラミング学習をしてもらいます。
『マインクラフト』では、実際にコードをタイピングしてもらいながら学習をおこないます。
さらに、HTML&CSSでホームページの制作、enchant.jsで『マインクラフト』より深い内容のプログラミングを学習してもらいます。
『マインクラフト』は生徒が大好きなゲームなので、みんな目を輝かせながら、
「鉱石採掘を自動でやってくれるの!すごい!面白そう!」
と楽しそうにやってくれており、とても理解が早いように感じます。
このコードでプログラミングを作成してもらっている時に、「Scratch(ビギナーコース)で習ったことはこういうことだったのか!」といった声を聞けるととても嬉しいですし、やりがいを感じます。
(3)エキスパートコース
エキスパートコースからはUnity、Swiftを勉強します。
Unity(3Dゲーム開発環境)を使って制作する生徒は、まずプログラミングの勉強や作り方の勉強から始めます。
この時も、Unityで作られている実際のゲームタイトルを生徒達に伝えるようにしています。
ゲームが好きな生徒が多いので「勉強したらこんなゲームが作れるようになるんだ!」と、目標として設定し、達成したいという意欲になるようです。
内容としては難しいものが多く、細かい仕様やプログラミングにつまづくこともありますが、以前学習したScratchで説明すると理解してくれます。
そして作品が作れるようになったあと、デジタルコンテンツ開発の全国大会であるコンテストにも挑戦してもらいます。
学習の進度の関係で中学生や高校生の生徒が多いですが、中には理解度がとても高く、コンテストの入賞を目指している小学生の生徒もいます。
こちらが生徒が挑戦しているコンテストの詳細です。
生徒の中には、進学のときプログラミング学習ができる高校を選んだ子もいます。
高校の授業ではスタートプログラミングで勉強してきたことも多く、理解がしっかりできると話してくれ、ここでの勉強がその子にとっての自信や力になっているのは、とても嬉しいです。
3コース以外の取り組みとして、『ITパスポート』や『基本情報技術者試験』も、今は中学生の生徒に挑戦してもらっています!
https://www.wantedly.com/companies/crunchtimer/post_articles/383356
今後も新しい技術を取り入れて、様々なITものづくり教育をより深めていきます!
おわりに
私自身学校の教員を目指して勉強をしていましたが、こういった新しくできた技術やゲームの仕組みをうまく使って、子ども達の「好き」に直結する学習は学校ではできない教育だと感じます。
ぜひ子供が好きな方、教育に関わる仕事に就きたい方、一緒に生徒と一緒に成長していきませんか?