フリーランスのデータサイエンティストってどんな働き方?
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クラウンデータの“リアル”を伝える広報記事として、今回はCEOの森にフリーランスのデータサイエンティストがどんな働き方をしているのかをインタビューしてきました。市場から評価されるデータサイエンティストを輩出していきたい当社として、実際にフリーランスで働くとどんな日常が待っているのかを少しでもお伝えできればと思います。是非ご一読ください!
――今回は『フリーランスのデータサイエンティストの働き方』をテーマにお話を伺いたいと思いますのでお願いいたします!まず森さん自身がフリーランスをやっていた時代のことを教えていただけますか?
よろしくお願いします!
私自身のキャリアでフリーランス時代のこと思い返すと、2020年頃は公開されているフリーランスのデータサイエンティスト求人がかなり少なかったので、AIをビジネスに活用しようとしている企業を自分で調べて直接応募する形で案件化していました。
フリーランスは契約したあとにプロジェクト詳細や担当タスクを通達されるパターンもあるので、データサイエンティスト・プロジェクトマネジメント・エンジニアなど、どんな役割を果たさなければいけないのかは蓋をあけて初めて分かるのが実態です。
案件は同時に3件でしたが、土日をしっかり休むには3件が個人で持てる限界かなと思いましたね。
――ご自身で案件獲得していたんですね…!なかなかハードな日々をイメージしていますが、実際はどんな感じでしたか?
ハードかと言われると自分としては成長機会と捉えていたので、むしろ楽しかったですね!同時に、成果が出なかったら契約を切られるというハラハラ感も常にありました。
関わったプロジェクトの進捗が良くないと実力不足という見られ方になるのは致し方ありません。
プロジェクトを成功させるためにチーム内コミュニケーションは必須ですが、フリーランス=外注という立場だとどうしてもコミュニケーション不足になりやすいんです。
なので、当時はコロナ禍前だったこともあり、できるだけ発注元のオフィスに出社して同じチームの人達と同じ机で一緒に働くようにしていました。出社義務はなかったですが、出社した方がプロジェクトの成功確度が高まると思ってやっていましたね。
――すべてはプロジェクトの成功させるためと。他にフリーランスならではの経験はありますか?
アサインされた仕事にNoと言えないのはフリーランスならではですし、醍醐味かなと。
フリーランスになる前は会社員だったので、上司や部下がいたり、自分ができないことを他の人にやってもらえました。データサイエンティストという肩書でもプロジェクトで関わる業務範囲は限定的だった側面もあります。そのため、自分自身の実力以上の成果を皆で出せる環境だったんですよね。
しかし、フリーランスになると自分が最も川下の作業員として稼働することも多々あったり、できそうにないタスクがアサインされる中でもなんとか自分で解決するしかない状況になります。
そうした状況においても、フリーランスはプロとして見られるので成果が出なかったら契約終了です。本当の意味で自分の実力を知る機会になりますよね。
――Noと言えない中で成果を出すと…!そうしたフリーランス経験から得られたものはありますか?
一番は「責任感の強さ」ですね。成果が出なかったら契約が終わるだけとも言えますが、それでいいフリーランスはいないと思っています。仮に得意でない領域でも頼れる人がいない中で成果を出すために短期間で自分を成長させなきゃいけません。
プロとして契約したからには責任を果たすために何をすべきか、という思考がベースになったのは良い経験だったと思います。
当社クラウンデータのデータ受託サービスもフリーランスに近い働き方になりますが、私自身がフリーランスを経験している分、実力をつけたいが不安がある方の味方としてノウハウを伝えられたらなと!
今回の『フリーランスのデータサイエンティストの働き方』に関するインタビューでは、プロとして責任を果たす重要さについてお聞きできました。今後はデータサイエンティストとしての哲学など、更に”リアル”な部分に触れていきたいと思いますので、引き続きストーリーの更新をお楽しみに!