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イベント×WEB×エンターテイメントの融合が生み出すクリエならではのソリューション。開発チームが大切にする価値観とは?

私たちクリエは、イベント、WEB、エンターテインメントを手がけるプロフェッショナル集団です。それらを融合させてトータルプロデュースすることにより、独自性の高いソリューションを生み出しています。


今回は開発業務のディレクションを務める執行役員の大塚さんにインタビューを実施。開発チームの特徴や、クリエならではのカルチャーなどを伺いました。



【プロフィール】

大塚 慶之:執行役員。2006年にクリエへ入社以来、Web制作・開発のシステムエンジニアを務め、主にバックエンドの開発やディレクションを担当している。


「かゆいところに手が届く存在」でありたい

――大塚さんはアルバイトでクリエに入社し、その後もエンジニアとして長く活躍してこられました。開発組織の変遷について教えていただけますか?


私が入社した当時のクリエは、エンターテイメント事業、イベント事業、WEB事業を中心に、各領域を融合しながら事業を展開していました。2010年を過ぎたあたりでしょうか、徐々にWEB事業が成長し、人員も拡大しました。


現在はフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアを中心に組織が構成されていますが、特に明確なすみ分けをしているわけではありません。リソースが足りない部分を互いに補い合ったりと、協力しながら業務を進めています。


――開発チームが大切にしている価値観やミッションはありますか?


お客様に言われたとおりに作るのではなく、潜在的なニーズや課題を引き出しながら「お客様が何をしたいか」をしっかりと把握する姿勢を大切にしています。まさに“かゆいところに手が届く存在”であることが、当社の開発チームの根底にある考え方だと思います。


――具体的に、どのような種類の案件が多いのでしょうか?


現在は受託開発を中心に、一部自社開発にも取り組んでいます。前者については、創業当初はエンタメ系の開発案件が多かったものの、途中から不動産業界の案件が増えてきました。また、キャンペーンサイトの応募フォームの設計などに携わる機会も多くあります。


後者については、直近でリリースされた「イベント受付システム」などが挙げられます。こちらは以前から当社が強みとしていたファンクラブ関連のイベント受付システムを母体とし、業界を問わずさまざまなお客様に導入いただけるシステムにバージョンアップしました。例えば、クローズドのイベントを行う際に、名簿データをシステムに取り込むことで、該当名簿の人のみQRコードで受付ができるサービスです。個別対応にも適応できる汎用性の高いシステムであるため、今後もさらなる展開を見込んでいます。


専門性を高めつつ、さまざまな領域の仕事に携われる魅力

――クリエに特徴的な取り組みや案件があれば教えてください。


やはり、当社のDNAでもある、イベント×WEB×エンターテイメントを融合させた案件が特徴的かと思います。1つの例を挙げると、映像制作の仕事を志す学生さんにTVCMの動画作品を応募してもらい、WEB上で投票や審査会を行うイベントを実施しました。著名なCMクリエイターの協力も仰ぎつつ、最終的には対面での授賞式も行いました。当初は日本国内のみの取り組みでしたが、評判が広まり、世界11か国から募集を行うイベントに拡大しました。


私は特設サイトの構築など応募の仕組みづくりに携わりましたが、その過程では各担当者間の連携に力を入れました。やはり、同じフロアで仕事をしているとはいえ、互いの仕事の奥深くまで理解できていないケースが多いからです。双方の認識合わせの面で苦労もありましたが、その分自分自身の成長にもつながりました。


――どのようなときに仕事のやりがいを感じますか?


元々ものづくりが好きなため、良いものが作れたときの満足感や達成感がやりがいにつながっています。


あとは、お客様から、システムの導入を通じて「便利になった」「業務が楽になった」といった声をいただいたときに喜びを感じます。先ほどのTVCMコンテストの案件でも、学生さんたちが喜ぶ声をじかに聞けたことが嬉しかったですね。


――クリエのエンジニアだからこそ経験できる事柄は?


小規模な会社ですので、兼務や兼任が多く、それぞれの専門性を高めつつも、いろいろな領域に携われる点が魅力だと思います。


また、エンターテイメントやイベント関連の仕事に携われることも特徴的ですね。エンジニアであっても、例えばタレントさんのファンクラブサイトを作る際に打ち合わせに同席する機会もありますよ。




同じ方向を目指して協働できる組織を作りたい

――開発チームの雰囲気やメンバーの特徴を教えてください。


まず、メンバーのバックグラウンドに関しては、近年はスクール出身者だったり、そのうえで他社で経験を積んだ人が増えてきました。当社の裁量の大きさに魅力を感じ、いろいろな技術を身につけたいといった思いで入社するメンバーが多い印象です。


雰囲気としては、全体的に真面目で、地道にコツコツと進めるタイプのメンバーが多いかもしれません。


――なるほど。そのような特徴を踏まえ、今後どのような人材の入社を期待しますか?


臆せずにどんどん自らの意見を発信できる方など、現状の組織に足りない部分を補っていただける人に来ていただけたら嬉しいですね。


技術的な面で言えば、最終的にはバックエンドの領域で中核となっていただける方を求めています。ただし、日々の受託開発業務においてはフロントエンドのリソースが枯渇しがちという現状があります。したがって、まずはフロントエンドのスキルを活かしながら、システム開発やバックエンドに軸足を移していく意欲がある方ですと、早期に活躍していただけるのではないかと感じます。もちろんバックエンドの経験がない方も、OJTを通じて学んでいただける環境がありますので、安心してご入社いただければと思います。


――今後、どのような開発チームを作りたいですか?


小さな組織であるがゆえに、各メンバーがバラバラな方向を向いているのは良くないと考えています。ですから、個々の内にある思いは違えど、「向かう方向性は同じ」である状態を目指して組織づくりをしていきたいです。


「手作り感」を大事に裁量を持って働ける会社

――クリエ社全体のカルチャーについて、大塚さんが感じる特徴を教えていただけますか。


大きく2つあります。1つが、「何でも自分たちでやりたい」志向が強いことです。既存のサービスが存在するようなものに関しても、わざわざ自分たちでパーツを準備して1から作りあげるような「日曜大工感」があるんです。その背景には、おそらく代表の今井の性格が影響しているかもしれません。今井はデスク周りの備品も、ありあわせのもので手作りしてしまったりするんですよ。


同様に、自分たちの手で生み出す意欲が高いからこそ、裁量を持って働ける点が当社の特徴だと言えます。私たちも個々人の成長を考えたアサインをするように心がけており、1つのことを突き詰めたい方よりも、幅広くチャレンジしたい思いを持った方にフィットする環境だと感じます。


もう1つが、コミュニケーションの活発さです。当社は社員旅行、飲み会、忘年会などの行事にも積極的であり、それらを前向きに楽しめる人が多い印象です。また、日常のコミュニケーションにおいても上司だから、先輩だからといった雰囲気はなく、とてもフラットな関係性で仲の良い職場ですね。


――最後に、今後の目標や展望をお聞かせください。


現在は受託案件の売上比率が多い状況ですが、今後は自社開発にもさらに尽力し、売上のもう1つの柱を作っていきたいと考えています。その過程で大きなサービスが生まれたら、また新たなサービスを生み出したりなど、「面白いこと」を残しつつ安定を図っていくことが目標です。


また、当社のDNAとして脈々と受け継がれているイベント事業やエンターテイメント事業に関しても、人ありきの要素はあるものの、機を見て強化していく予定です。当社ならではの各領域を融合させたサービスに対する期待も高く、これまでのノウハウを活かしながら世の中に新たな価値を提供していけたら嬉しいですね。


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