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なにをやっているのか

企業密着ドキュメンタリーのロケ。社長や社員の喜びや苦労をインタビューします
カウテレビジョンの社内には牛の置物がたくさんあります
◆カウテレビジョンとは? カウテレビジョンはネット動画のプロデュース集団です。本社は福岡市天神。従業員数22名。2018年に創業15年目を迎えました。 事業としては、企業を取材をする番組シリーズとして「企業密着ドキュメンタリー」「業界の舞台裏ドキュメント」「サービス解体新書」などを企画・制作したり、それらのコンテンツを配信するオウンドメディアとして「cowtv.jp」「hataraku-tv.com」など複数の自社メディアを運営しています。 ◆自社企画・自社制作・自社メディア カウテレビジョンは下請け制作を一切行っていません。 3大機能「自社企画・自社制作・自社メディア」を持つ全国的にも非常に珍しい独立系のネットTV運営会社です。自社企画のため自社に価格決定権を持っており、その結果、クルーは長時間労働せずに企画・制作業務をすることができます。これがビジネスモデル上の強みです。 ◆番組以外の企画・プロジェクトも また、2016年には最終試験で落とされた学生を救う「就活ファイナリスト企画」を、2017年に企業と学生をインターンシップで繋ぐ動画メディア「はたらくTV」をスタート。特にファイナリスト企画は日経新聞やNHKでも大きく取り上げられました。 今後も次々と世の中がアッと驚く新企画を打ち出し、世の中に必要とされているサービスを提供していきます。

なぜやるのか

2017年秋にクルーみんなで登山しました
企画部のミーティング風景 どうすれば価値が伝わるか?
◆創業のきっかけは9.11テロ 2001年9月、世界を震撼させたアメリカ9.11同時多発テロ事件。当時テレビ西日本(フジ系・福岡)の報道記者だった代表取締役の高橋は、テロ発生の4日後に現地ニューヨークへ緊急特派員として派遣されました。 混沌としたマンハッタン、煙を上げるグランドゼロの瓦礫、悲しみに暮れる人々・・・。そんな中、取材のためにマイクを向けた女性が放った言葉が彼の人生を変えます。 「あなたの人生も今日終わるかもしれない」 「もし、今日死ぬとしたら、胸を張れる?」 高橋は返す言葉もありませんでした。「人生の意味とは?」「生きるとは?死ぬとは?」真剣に死生観に向き合い、考え、悩んだ末、2年の歳月をかけて1つの答えにたどり着きました。 「事件や事故でなく、頑張る人の姿を報じるコンテンツを作ろう」 「撮る人、撮られる人、見る人の3者が皆ハッピーになる仕事をしよう」 こうして生まれたのが株式会社カウテレビジョンです。 ◆ソーシャルカンパニー カウテレビジョンは事業を通じて社会課題の解決を進めています。優先する価値観として、①社会性→②独自性→③経済性の順番で考えます。つまり、「儲かるか」よりも「社会の役に立つか」を重んじる経営ポリシーで貫かれています。そんなちょっと青臭い会社でも、年2~3回のボーナスと誇り高い仕事を提供できることに喜びを感じています。 ◆目下取り組んでいる社会課題 今、特に取り組んでいるのは「就職難と採用難」という社会課題です。企業を密着取材したドキュメンタリー映像によって企業の価値を学生に伝えるコンテンツを日々発信しています。

どうやっているのか

2018年春の社員旅行は沖縄へ!琉球ガラス体験しました
編集ソフトはPremireとAftereffectsがメインです
◆裁量と主役感を大切にしています カウではクルー1人1人の主役感を大切にしています。人にやらされる仕事は楽しくないが、自分が決めた仕事は面白い、それがたとえうまくいこうと失敗しようと。そんな、人が誰しも持っている願望を大切にしています。 ◆永く続く会社を創ろう もう1つ、カウが大切にしているポリシーに「会社の目的は永続であり、社員が幸せになることだ」という考えがあります。売上や利益は結果に過ぎない。まずは社員クルーが健全に働ける会社づくりをしようと日々研究・改善しています。