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スタートプログラミング OKR導入ストーリー【後編】

こんにちは。スタートプログラミングの河村です。

今回は、OKRの「KR」の部分についてご紹介したいと思います!

Objectives(目標)を決めるまでの過程は、こちらの記事をご覧ください。

https://www.wantedly.com/companies/crunchtimer/post_articles/354339

Objectivesに合うKR(Key Results)とは

Objectivesが「学びあうことで成長を感じプログラミングを自慢できる生徒にする」に決まり、次はKRを考えることになりました。

Key Resultは「成果指標」です。

Objectivesが「目標」なので、OKRにおいて、Key Resultは「どんな成果指標(Key Result)を達成したら、目標(Objective)を達成できるのか」 というのを念頭に置いて設定します。

KRは数値的に測れることが必要であり、自分たちの力では操作することの出来ない指標を設定する必要があります。

しかしKRを考えている中で、Objectivesで決めた「成長を感じる」かどうかは、自分たちの判断で決めてしまうことが出来るという点に気付きました。

そこで、自分たちや生徒自身が決めるのではなく、その様子を一番近くで見ている保護者様に判断していただくことに。

その結果、このようなKRに決まりました。

保護者から学び・成長・自慢などのポジティブなキーワード(各1ポイント)が入った連絡をもらい、1週間で 3ポイント達成する。

このKRが達成出来れば、自分たちの視点だけでなく、他の人から見ても成長を感じられると言えます。

また、自信を持ってプログラミングを自慢できることに繋がる!との意見でまとまり、無事にKRが決まりました。

OKR実践中に出てきた課題

しかし、いざOKRを実践していくと、いくつもの課題に直面しました。

・進捗の管理(数字の集計など)が難しい

・生徒の人数が揃わないなどの理由でOKRを実践出来ない日があり、進捗が進まない

・保護者様から連絡が返ってこない場合、KRの集計がとれない

・毎週進捗の振り返りや次週の目標決めを行うため、決めた目標を実践に移すまでのスパンが短く、常にバタバタしてしまう

こういった課題は、実際にOKRを行うことで見えてきた課題なので、実践中に全員で話し合いながら解決策を模索し進めていきました。

例えば、こちらが実際に進捗管理で使っていたシートです。

こういった管理シートを作成するなどして、課題の解決を目指していきました。


OKRを達成するためには

もちろん、OKRは設定するだけではなく、達成するための手段を考えなければいけません。

そこで、決めたOKRを達成するための手段として「ハッカソン」というものに挑戦することに。

ハッカソンとは「特定のテーマに対してチームで意見やアイデアを出し合い、テーマに沿った作品を作ってその成果を競い合うイベント」のことで、まさに今回のOKRにピッタリなものです。

このハッカソンを通して、チームで学び合い、それぞれに成長を感じ、プログラミングが自慢できる自信と達成感を感じてほしいと思います。

OKRを終えて

様々な困難がありながらも、一回目のOKRを終えた時、生徒自身からは「やりがいがあった、楽しかった」と言ってもらうことができました。

保護者様からも「成長した、自宅でも学習に取り組むようになった」などポジティブなご意見をたくさんいただき、とてもいいOKRが実践出来たと感じました!

チーム全員で同じ目標に向かい、気持ちを一つにして何かに取り組むことの大切さ、楽しさを改めて実感することが出来ました。

今後もOKRは続いていくので、今回の反省や良いところをしっかり生かし、また次回もチャレンジしていきたいと思います!

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