1
/
5

教育担当が振返る人財教育スタートアップと、これから。

今回はわが社の教育に関わる全てを一任されている工藤氏に、社内研修制度の立ち上げとこれからの展望について語って貰いました。


教育担当になったきっかけは?

なったきっかけは・・うーん確か、、

僕は人事の業務を行っていたのですが、通信業界未経験の中途の方には、ネットワークの基礎資格内容を教育してから配属させる方針となりまして、その際に「誰か教えられそうな人は?」っていうことになると、元々ネットワーク業務を行っていた僕が教えるのが良いのではないかということに。

その流れで、CCNAだけではなく、他も含めた全社の教育研修を任されるようになりました。

あと、安全品質とかISO27001認証取得(ISMS)など、全社に関わるものを構築・推進してきていたこともあり、会社の仕組み作りということで、その経験を踏まえての任命もあったかなと思います。


難しいorこだわったポイントは?

<教育研修 = 人材育成 = 経営資源 = 人財>

教育の専任になったものの、何もない状態でした。

というのも、新人研修だけはかろうじて行ってはいましたが、その後の既存社員への育成は、現場OJT任せとなっており、会社として将来を見据えた継続的な人材育成の計画や体系、仕組みが無く、その状態そのものが、大きな問題であり、課題でした。

最初に感じたことは、一人では「正直、荷が重いよなぁ」と感じていました。

ゼロからの立ち上げなので大変ではありますし、全社を巻き込むことへの責任や、何より上層部の人たちへ提案、同意を取り付けるといったところが難しいところなのですが、既存の仕組みはなく、柵もないことから、逆にゼロベースでCMJにフィットした形での構築が出来ると思い直しました。

そこで実行していく上で僕が気を付けなければと意識していることがあります。

それは一貫性をもつことです。一貫性はときにはデメリットにもなりますが、人材育成においては、「何のために行うのか」といった目的や意思、その信念などがしっかりとある状態で進めなていかないと、仕組みは作ったものの機能せず、結局は形骸化していってしまうと思います。

その一貫性を貫くために、上層部と意見がぶつかるようなこともあるかもしれません(笑)


今後どうしていきたいですか?

今後さらに教育制度を充実させていく礎として、まずビジネス活動の様々な局面において頻繁に発揮される普遍的スキルを学び、身に着けるための手段を先に導入しました。

導入したのは、ラーニングエージェンシーという外部期間の研修で、ITヒューマンスキルとして必要な以下に対し、300テーマ以上の研修を受講できます。

・実行・実践力

・想像力

・コミュニケーション力

会社に貢献するために、そして自分自身の成長のために、自分は何を「目的」とし、そのための自分の「役割」や「課題」は何なのかを考えて貰いたいと思ったからです。

そしてこれらは、専門力(技術力)の土台を築いたり、モチベーションを高めることに繋がるからです。

また次ステップとして、年内運用開始をターゲットに着手していることは、会社全体の「あるべきタスク(To Be)」と、それに紐づくスキル(テクノロジ/メソドロジ/ヒューマンスキル)を可視化し、会社が求める人財像および、その育成の中に、どう取り込もうか調査、設計を行っています。

これを運用させ中核にすることによって、研修体系をつくるだけでなく、目標設定や人事考課と連動させたり、アウトソーシングや自動/効率化できるタスクを定量的に判断したりできる機能を実現させていこうとしています。


転職者へ向けたメッセージ

僕は人財育成を定着化させ、強制的にでも刺激を与える場を設けていきますので、そういった環境を目いっぱい活用してくれる、向上心がありチャレンジ精神あふれる人財をお待ちしています!

株式会社アイルミッションでは一緒に働く仲間を募集しています

同じタグの記事

今週のランキング

mkさんにいいねを伝えよう
mkさんや会社があなたに興味を持つかも