【座談会インタビュー】年間億単位のプロジェクトを共に遂行するリサーチャーとセールスに迫る。

ーー今回インタビューを実施した方々のプロフィール

▼リサーチソリューション3部　照さん｜入社5年目

2014年3月に大学を卒業し、新卒でシステム会社へ入社。アウトソーシングをメインとする事業部に配属となり、年間数百万人規模の受験者を持つ、大手検定協会のアウトソーシング業務に従事。経理業務を始めとし、電話対応や事務処理、インフラ対応といった全般業務を経験。

2017年10月にクロス・マーケティングへ転職。未経験でリサーチャーとして入社し、現在はリサーチソリューション3部に所属。重要顧客である大手通信キャリアを担当しながら、食品やゲーム業界など幅広い案件を経験。

▼カスタマーソリューション3部　川村さん｜入社2年目

2016年3月に大学を卒業し、新卒で広告媒体・新聞折込・フリーペーパーによる販促・集客・求人を行う企業へ入社。入社以来4年間、対企業から個人事業主まで幅広い業界のお客様に対して、販促・宣伝手段の提案営業に従事。

2020年5月にクロス・マーケティングへ転職。Web・通信・ゲーム等の業界を担当するカスタマーソリューション3部に配属。重要顧客である大手通信キャリアを任され、深耕営業として活躍中。

ーーまずはお二人が転職しようと考えたきっかけについて教えてください。

照：私は自分の市場価値を上げたいと思い転職活動を始めました。前職ではアウトソーシングで某検定協会に常駐して、申し込みや受付願書の確認や、アルバイト管理していたのですが、やりがいを感じることが特にありませんでした。単純に“SE”という言葉がかっこいいなと思って入ったのですが、希望部署へ配属されず、成長もしていないなと思ったので転職を決意しました。

川村：私は前職で地域密着型の紙媒体広告の営業だったので、クライアントの課題を解決できる範囲はマーケティングのごく一部でしかありませんでした。なのでマーケティングプロセスの全てに関わる企業で、クライアントの課題に対して提案ができる選択肢を増やしていきたいと思い、転職活動をしていました。

-----------------------------------------------

（以前、川村さんに向けたインタビューも実施しております！）

✅Check!!

┗https://www.wantedly.com/companies/cross-m/post_articles/465886

-----------------------------------------------

ーーお二人はなぜクロス・マーケティングを選んだのか転職理由について教えてください。

照：私は、新しいものに出会える機会が多いことに魅力を感じたからです。クロス・マーケティングでは1つの業界に限らず、幅広く接することができるので、飽き性な私にとって、転職しても仕事に楽しさを感じながら長期的に勤めることができるのではないかと思い志望しました。

川村：私は前職の時よりも規模の大きいクライアントのマーケティング課題に対して、上流から手法に捉われずに課題を解決したいと思い、クロス・マーケティングを志望しました。あとは面接で寄り添ってくれる姿勢がとても印象的で、最終的な決め手となりました。

照：私もそれは物凄く印象的でした！自分のキャリアに寄り添ってくれているなと感じていました。

ーーお二人の現在の業務内容について教えてください。

川村：基本的にはセールスが受注まで担って、その後はリサーチャーに引き継ぐことが多いです。私が現在担当している大手通信キャリアのクライアントの支援プロジェクトはクロス・マーケティングとしては4年間、私は前任から引き継がれることとなり携わって2年が経ちます。

照：私も川村と同じプロジェクトにリサーチャーとして携わっています。その中で、生活者がどの通信キャリアを使用したいのか、といった意向を定期的にアンケートで聴取しています。主に週次でクライアントがやっている広告やキャンペーンなどのPR業務を確認しながら、アンケートの結果をもとに意向に対する影響等を確認しています。

ーー同じプロジェクトを担当されているのですね！組織の構成を詳しく教えてください。

川村：セールスは私と上司の2人で担当しています。リサーチャーは15〜20名体制で日々分析を実施しています。その中で、照を含めて4名のリサーチャーがフロント側として、分析と併せて提案にも携わっています。

ーー他のプロジェクトでもそれほどの人数で参画しているのでしょうか？

照：そんなこともないです。私たちが参画しているプロジェクトが、社内で一番大きな案件であるからだと思います。

年間億単位のプロジェクトで会社としてもビッグクライアントである為、その分多くのメンバーが参画しています。

ーー業務に取り組まれている中での成功体験を教えてください。

照：現在携わっている年間億単位のプロジェクトで、「来年もお願いします。」と言われていることが、成功体験だと思います。クライアントと密にコミュニケーションを取って、安心感や信頼を獲得するまでに地道にプロジェクトを進行することにとても苦労しましたが、ビッグクライアントから年単位でプロジェクトをお願いされていることは嬉しいですし、やりがいを感じて働くことができています。

川村：私も同じです。笑

もともと競合他社が長期的に支援してきたプロジェクトをリプレイスして頂いていたこともあり、クライアントの期待に応えられているのかなと思い安心しています。優秀なリサーチャーが多いので、これまで蓄えてきた知見を活かして、ここからさらに支援範囲を広げていきたいと考えています。

ーーお互いに対して業務の中で意識していることはありますか？

川村：セールス側はクライアントと一番近い距離で会話し、案件をスムーズに回すことがミッションです。案件をスムーズに回すために、リサーチャーがやりやすい環境を整えるよう気をつけています。難しい依頼についてはどうしたらリサーチャーのみなさんがやりやすくなるのかを、常に考えています。

照：当たり前と思うかもしれませんが、報連相を意識しています。クライアントと密にコミュニケーションをとるセールスとの認識に齟齬があると、プロジェクトの方向性がズレてしまうので、そういったトラブルを起こさないように、日常から報連相を徹底しています。打ち合わせする回数も多いので、直接クライアントとコミュニケーションを取らなくても、伴走していると感じて日々の業務に取り組んでいます。

あとは、仕事ありきのリサーチャーなので、セールスがいないとそもそも仕事がないので、とても感謝しています。笑

ーーリサーチャーの方もクライアントと折衝する機会はあるのでしょうか？

照：プロジェクトによります。分析からクライアントの前に立って提案まで実施することもあります。私の関わっている大手通信キャリアのプロジェクトはセールスのみならず、リサーチャーも含めて毎週クライアントと会議を実施しています。

ーーそれぞれの部署で競合他社と比較した際の強みはどのような点だと思いますか？

川村：セールス側は全員がクライアントのために徹底的に考え続け、柔軟性の高い提案ができている点だと思います。社風のようなものなのですが、先輩たちが当たり前にやっているので、後から入社した社員も影響を受けて行動しています。クライアントのゴールに対する手法が何パターンかある中で、自分主体で様々な手段を考えられる社員が多いです。

照：リサーチャー側でも同じようなことだと思います。分析する上で、上司に言われたことやこれまでの型に当てはまった手法を取り入れるのではなく、自分主体で様々な手段を考えられる社員が多いです。クライアントのニーズに合わせて手法にとらわれず分析できることがクロス・マーケティングの強みなのだと思います。

ーー業務外でもコミュニケーションをとることはあるのでしょうか？

川村：プロジェクトに関わる人たちとは節目に飲み会を開催していますね。フランクな関係で、新卒主体でイベントを実施したりしているので、組織を超えたコミュニケーションの細かさや密さが前職よりも多いと感じています。プロジェクトの責任者にも意見が言いやすいので、プロジェクトを前に進めるためのコミュニケーションがフラットです。

照：個人的な飲み会も多いと思います。部署の垣根なくメンバー同士の仲が良いので、プライベートでも関わる社員もいますね。